神奈川 スカイプのヒプノセラピーユニークアイは、ヒプノセラピー(催眠療法)セッション、暗示療法、退行療法、ヒプノセラピストプロ養成スクール、潜在意識の活用・自己催眠セミナーで、心の癒しと解放、親子関係の問題、トラウマ・生き辛さの解消、望む未来の創造をサポートします

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感情を癒し、感情を取り戻すヒプノセラピー

2021年07月22日

感情との距離感は?

感情…と言う言葉から、何を連想されるでしょうか?

感情的な人、感情的な振る舞いという言葉は、

あまり良いイメージではありません。

日常、笑ったり、怒ったり、悲しんだり… 

その時々に、さまざまな感情が流れていくのを感じていらっしゃるでしょうか?

感情は、人間ならば誰でも持っているもの。

とはいえ、感情の流れやそれぞれの感情を

本当に感じて過ごしているかには、個人差があります。

幼い子どもたちを観察していると、

豊かな感情が流れる様子を見て取ることが出来ます。

顔の表情やしぐさ、動作、行動などの全てが、

その感情を生き生きと表現したものとなっています。

時には見ている大人が、

少々居心地悪さすら感じてしまうほどです。

それもそのはず、大人の社会生活においては、

感情を率直に表に出すことは、基本的に歓迎されません。

むしろ感情の動きを自制することが

社会人としての仕事や個人の評価につながるようになっています。

職場で涙を見せることは、

恥ずかしいこと、みっともないことであると思うでしょうか?

幼い頃、あれほど生き生きとしていた私たちの感情体験は、

成長するにつれて表現の機会が無くなり、

少しずつ抑え込まれ、遠ざけられていきます。

私たちは、発達と成長の過程で、

自分の感情を制御し、時には隠すことで、社会生活に適応していきます。

なぜ感情が抑え込まれるの?

ところが、意識的、無意識的に、

感情に対するコントロールが行き過ぎてしまうことがあります。

そうなる原因はさまざまですが、たとえば、次のような場合があります。

  • 親によって感情表現を禁止された場合
  • 幼少期に感情を嫌悪した場合
  • トラウマ
  • 幼少期の緊張状態や愛情の欠如

私どものヒプノセラピー、多次元セラピーのセッションにお越しになった

クライアントの方々は、このような体験をなさっていることが多いのです。

感情が過度に抑圧されると、生き生きとした感情の流れが無くなり、

次第に感情と切り離されてしまいます。

そうなると、顔の表情に変化に乏しく、言葉に感情が込められず、

動揺しないクールで落ち着いた人物のように見られるでしょう。

幼少期に、何らかの理由によって、

感情を表現することを養育者から禁止される場合や、

歓迎されない場合などに、このような状態になることが少なくありません。

子どもにとって、親は絶対的な存在であり、

成長して自立するまでの間、

あらゆる面で親に依存しなければ、生きていくことが出来ません。

その大切な親が歓迎しないのであれば、

親から愛されたいと願う子どもは、自然に感情を切り離してしまうでしょう。

また、両親が感情的なタイプである場合、

感情をむき出しにした両親の口論や諍いを、

子どもが何度も目撃することで、不安や嫌悪を覚え、

感情に対してネガティブな印象を持つことがあります。

感情自体は、ネガティブなものではないのですが、

さまざまな感情のうち、不快感や怖れをかき立てる

ネガティブな感情だけが、繰り返し、強く表出されて、

感情イコール嫌なもの、歓迎できないものであると定着してしまうのです。

子どもは、不安や怖れ、ストレスを避けようとして、

ごく自然に感情を切り離し、

表に出さないようになってしまいます。

感情が切り離され、主として思考を使っていくことは、

学校生活においては、むしろプラスにはたらくことが少なくありません。

感情が表に出ないことは、

冷静さ、情緒の安定などと結び付いて受け取られることがあります。

その反対に、感情をむき出しにするふるまいは、

幼稚で不安定、未成熟であるとみなされることがあります。

感受性が高く、周囲の人々に対して敏感であるほど

大人の期待に応えようとして、

いっそう賢く見えるように行動するようになるかもしれません。

感情と切り離されてしまう状態を生む要因の中で

最も深刻であるのは、おそらく過去のトラウマ体験でしょう。

途方もなく辛い体験をすると、

怒りや悲しみや寂しさ、恨みなど、不快な感情が湧いてきます。

こうした不快で居心地のよくない感情を感じ続けている状態は、

その方にとって、たいへん辛いことですので、

感じないようにするために、無意識のうちに抑圧されていくのです。

ご自分の心を守るために、

感情など意識しないで過ごすほうが、心が穏やかでいられるのです。

幼少期の親との関係において、過度の緊張や満たされない思い、

無条件の愛の欠如などがあると、喜怒哀楽が抑え込まれ、

感情を感じにくくなっていきます。

無意識のうちに、自分の感情を見たくない人は、

周囲の人々、他者の感情に対しても、

向かい合い受け入れることが困難となっていくでしょう。

どのような感情も大切な感情

感情とは、どんな人にも在るのが当たり前のものなのですが、

上記のようなさまざまな理由によって、

在ってはならないものや、感じたくないものとなり、

人間関係の豊かなつながりや親密さ、

生き生きとした感動、生きている喜びなどからも

遠ざかってしまうこととなるのです。

感情を避けないでください。

ご自分の大切な一部分なのですから…。

怒りや恨み、悲しみや寂しさを嫌がらないでください。

それがどんな感情であっても、

感情はいろいろなことに気付かせてくれます。

人生や人間をより深いレベルで体験することに関連する

価値あるものだというふうに考えてみましょう。

感情を取り戻すヒプノセラピー  

何を幸せと感じるかは、その方によって異なるものです。

私は、幸せは、理屈を越えたところにあるもので、

思考の活動によって生み出されたり、自覚されたりするものではないと思っています。

喜びや安らぎなどの感情・感覚に包まれる時、私たちは、理屈を超えた充足感を覚え、

生きていて嬉しい、良かった…と感じるのです。

生き生きとした感情、豊かな感情を失くしてしまったとしても、

もしもそう望むならば、もう一度、感情を取り戻すことが出来ます。

そもそも最初に感情に蓋をしてしまうこととなった原因や状況、出来事などを探求し、

その状況を再体験しながら癒し、解放することが出来ます。

世の中には、さまざまな代替療法、セラピーやヒーリングなどがありますが、

ヒプノセラピーほど感情に迫り、感情にはたらきかけて癒すタイプのものは

他に類を見ないと言ってもよいでしょう。

潜在意識は、生きて経験したこと全てのデータベースです。

潜在意識の広大な領域には、生き生きとした感情が滞りなく流れていた時空と、

その流れが止められてしまった経緯などにまつわる全ての情報が蓄積されています。

ヒプノセラピーでは、軽い催眠状態を使って、

顕在意識と潜在意識の間にある壁=クリティカルファクターを乗り越え、

心の深層にアクセスすることが可能となります。

本当の気持ちや本音を潜在意識のデータベースの中から引き出して

もう一度、その時の思いに気付き、味わい、理解することが出来ます。

そして不要になった感情があるならば、それを手放すことを促します。

潜在意識の持つセルフヒーリングのパワーは、

現在のその方の癒しに役立つイメージを見せてくれるのです。

サブパーソナリティとの対話から

ヒプノセラピーで心を癒すサイトでご案内している

サブパーソナリティのセッションを用いて、

感情の問題にアプローチすることが出来ます。

たとえば感情を感じないようにさせているサブパーソナリティや、

感情を感じてはいけないと禁止しているサブパーソナリティに会いに行き、

なぜそうしているのか、じっくりと言い分を聴ききます。

サブパーソナリティ(副人格)は、その方に良かれと思って、

一生懸命、いろいろな配慮をしてくれていますので、

その意見に耳を傾けてみることで、さまざまな気付きを得られることがあります。

その方が思いも寄らなかった理由や考え方と出会い、

ご自分の内側の意識されていなかった側面に光が当てられて、

深い自己理解や納得感を得られることでしょう。

感情を失くしてしまった原因を探求して癒す

サブパーソナリティのセッションは、

退行しない(=過去の時点に戻らない)セッションですが、

退行療法や多次元セラピーを使ったアプローチでは、

問題の起源となった出来事に戻って、何が起こったのかを再体験して癒します。

子どもの頃、お母さんのおなかの中にいた胎児期、

あるいは前世・過去生などに退行してみると、

そこには感情にまつわる何かが見つかるはずです。

その全貌をリアルに体験するのが困難であるならば、ほんの一部分だけ、

その時の本当の思いを掬い取って見るだけでも、驚くほど心がほぐれて、楽になっていきます。

長らく感情と切り離されて過ごしていると、

生な感情に触れることは気が進まず、敬遠したくなるかもしれません。

ご自分の感情と向かい合うためには、

少しの勇気や気合いが必要となるかもしれません。

けれども、元々は豊かに流れていたはずの感情です。

人間であれば例外なく具えていて、自然に表現する感情を取り戻すプロセスは、

本来のホリスティックな全体としてのご自分が回復に向かい、

活力や自由、好奇心、創造性などと再びつながり、

まるで生まれ変わるような体験となることでしょう。


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親にして欲しかったこと、してもらえなかったこと

2018年07月04日

親子関係のお悩みは、言葉で言えないくらい
深刻となることが多いものです。

これまでにお会いしたクライアントの方のお話をお聴きしていると、
無視や理不尽な行動、虐待、ネグレクト、依存など、
そんなことがあってよいのかと、しばしば心が重苦しくなります。

幼少期に親御さんからされたこと、してもらえなかったことで、
現在も苦しみ、生き辛さを抱え、人間関係が上手くいかない方が、
どれほどたくさんいらっしゃることでしょうか。

そんな方のご参考となるケースを
こちらのブログでご紹介出てきたらと思うのですが、
それが難しいのは、親子関係の問題は、
本当にさまざまであるためです。

お一人おひとり、お悩みのポイントが異なります。

幼少期の環境と体験には、
そのご家庭の価値観、人間観、世界観が色濃く反映していて、
たとえば虐待であっても、それによって何が起こったか、
何がいちばん辛かったのかは、その方によって違うのです。

そうであっても、共通項として言えることは、
あるがままを受け入れてもらえなかったこと。

あるがままを認めて肯定し、
さらに「その方らしさ」が成長、進化していくための支えを
得られなかったということになるでしょう。

その方らしさとは、個性、持って生まれた資質・才能、志向、
親御さんとははっきりと異なる価値観・世界観などの全てです。

自分が自分であることは、幼い子どもにとって、
ごく自然な状態であり、それだけで充足し安定できる状態ですが、
そのベースを無視されたり、支持されなかったり、強く否定されたりしたら、
どうなるでしょうか?

その子にとって大好きで大切な親に受け入れてもらえない「自分」への
否定的な感情、不信感、懐疑、そして本来の自分との葛藤、
親に愛され、受け入れられるために、日常的に、
必死の努力と模索をしていかなければなりません。

ここにいて良いのだという世界への安心感や生きる喜びのない状態が
続いていくことになります。

そして、生命エネルギーや生き生きとした感覚、
自然に流れていく感情などが阻害され、疲労とストレスが生み出されます。

大人になってから、いろいろな問題が起こり、
(特に人間関係が上手くいかなくて)
ようやくそのことに気付かれる場合も少なくありません。

本当はして欲しかったのに、してもらえなかったこと、
されたくなかったのに、されてきたことに気付いて
愕然として、その後、腹立たしさや怒り、
不当に扱われた感覚を自覚できればよいのですが、
残念なことに、そうならない場合もあります。

実は、そうならない場合のほうが、いっそう複雑で厄介で、
対処するのが困難な問題をはらんでいることになるのですが、
それについては、また別の機会に書くことにします。

まず、今、心にある腹立たしさや怒り、無念さは、
正当な腹立たしさ、正当な感情であることを知って下さい。

そしてそんな怒りや被害者意識が湧いてきて、
その感情に圧倒されてしまったら、
心を解放し、癒すための何かをすることをお勧め致します。

カウンセリングや傾聴などは、
胸に淀んでいるもやもやした思いを言葉にすることで、
少しずつ整理がつき、心も落ち着いてくるでしょう。

そしてこれは大切なことですが、少し落ち着いてきましたら、
ご自分のこれまでを振り返ってみて、親御さんとの関係に対して、
取り返しがつかない不遇であるとか、
めったに無い外れクジを引いてしまった不運な自分
…という見方は、決してしていただきたくないのです。

大切な相手に受け入れられず、否定される体験は、
途方もない苦しみであることは間違いありません。

けれどもだからといって、人生には、
取り返しのつかないことは無いのです。

過去の苦しみや親の言動にばかり、意識を向けていたのでは、
本来のその方の人生が前に進んでいかなくなってしまいます。

本来のその方の個性の輝きが失われ、
本来のその方の才能や資質が発揮されずじまいになったとしたら、
これほど残念なことはありません。

これまでのケースから、申し上げたいのは、
どれほど過酷な状況を過ごされてきたとしても、
そうしたいという意図があるならば、
その影響から自由になる可能性がひらかれていくということです。

そのためには、親にして欲しかったのに、
してもらえなかったことを恨むよりも、
親がしてくれなかったことを、
ご自分でご自分に対して、してあげることです。

怒りや恨みや犠牲者意識に蓋をするのではなく、
十分に感じたうえで解放し、
そして、そこからは、ご自分でご自分を受け入れ、
あるがままを認め、
ご自分が本来はどのような人なのかを理解し、
ご自分らしく生きることを励まし、
勇気とパワーをご自分に与えてあげましょう。

「いったいなぜ私だけが…」と、
周囲の人とご自分を比べて、不運を嘆き続けていても、
何も良いことは起こりません。

もしも恨みや被害者意識、
長年に渡ってため込まれてきた怒りや反発が手に余るようでしたら、
安全に解放するお手伝いをさせていただくことが出来ます。

また、お一人で解放する方法などもお伝えすることが出来ます。

ですので、たとえ、今は苦しみのさなかにあったとしても、
より良い方向へ変わっていこう、人生を変えていこうという意図を
まずは持っていただければと思います。

それが解放と変容の第一歩となるでしょう。


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人間関係が上手くいかない理由 癒されていない心に気付く

2017年02月18日

職場の人間関係で、何も問題がないという方は、
おそらくほとんどいらっしゃらないのではないでしょうか?

何事もなくOKと感じていても、実は問題が存在しないのではなく、
気にしないでやり過ごす能力に長けていたり、
ストレス解消が出来ているだけかもしれません。

社会生活を送るうえでは、
人と人との良好な関係性を築くことのうえに
全ての仕事が成り立っているとさえ言えるかもしれませんが、
どんな職場にも、多かれ少なかれ人間関係の問題はあるものです。

組織の中で働くのではなく、
フリーランスや個人事業主などであったとしても、
仕事を前に進めていくためには、他者とつながりを持つことは不可欠であり、
それが円滑にいくことは、成功を左右すると言ってもよいでしょう。

他者との人間関係が上手くいかない時、
多くの場合、相性が良くない、不運だったなどと考えるものです。

あるいは相手を理解するための器に欠けると嘆いたり、
努力不足を感じて自責の念に苦しんだりする場合もあるでしょう。

人は、一人ひとりがユニークであり、
持って生まれた才能や資質、家庭環境、
成育歴、価値観、世界観などがそれぞれ異なっていますので、
人間関係は、その2人の間にのみ発生する、
独特な化学反応のようなものになります。

組織や集団であれば、いっそう複雑な様相となるでしょう。

では、人間関係が上手くいかないのは、個性の違いによるものであり、
上手くいかないほうが当たり前で、
仕方がないと思うほかはないのでしょうか?

私は、今から20年以上も前、セラピストとして仕事を始める前に、
数多くのセミナー、ワークショップ、スクールに参加した時期があります。

その目的は、自分を癒すこと、他者の癒しに役立つツールを習得すること、
自己覚知を深めること、病気や不調の原因と癒す方法について学ぶことでした。

そこでは、同じように自分を癒したい、他者の癒しを助けたいと望む
大勢の方々と出会う機会がありました。

セミナーなり、スクールなりの中での人間関係は、
当初、あまり居心地の良いものではなかったのですが、
自分の癒しが進み、自己理解が深まると、
それに伴って他者をあるがままにニュートラルに受け入れ理解することが
楽に出来るようになっていきました。

その時の経験を振り返って思うのは、特定の人物との関係や、
複数の人々とのつながりを心地よく感じられない理由は、
自分の中に在る…ということです。

別の言葉で言うならば、自分の中にまだ癒されていない領域があり、
その部分が他者に投影されていたり、
相手のちょっとした言動によって刺激を受けたり、
引き金を引かれたりする時に、
相手に対する否定的な感情が湧いてきて心が乱れ、
関係が壊れていくのです。

相手に対するジャッジや否定的な思いは、
相手の言動や人間性のためではないのだということになります。

癒しに関連するセミナーやワークショップにご興味を持たれる方は、
他者の癒しを助けたい方が多いわけですが、
実はもっと深いところには、自分を助けたい、癒したいという思いが
潜在していることが少なくありません。

他者よりもまず、ご自分のことをよく理解して、
ご自分の中に在る、癒しを待っている領域を認め、受け入れ、
丁寧に癒してあげることが、本当は求められ必要とされていることなのです。

ですから、たとえば職場の人間関係が上手くいかないのであれば、
上手くいかない相手の欠点や相性の悪さを考える前に、
ご自分の心と向かい合い、どの部分がひっかかるのか?
何が不快感をもたらすのかを、
丹念に、正直に、見つめることをお勧め致します。

その作業はそれなりに気合いの要ることで、もしかすると時に気まずく、
決して楽しいとは言えないかもしれません。

けれども、もしもそれを避けてしまったとしたら、
おそらくその先も、将来に渡って、同じような問題が、
繰り返し、日常に起こってくることになるでしょう。

職場を変わり、パートナーが変わり、友人が変わっていっても、
ご自分の癒されていない領域がそのまま残されている限り、
代わり映えのしない毎日が続くのではないでしょうか?

どんな方でも、例外なく、癒されていない領域を持っているものです。

癒しを必要とする何かが、心の深層に存在していることは、
少しも恥ずべきことではないことをご理解いただければと思います。

これまでにヒプノセラピーのセッションをさせていただいたケースでは、
幼少期の親子関係で傷付いた部分を、
相手に投影していることがよくありました。

幼い子どもにとって、親は途方もなく大きな存在ですので、
親との関係において、あまりにも辛く苦しい体験とそれに伴う感情は、
自分の心を守るために抑圧され、無かったことにされてしまいます。

見たくない、見ないと決めたものは、
他者の中に投影され、平静ではいられなくなります。

心の深層、潜在意識においては、
抑圧されたエネルギーは莫大なパワーを持ち、
ご本人の意思を越えたところで動き始めます。

ちょっと居丈高なところのある上司の中に、
支配的、威圧的で、絶対に逆らうことが許されなかった親を見てしまい、
訳もなく腹立たしくなって無用の反発をしてしまったり、
反対に委縮して自分の意見を言えなかったり…ということが
起こってしまうかもしれません。

上司との関係やチームワークが破壊され、
お仕事で真の実力を発揮できないばかりか、
正当な評価を得ることがかなわず、
どんどんストレスが溜まって苦しい立場に陥ることになるでしょう。

心の深層を見つめることは、大切なことです。

まず、気付くことが最初の一歩であり、
ご自分で気付いたり認めたりされたならば、
そこから解放と癒しに向かって進むことが出来ます。

ヒプノセラピーは、未完了の出来事を完了に向かわせ、
本当の気持ちと向かい合おうとする際には、
それを助けてくれる素晴らしい手法です。

けれども、そのことが難しい場合や、
気が進まないししたくないという場合には、
ヒプノセラピー以外のアプローチをとることが出来ます。

退行催眠で子どもの頃に戻ったり、
イメージの中で親と向かい合って対決したりしなくても、
他の心理療法やヒーリングを用いて、楽に解放することが出来ます。

どのようなアプローチがその方に適しているのかは、
カウンセリングでゆっくりとお話をお聴きして、
ご相談しながら選んでいきます。

人間関係が上手くいかない理由を、相性や不運や努力不足のせいにして
諦めないで下さい。

心の奥に潜んでいる痛みや屈折、もつれ、過去の決断、抑圧された感情など、
その方にとっての真実と、隠されている本当の思いに気付いてあげましょう。

ヒプノセラピー、エネルギーヒーリングで心を癒し、望む未来を創る


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ウツを責めないで ウツはその人のせいではない

2016年12月19日

鬱々とした気分に陥ったことのない方は、
おそらくいらっしゃらないのではないかと思います。

若い頃、まだ癒しやセラピーのことを勉強する前には、
私もしばしば気分の落ち込みを体験したことがありました。

若い頃は、まだ自分のことをよくわかっていませんし、
ストレスへの対処方法も、身に付いてはいません。

ちょっとしたことで心が折れてしまい、
いつまでもそのことを考え続け、頭を離れなくなって、気分が塞ぎます。

こうしたことは、よくあることで、
「普通」の範囲内と言ってもよいくらいのことだと思うのですが、
今日、お伝えしたいのは、これとは少し異なるウツ的な状態です。

普通、という言い方は、曖昧で、わかりにくい表現ですが、
生まれてから今日まで、いろいろなことがあっても、
まずまず人並みの生活を送っておられ、
家族関係もつかず離れず、さほどストレスなく、
それなりの人間関係も保たれ、職業生活を続けている…
そんなイメージでとらえていただければと思います。

それに対して、生まれる直前や直後の状況が複雑であったり、
幼少期に大きなトラウマがあったり、親子関係に問題があったり、
持病や障害などがあったり、
さまざまな理由で学校生活がストレスフルであったりして、
現在、ウツ的な状況にある方がおられます。

セッションルームには、これまでに、
このような方々がたくさんお越しになりました。

このような場合のウツ的状態は、
言葉では表せないほど辛いものとなってしまうのです。

たとえば、虐待、ネグレクト、過干渉など
幼少期の親との関係に問題があった場合は、
それがなかった場合と比べると、
ウツの苦しみは、例えようがないほど重く苦しいものとなるのです。

まずまず一般的な親子関係に恵まれた方は、おそらく、この途方もない辛さを、
本当には理解することが困難なのではないかと思うくらいです。

しかしながら、家族、親族、学校、職場、バイト先、ご近所の方々などが、
こうしたウツ的状態に接した時、単純にご自分の物差しで測って、
「よくあるウツ」とみなしてしまうことには、大きな危険が潜んでいます。

周囲の人々のうち、ウツを体験したことがないか、
あるいは幼少期に特に問題がなかった人は、あまり深く考えることなく、
「たいしたことはない」「気にしなくても大丈夫」
「少し休養を取れば良くなる」と考えがちです。

ウツとは、心が「風邪をひく」ことだとよく言われますが、
本当に風邪レベルと気安くとらえてしまうかもしれません。

それだけならばまだ良いのですが、
「他の人たちは何でもないのに、この人だけがウツになったのは、
この人の心が弱いからだ」
「物事を深刻に受けとめて暗い方向に考える性格のせいだ」と
思いがちです。

このような見方をすると、周囲の人たちのほうが正常で、
早くこの人も普通になって欲しい、なるべきだという期待を
投げかけるようになってしまうでしょう。

ウツは、体験したことのない方には、想像していただくほかはないものですが、
過去のトラウマや幼少期の親との苦しい関係の延長線上にあるウツについては、
想像を越えた過酷さや生き辛さを伴うことを、
ぜひ知っておいていただければと思います。

揉め事や苦しい対人関係の回避、お仕事の配置転換といった
ウツの直接的原因を取り除く方法のみでは、
改善に向かわないことが、しばしばあるものです。

過去は過去として、既に過ぎ去ったものであることは間違いありません。

けれどもそれは、その過去が、既に完了、完結している場合に限られます。

過去の出来事や人間関係がまだ癒されていない場合の苦しみや、
過去の体験によって作られてしまった感情反応、行動パターンなどは、
その大半が現在にそのまま持ち越されていて、今も同じ苦しみが続いており、
さらなる苦しみや悩みが新たに生み出されてしまうのです。

ご自分を癒すための十分な時間や環境、経済力、周囲の理解などがあるならば、
これまでの人生を振り返りながら、過去を癒していくことで、
現在もまた癒されていくでしょう。

とはいえ、現実には、癒しに取り組むことに専念できる環境にある方は、
残念ながら、あまり多くはないと思います。

セラピストとしては、たいへん悩ましいことです。

癒すための道筋や方法、セラピーのアプローチについては、
選択肢が複数あります。

個人セッションでは、それらをご提案し、実践出来るのですが、
ご家庭、学校、職場などのご都合や、
周囲からの期待とプレッシャーなどによって、
ご本人の気持ちに焦りが生まれ、ご自分を責めるモードに入ってしまうと、
状態はなかなか良くなられません。

人にはさまざまな成育歴があり、さまざまな親子関係があることを、
周囲の方々には思い起こしていただければと思います。

今、心身の状態が良い人や、幼少期に特に問題がなかった方は、
「自分には想像することすら出来ないけれども、
きっと計り知れない苦しみがある(あった)のだろう」
というスタンスで見てみましょう。

そして、これはとても大切なことですが、こうなってしまったのは、
ウツ的状態にある方の「せいではない」とご理解下さい。

周囲の方々は、その方を「問題がある人」「弱い人」であると
思わないようにしましょう。

幼少期の親子関係においては、
子どもには、生き方を選択する余地はありません。

親からどのような理不尽な態度をとられても、
どのような虐待を受けたとしても、子どもは親を愛しており、
親と一緒でなければ生存は出来ません。

ですので、その結果としての感情反応や行動パターンは、
自分を守り、親に愛され、辛い状況に適応するために編み出された
無意識の戦略であり、仕方がないことだったのです。

ですので、ウツ的な状態の方は、
くれぐれもご自分を責めないようにしましょう。

たとえ周囲からの理解がなくても、
励ましの言葉をかけられたり、回復を促されたりしたとしても、
それは理解が足りないせいであり、あなたが悪いのではありません。

ヒプノセラピーで心を癒す もっと自分らしく 望む未来を創る


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思うように改善していかない問題 ヒプノセラピーサポートプログラム

2015年09月08日

皆さまからのお問い合わせで、よくいただくのが、
ヒプノセラピーセッションの回数です。

「あと5回来てください。」
「全部で最低10回は必要です…」

このようなことを言われた経験のある方が
多いのではないでしょうか?

ヒプノセラピーのセッションは、
一度だけのセッションであっても、
その方が望む範囲で、必ず変容が起こると言われます。

そして、その方が解決したい問題やお悩みには、
複数の原因が複雑に絡まっていて、
一つを解きほぐしただけでは足りない…ということも
実はないとは言えないことです。

しかしながら、だからといって、
5回、10回のセッションをお勧めするということは、
どうなのでしょうか?

まず、心・身・魂の癒しは、
生きている限り、いつでも必要なものであり、
またいつでもその方にとって、役立つものだと思います。

一つの問題が解決に至ると、
その下に潜んでいた第二の問題が浮上してくるのです。

ですから、お気持ちがあるのでしたら、
折に触れて、心を見つめ、よりよい人生の可能性に向かって
さらなる癒しや解放を目指していかれるとよいでしょう。

どんなタイミングであっても、求める癒しは必ず起こり、
人生の質が向上していくのは間違いないと言ってよいでしょう。

それに対して、
ヒプノセラピーのセッションを何回受けるかということには、
もう少し現実的な要素が入ってきます。

たとえば時間的な余裕、経済的な余裕、介護や育児などご家族の状況、
体力や気力、癒しに取り組む動機づけや意欲などです。

また、どんなレベルをその方が求めておられるのかによっても異なります。

たとえば、体に痛みがある時、
痛みがある程度軽減されて、日常生活に支障がなければOK 
…という方もあれば、
完全に痛みがない状態を求める方もあります。

こうした要素は、その方にしかわからないところですので、
ゆっくりと検討されて、お好きな回数を、お好きなタイミングで
受けられたらよいかと思います。

基本的に私どもは、初回セッションで、
「あと○回のセッションが必要です」ということは申し上げません。

その方が、もう一度セッションをしたい、あるいは
もう一歩踏み込んで探求を続けたいと思われた時、
次回セッションを予約していただければと考えています。

ここで、ぜひご紹介しいのが、
ヒプノセラピーサポートプログラムです。

サポートプログラムは、その方の状態やテーマに応じて、
複数回のセッションと、セッション後のフィードバック、
癒しに役立つセミナーなどをひとつのプログラムにしたものです。

人間関係や親子の問題など大きなテーマ、
原因不明の不調など長期に渡る問題などにお勧めです。

たとえば、親子の問題がある場合、
幼少期のトラウマを癒す年齢退行、
胎児期のトラウマ・バーストラウマを癒す胎児期退行、
インナーチャイルド、インナーペアレント、サブパーソナリティ、
その親を選んだいきさつを探求する前世療法など、
一般的にお勧めできるセッションは、6種類以上に及びます。

さまざまな角度からアプローチする各種メニューを
ひととおり受けられたら、おそらく深いレベルでの解放と
癒しが起こることでしょう。

けれども通常は、こうしたセッションを次々に受けることは
たいへんエネルギーが要ることです。

一つの種類のセッションをされると、
心の深層が揺れ動いて、解放に向かい、
今まで意識されなかった感情が
湧いてくるようになるかもしれません。

こうした時に、セッション直後の変化やご質問に
きめこまかく対応させていただけるのが、
ヒプノセラピーサポートプログラムのメリットです。

複数のセッションのみならず、
セミナーやワークショップが組み込まれていることで、
潜在意識と顕在意識の両面からはたらきかけ
バランスを取りながら進めることが出来ます。

ヒプノセラピーサポートプログラムでは、
単発のセッション・セミナーの組み合わせよりも、
料金が割引され、リーズナブルとなっています。

心理的、精神的、経済的な負担を軽くして、
癒しに積極的に取り組まれる方々を、
より丁寧にサポートさせていただければと考えて
作ったものです。

ヒプノセラピーサポートプログラムには、
複数回のヒプノセラピーセッションにフィードバックを挟む形のものと、
セミナーなども含むテーマ別のサポートプログラムの2種類があります。

長年、さまざまな方法を用いて取り組んできたものの
なかなか結果が出ないようなケースで、
サポートプログラムを使って実際に効果が現れたケースが
これまでにも多数あります。

頑固な不調や断続的な不調、親子関係にまつわるテーマには、
特にお役に立つと考えています。

サポートプログラムのページには、
癒しを望んでいるのに、癒しのプロセスが
思うように進んでいかない原因についても、
これまでのセッション経験から考察し、まとめてあります。

ご参考にしていただければと思います。

詳細は、左サイドメニューから、
ヒプノセラピーサポートプログラム のページをご覧ください。

ヒプノセラピーで心を癒す もっと自分らしく自己実現 望む未来を創る


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親との関係を癒すヒプノセラピー インナーチャイルドとインナーペアレント

2014年11月09日

幼少期の親御さんとの関係によって傷付き、お悩みになっている方は
多くの方々が想像している以上に多いものです。

それどころか親に心を傷付けられたことのない方はいない…
とさえ言えるかもしれません。

親と子どもは、あらゆる人間関係の中で、
最も濃密なつながりを持ちます。

特に母親と子どもの場合、出生以前の妊娠期間から
その関係は始まり、継続していくのです。

良かれ悪しかれ、親御さんからは絶大な影響を受け、
成長後も、もしかすると生涯に渡って、無意識的、意識的に、
親御さんのふるまい、選択、価値観、人間観は
その方の日常に色濃く反映されていきます。

それはおそらく何かのきっかけや出来事で
ご自分を客観視される時(そうせざるを得ない時)まで
続いていくことでしょう。

私どものセッションルームにも、
親御さんとの関係を癒そうとお越しになる方が少なくありません。

そのような時は、まずはじっくりとお話をお聴きします。

親御さんとその方との間にどんなことが起こっていたのか、
お悩みはその方のご家庭やパーソナリティによって実にさまざまであり、
人間同士が作り出す独特の化学反応とさえ言える結果を生み出します。

たとえば同じように虐待やネグレクトを体験されていたとしても、
ご本人がそれをどのように感じられ、受け取られていたかは人それぞれ。

その時、親御さんに対してどのように立ち向かい、
心を守り、適応していったのかについても
個人差が大きいものです。

親子関係を癒すヒプノセラピーとしてよく知られているものに、
インナーチャイルドや年齢退行、
インナーペアレント、胎児期退行などのセッションがあります。

この中のどれを選び、いつ、どのように行うかの選択は、
現在のその方が何を望み、どのように変容したいのかが
重要なカギとなります。

ある方は、親御さんに対する怒りを抑圧して心身の不調や人間関係に苦しみ、
その支配や依存から自由になりたいと思われ、
また別のある方は、記憶に残っていないトラウマ体験を一度掘り下げて、
その時何が起こり、本当はどんな気持ちだったのかを理解したうえで
癒したいと考えておられるかもしれません。

これといって問題は抱えていないけれども、
何故か生き辛い、未来に希望が持てないという場合もあるかもしれません。

インナーチャイルド、インナーペアレント、年齢退行、胎児期退行は、
それぞれ目的と効果が異なっています。

これらのうちの一つを選んで、ゆっくりと丹念に行うこともあり、
複数を組み合わせて1セッションの中で行っていくこともあります。

親からの否定的な影響、いわゆる親の呪いから脱して
一人の人間として自立し、自由にご自分の人生を生きようとお考えならば、
こうした癒しのツールを用いて、
解放と癒しを待っている心の領域と向かい合うことが出来ます。

対等の大人同士として、親御さんとよりよい人間関係を築かれた時、
本当の意味での心の親離れ子離れが達成され、
ご自分らしく、いっそう充実感を味わいながら過ごせるように
変容を遂げていかれることでしょう。

心の中にさまざまな思いが渦巻き、
収集がつかず、展望も持てない場合には、
まずは一度、カウンセリングにお越しいただければと思います。

ヒプノセラピーそのものの方法や特長、
インナーチャイルドなど親子関係を癒すためのさまざまな方法について
ご理解、納得いただけるまでお話をさせていただいています。

そしてヒプノセラピーをなさる場合には、
その方のご希望と状況をお聴きして、
ご相談しながらご一緒に選んでいきます。

ヒプノセラピーは気が進まない、今回は見合わせるという場合、
ご自宅で楽に行えるセルフヒーリングワークを
ご紹介させていただいています。

長期に渡る根深い問題や、漠然とした生き辛さなどは
言葉では表現しにくくお話し辛いことと思いますが、
どうぞお気軽にご相談下さい。

ヒプノセラピーで心を癒す 親との関係を癒すセッション


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親子関係…入り組んで複雑な細い道を振り返ると

2014年11月05日

すっかり秋らしくなって、
朝の冷え込みが身に染みるようです。

街中でも美しい紅葉が目を楽しませ、
柿の実も美味しそうに色づいています。

ヒプノセラピーの個人セッションをさせていただいていると、
いつも思うことは、親子関係の深さ、難しさ、複雑さです。

親は、人が生まれて最初に出会う世界そのもの。
人としての存在のベース、拠り所です。

そして数年間の間は、依存し保護を受けなくては、
生きていくことが困難となります。

生まれ育つ環境が、愛情に満ちた居心地のよい場所ならば
このうえなく素晴らしいことですが、
さまざまな事情・理由によって、
残念ながらそうはならないこともあります。

ものごころついて、さらに成長を続け、
ある時、ふと気付くことがあるかもしれません。

自分と親との関係は、どんなものだったのか、
客観的に振り返ってみた時、
今まで当たり前と受け入れていたことが、
実はそうではない可能性も含んでいたのかもしれないと。

子どもにとって、家庭環境や家族のメンバーは、
絶対的な守りであり制限でもあります。

幼少期に心が満たされなかったり、
傷つけられたりする体験をすると、
それはその後の人生において、どこかに必ず影響を及ぼします。

辛い感情や身体感覚を切り離し、記憶を失くすことで
自分を守り、適応しようとすることもあります。

対人関係やパートナーシップなどの領域では、
ご本人が気付いていなかったとしても、
親御さんから意識的、無意識的に受け継いだ信念やプログラムが
大切な選択や行動に反映されていきます。

親子関係は、私たちにとって永遠のテーマ、
人生におけるどのような問題も、
親子関係とつながりのないものはない…と言ってよいほどです。

これほどまでに根が深く、長期間に渡って続いていき、
深刻な問題を引き起こすテーマはありません。

今、この瞬間も、親子関係に悩み、傷付き、苦しんでおられる方は
たくさんいらっしゃることでしょう。

親子関係が良好であったか否かは、
客観的に測る指標があるわけではありませんし、
またどこから見ても問題のない家庭であったとしても、
幼い子どもの心が傷付くことはあります。

何によって、どれほど心が傷付いたのかは、
その方の主観によるものだからです。

たとえば何をしていても空しい、生き辛い、
自分が自分らしく在ることが困難である、
人間関係が上手くいかない、
自己価値が低い…などに気付くことがあったら、
癒しと変容への足掛かりを得て、
ご自分を癒すための最初のステップに
既に進みつつあるということになります。

セッションルームにお越しになる方々とお話をさせていただくと、
その気付きのレベルはたいへん高く、
癒しに向かう前向きな姿勢をお持ちです。

けれども気付いてはいるものの、その癒しを必要としている領域に、
どうしても踏み込むことが出来ない場合もあります。

人には、その方のペースやタイミングがあるものです。

そして、これはあまり言われないことですが、
人には、心ゆくまで十分に悩んだり苦しんだりする権利もあるのです。

前に進めない…と感じておられるならば、
それもよいことです。

他者と比べる必要はありませんし、比べられるものでもありませんので、
焦ることなく、ご自分をジャッジすることもやめて、
とにかく今日という日を、大切に過ごされてはいかがかと思います。

お悩みや苦悩の中で過ごす日々は、
どこにも光が見えず、不安や暗い気分の中に沈み込んでいくように
思われるかもしれません。

今すぐに、その全てから解放されるのではなくても、
希望を失わずに、とりあえず今日だけは…と思って、
なるべく明るい気持ちでいられるように心がけてみましょう。

どんな方にも、自己治癒力が具わっています。

潜在意識は、今、こうしている間も休みなく働き続け、
その方の自分史に関わるあらゆるデータを保存してくれています。

深まっていく秋、心の奥のさらに深いところに何が在るのか、
探求してみたいと思われたら、潜在意識に導かれて、
いつでも新しいご自分に出会う旅に出かけることが出来るでしょう。

ヒプノセラピーで心を癒す 自分らしく、望む未来を実現


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