神奈川 スカイプのヒプノセラピーユニークアイは、ヒプノセラピー(催眠療法)セッション、暗示療法、退行療法、ヒプノセラピストプロ養成スクール、潜在意識の活用・自己催眠セミナーで、心の癒しと解放、親子関係の問題、トラウマ・生き辛さの解消、望む未来の創造をサポートします

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感情を癒し、感情を取り戻すヒプノセラピー

2021年07月22日

感情との距離感は?

感情…と言う言葉から、何を連想されるでしょうか?

感情的な人、感情的な振る舞いという言葉は、

あまり良いイメージではありません。

日常、笑ったり、怒ったり、悲しんだり… 

その時々に、さまざまな感情が流れていくのを感じていらっしゃるでしょうか?

感情は、人間ならば誰でも持っているもの。

とはいえ、感情の流れやそれぞれの感情を

本当に感じて過ごしているかには、個人差があります。

幼い子どもたちを観察していると、

豊かな感情が流れる様子を見て取ることが出来ます。

顔の表情やしぐさ、動作、行動などの全てが、

その感情を生き生きと表現したものとなっています。

時には見ている大人が、

少々居心地悪さすら感じてしまうほどです。

それもそのはず、大人の社会生活においては、

感情を率直に表に出すことは、基本的に歓迎されません。

むしろ感情の動きを自制することが

社会人としての仕事や個人の評価につながるようになっています。

職場で涙を見せることは、

恥ずかしいこと、みっともないことであると思うでしょうか?

幼い頃、あれほど生き生きとしていた私たちの感情体験は、

成長するにつれて表現の機会が無くなり、

少しずつ抑え込まれ、遠ざけられていきます。

私たちは、発達と成長の過程で、

自分の感情を制御し、時には隠すことで、社会生活に適応していきます。

なぜ感情が抑え込まれるの?

ところが、意識的、無意識的に、

感情に対するコントロールが行き過ぎてしまうことがあります。

そうなる原因はさまざまですが、たとえば、次のような場合があります。

  • 親によって感情表現を禁止された場合
  • 幼少期に感情を嫌悪した場合
  • トラウマ
  • 幼少期の緊張状態や愛情の欠如

私どものヒプノセラピー、多次元セラピーのセッションにお越しになった

クライアントの方々は、このような体験をなさっていることが多いのです。

感情が過度に抑圧されると、生き生きとした感情の流れが無くなり、

次第に感情と切り離されてしまいます。

そうなると、顔の表情に変化に乏しく、言葉に感情が込められず、

動揺しないクールで落ち着いた人物のように見られるでしょう。

幼少期に、何らかの理由によって、

感情を表現することを養育者から禁止される場合や、

歓迎されない場合などに、このような状態になることが少なくありません。

子どもにとって、親は絶対的な存在であり、

成長して自立するまでの間、

あらゆる面で親に依存しなければ、生きていくことが出来ません。

その大切な親が歓迎しないのであれば、

親から愛されたいと願う子どもは、自然に感情を切り離してしまうでしょう。

また、両親が感情的なタイプである場合、

感情をむき出しにした両親の口論や諍いを、

子どもが何度も目撃することで、不安や嫌悪を覚え、

感情に対してネガティブな印象を持つことがあります。

感情自体は、ネガティブなものではないのですが、

さまざまな感情のうち、不快感や怖れをかき立てる

ネガティブな感情だけが、繰り返し、強く表出されて、

感情イコール嫌なもの、歓迎できないものであると定着してしまうのです。

子どもは、不安や怖れ、ストレスを避けようとして、

ごく自然に感情を切り離し、

表に出さないようになってしまいます。

感情が切り離され、主として思考を使っていくことは、

学校生活においては、むしろプラスにはたらくことが少なくありません。

感情が表に出ないことは、

冷静さ、情緒の安定などと結び付いて受け取られることがあります。

その反対に、感情をむき出しにするふるまいは、

幼稚で不安定、未成熟であるとみなされることがあります。

感受性が高く、周囲の人々に対して敏感であるほど

大人の期待に応えようとして、

いっそう賢く見えるように行動するようになるかもしれません。

感情と切り離されてしまう状態を生む要因の中で

最も深刻であるのは、おそらく過去のトラウマ体験でしょう。

途方もなく辛い体験をすると、

怒りや悲しみや寂しさ、恨みなど、不快な感情が湧いてきます。

こうした不快で居心地のよくない感情を感じ続けている状態は、

その方にとって、たいへん辛いことですので、

感じないようにするために、無意識のうちに抑圧されていくのです。

ご自分の心を守るために、

感情など意識しないで過ごすほうが、心が穏やかでいられるのです。

幼少期の親との関係において、過度の緊張や満たされない思い、

無条件の愛の欠如などがあると、喜怒哀楽が抑え込まれ、

感情を感じにくくなっていきます。

無意識のうちに、自分の感情を見たくない人は、

周囲の人々、他者の感情に対しても、

向かい合い受け入れることが困難となっていくでしょう。

どのような感情も大切な感情

感情とは、どんな人にも在るのが当たり前のものなのですが、

上記のようなさまざまな理由によって、

在ってはならないものや、感じたくないものとなり、

人間関係の豊かなつながりや親密さ、

生き生きとした感動、生きている喜びなどからも

遠ざかってしまうこととなるのです。

感情を避けないでください。

ご自分の大切な一部分なのですから…。

怒りや恨み、悲しみや寂しさを嫌がらないでください。

それがどんな感情であっても、

感情はいろいろなことに気付かせてくれます。

人生や人間をより深いレベルで体験することに関連する

価値あるものだというふうに考えてみましょう。

感情を取り戻すヒプノセラピー  

何を幸せと感じるかは、その方によって異なるものです。

私は、幸せは、理屈を越えたところにあるもので、

思考の活動によって生み出されたり、自覚されたりするものではないと思っています。

喜びや安らぎなどの感情・感覚に包まれる時、私たちは、理屈を超えた充足感を覚え、

生きていて嬉しい、良かった…と感じるのです。

生き生きとした感情、豊かな感情を失くしてしまったとしても、

もしもそう望むならば、もう一度、感情を取り戻すことが出来ます。

そもそも最初に感情に蓋をしてしまうこととなった原因や状況、出来事などを探求し、

その状況を再体験しながら癒し、解放することが出来ます。

世の中には、さまざまな代替療法、セラピーやヒーリングなどがありますが、

ヒプノセラピーほど感情に迫り、感情にはたらきかけて癒すタイプのものは

他に類を見ないと言ってもよいでしょう。

潜在意識は、生きて経験したこと全てのデータベースです。

潜在意識の広大な領域には、生き生きとした感情が滞りなく流れていた時空と、

その流れが止められてしまった経緯などにまつわる全ての情報が蓄積されています。

ヒプノセラピーでは、軽い催眠状態を使って、

顕在意識と潜在意識の間にある壁=クリティカルファクターを乗り越え、

心の深層にアクセスすることが可能となります。

本当の気持ちや本音を潜在意識のデータベースの中から引き出して

もう一度、その時の思いに気付き、味わい、理解することが出来ます。

そして不要になった感情があるならば、それを手放すことを促します。

潜在意識の持つセルフヒーリングのパワーは、

現在のその方の癒しに役立つイメージを見せてくれるのです。

サブパーソナリティとの対話から

ヒプノセラピーで心を癒すサイトでご案内している

サブパーソナリティのセッションを用いて、

感情の問題にアプローチすることが出来ます。

たとえば感情を感じないようにさせているサブパーソナリティや、

感情を感じてはいけないと禁止しているサブパーソナリティに会いに行き、

なぜそうしているのか、じっくりと言い分を聴ききます。

サブパーソナリティ(副人格)は、その方に良かれと思って、

一生懸命、いろいろな配慮をしてくれていますので、

その意見に耳を傾けてみることで、さまざまな気付きを得られることがあります。

その方が思いも寄らなかった理由や考え方と出会い、

ご自分の内側の意識されていなかった側面に光が当てられて、

深い自己理解や納得感を得られることでしょう。

感情を失くしてしまった原因を探求して癒す

サブパーソナリティのセッションは、

退行しない(=過去の時点に戻らない)セッションですが、

退行療法や多次元セラピーを使ったアプローチでは、

問題の起源となった出来事に戻って、何が起こったのかを再体験して癒します。

子どもの頃、お母さんのおなかの中にいた胎児期、

あるいは前世・過去生などに退行してみると、

そこには感情にまつわる何かが見つかるはずです。

その全貌をリアルに体験するのが困難であるならば、ほんの一部分だけ、

その時の本当の思いを掬い取って見るだけでも、驚くほど心がほぐれて、楽になっていきます。

長らく感情と切り離されて過ごしていると、

生な感情に触れることは気が進まず、敬遠したくなるかもしれません。

ご自分の感情と向かい合うためには、

少しの勇気や気合いが必要となるかもしれません。

けれども、元々は豊かに流れていたはずの感情です。

人間であれば例外なく具えていて、自然に表現する感情を取り戻すプロセスは、

本来のホリスティックな全体としてのご自分が回復に向かい、

活力や自由、好奇心、創造性などと再びつながり、

まるで生まれ変わるような体験となることでしょう。


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ウツを責めないで ウツはその人のせいではない

2016年12月19日

鬱々とした気分に陥ったことのない方は、
おそらくいらっしゃらないのではないかと思います。

若い頃、まだ癒しやセラピーのことを勉強する前には、
私もしばしば気分の落ち込みを体験したことがありました。

若い頃は、まだ自分のことをよくわかっていませんし、
ストレスへの対処方法も、身に付いてはいません。

ちょっとしたことで心が折れてしまい、
いつまでもそのことを考え続け、頭を離れなくなって、気分が塞ぎます。

こうしたことは、よくあることで、
「普通」の範囲内と言ってもよいくらいのことだと思うのですが、
今日、お伝えしたいのは、これとは少し異なるウツ的な状態です。

普通、という言い方は、曖昧で、わかりにくい表現ですが、
生まれてから今日まで、いろいろなことがあっても、
まずまず人並みの生活を送っておられ、
家族関係もつかず離れず、さほどストレスなく、
それなりの人間関係も保たれ、職業生活を続けている…
そんなイメージでとらえていただければと思います。

それに対して、生まれる直前や直後の状況が複雑であったり、
幼少期に大きなトラウマがあったり、親子関係に問題があったり、
持病や障害などがあったり、
さまざまな理由で学校生活がストレスフルであったりして、
現在、ウツ的な状況にある方がおられます。

セッションルームには、これまでに、
このような方々がたくさんお越しになりました。

このような場合のウツ的状態は、
言葉では表せないほど辛いものとなってしまうのです。

たとえば、虐待、ネグレクト、過干渉など
幼少期の親との関係に問題があった場合は、
それがなかった場合と比べると、
ウツの苦しみは、例えようがないほど重く苦しいものとなるのです。

まずまず一般的な親子関係に恵まれた方は、おそらく、この途方もない辛さを、
本当には理解することが困難なのではないかと思うくらいです。

しかしながら、家族、親族、学校、職場、バイト先、ご近所の方々などが、
こうしたウツ的状態に接した時、単純にご自分の物差しで測って、
「よくあるウツ」とみなしてしまうことには、大きな危険が潜んでいます。

周囲の人々のうち、ウツを体験したことがないか、
あるいは幼少期に特に問題がなかった人は、あまり深く考えることなく、
「たいしたことはない」「気にしなくても大丈夫」
「少し休養を取れば良くなる」と考えがちです。

ウツとは、心が「風邪をひく」ことだとよく言われますが、
本当に風邪レベルと気安くとらえてしまうかもしれません。

それだけならばまだ良いのですが、
「他の人たちは何でもないのに、この人だけがウツになったのは、
この人の心が弱いからだ」
「物事を深刻に受けとめて暗い方向に考える性格のせいだ」と
思いがちです。

このような見方をすると、周囲の人たちのほうが正常で、
早くこの人も普通になって欲しい、なるべきだという期待を
投げかけるようになってしまうでしょう。

ウツは、体験したことのない方には、想像していただくほかはないものですが、
過去のトラウマや幼少期の親との苦しい関係の延長線上にあるウツについては、
想像を越えた過酷さや生き辛さを伴うことを、
ぜひ知っておいていただければと思います。

揉め事や苦しい対人関係の回避、お仕事の配置転換といった
ウツの直接的原因を取り除く方法のみでは、
改善に向かわないことが、しばしばあるものです。

過去は過去として、既に過ぎ去ったものであることは間違いありません。

けれどもそれは、その過去が、既に完了、完結している場合に限られます。

過去の出来事や人間関係がまだ癒されていない場合の苦しみや、
過去の体験によって作られてしまった感情反応、行動パターンなどは、
その大半が現在にそのまま持ち越されていて、今も同じ苦しみが続いており、
さらなる苦しみや悩みが新たに生み出されてしまうのです。

ご自分を癒すための十分な時間や環境、経済力、周囲の理解などがあるならば、
これまでの人生を振り返りながら、過去を癒していくことで、
現在もまた癒されていくでしょう。

とはいえ、現実には、癒しに取り組むことに専念できる環境にある方は、
残念ながら、あまり多くはないと思います。

セラピストとしては、たいへん悩ましいことです。

癒すための道筋や方法、セラピーのアプローチについては、
選択肢が複数あります。

個人セッションでは、それらをご提案し、実践出来るのですが、
ご家庭、学校、職場などのご都合や、
周囲からの期待とプレッシャーなどによって、
ご本人の気持ちに焦りが生まれ、ご自分を責めるモードに入ってしまうと、
状態はなかなか良くなられません。

人にはさまざまな成育歴があり、さまざまな親子関係があることを、
周囲の方々には思い起こしていただければと思います。

今、心身の状態が良い人や、幼少期に特に問題がなかった方は、
「自分には想像することすら出来ないけれども、
きっと計り知れない苦しみがある(あった)のだろう」
というスタンスで見てみましょう。

そして、これはとても大切なことですが、こうなってしまったのは、
ウツ的状態にある方の「せいではない」とご理解下さい。

周囲の方々は、その方を「問題がある人」「弱い人」であると
思わないようにしましょう。

幼少期の親子関係においては、
子どもには、生き方を選択する余地はありません。

親からどのような理不尽な態度をとられても、
どのような虐待を受けたとしても、子どもは親を愛しており、
親と一緒でなければ生存は出来ません。

ですので、その結果としての感情反応や行動パターンは、
自分を守り、親に愛され、辛い状況に適応するために編み出された
無意識の戦略であり、仕方がないことだったのです。

ですので、ウツ的な状態の方は、
くれぐれもご自分を責めないようにしましょう。

たとえ周囲からの理解がなくても、
励ましの言葉をかけられたり、回復を促されたりしたとしても、
それは理解が足りないせいであり、あなたが悪いのではありません。

ヒプノセラピーで心を癒す もっと自分らしく 望む未来を創る


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心のすきまを埋めるために アートセラピー、レイキヒーリング、ヒプノセラピーでトラウマを癒す

2013年12月18日

こころが傷つくような体験をした時、
私たちは無意識のうちに心の傷を修復しようとします。

人間には自己治癒力が備わっていますので、
時間の経過とともに、少しずつ、少しずつ、
その傷は癒えてきます。

けれども、完治するまでの間、
傷口はひりひりと痛みます。

「傷などなかったことにする」というのは、
自分を守るために行うよくある方法です。

嫌なものや怖いものを見てしまった時、
「見なかったことにしよう」と目を閉じてしまうのと似ていますね。

傷の辛さを補って余りある何かを
引き換えに手に入れようとすることもよくあります。

職場でストレスを受けた時、
仕事帰りに、自分へのご褒美として、
何かおいしいものを食べたり、お酒を飲んだり、
ちょっと良いものを買ったりすることがあります。

評伝や伝記などをひも解くと、
たとえば、幼少期のトラウマをバネとして、
偉業を打ち立てるエピソードに出会います。

事業を起こしたり、オリンピックでメダルを獲得したり、
他者には真似のできないことを達成することがあります。

他人が持っていない特別なものや、
経済力、地位、名誉、財産、土地家屋などを所有すると、
心が満たされて、傷の痛みが紛れるということもあるでしょう。

こうしたことは、誰もが無意識にしているといってもよいことで、
間違いとかよくないということはありません。

けれども代償や埋め合わせによって、
一時的に、心が満たされたと感じていても、
元々あった傷の痛みが、
ある時、思いがけず浮上することがあります。

こうしたことに気付いたならば、
その方の中で、トラウマがあった事実を受け入れ、
その痛みがずっとあったことを認め、
向き合うためのチャンスと捉えることもできます。

過去のトラウマは、
それを体験した方以外の人には想像もつかないほどの
深刻なダメージを与えます。

無理に急いで癒そうとする必要はありません。

ゆっくりと、時間をかけて、
タイミングがきたと感じられたら
ヒプノセラピーを試してみるのもよいでしょう。

トラウマの記憶が生々しく残っているような場合には、
辛い過去には戻りたくない、
絶対に思い出したくないと思われるのは当然のことです。

ヒプノセラピーには、
退行する(過去に戻って再体験する)もののほかに
退行を行わない方法もあります。

また退行を用いることのない癒しの手法、
たとえばアートセラピーなどもお勧めすることができます。

アートセラピーは、言葉を使わずに、
形や色彩、素材のみを用いて、穏やかに心を癒すことができます。

レイキヒーリングも、無理なく、穏やかに作用していきます。

現在の状態に適した方法や、ご希望の手法を
ご一緒に見つけることができますので
まずはお気軽にご相談いただければと思います。


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再体験したくないトラウマを癒す

2013年11月07日

ヒプノセラピー(催眠療法)のうち、
年齢退行前世療法などの退行療法では、
通常、過去のある時点へ退行し、
問題の原因となっている出来事を再体験します。

出来事に由来する、否定的な感情を解放し、
未完了のエピソードがあるならば、
それを完了させてから、現在に戻ってきます。

過去に退行して、その時点での自分を癒すと、
現在の自分も同時に癒され、
カタルシスが起こります。

退行することによって、
一時的に辛い思いがよみがえってきたとしても、
ひとたび直視して、克服できるならば、
それに越したことはないかもしれません。

退行することのメリットとして、
忘れてはならないことがもうひとつあります。

自分で思い込んでいた出来事の詳細が、
実はかなり違っていて、
誤解や勘違いが含まれていたり、
相手に悪気がなかったことが判明したり… と
通常の意識の状態では知り得ない事実が明らかになることがあるのです。

誰のせいでもなく、偶然が重なって不運な結末となる、
そういう場合もあります。

けれども、心の傷やトラウマがあまりにも深いために、
出来事を再体験するのが辛過ぎて出来ない、
もう二度と思い出したくないという方もあることでしょう。

そのような時、無理をして退行をする必要はありません。

退行ではない方法、
たとえば、サブパーソナリティや、ハイアーセルフなどの
セッションを行うことができます。

また、催眠に入ることなく、
通常の意識の状態で、
イメージワークと心理療法によって、
解放と癒しを促すこともできます。

私がよく使っている手法は、
NLP(神経言語プログラミング)と、EFT です。

ネガティブな記憶に直接触れることなく、
それを解放したり、軽減したりできることを
知っておいていただけるとよいと思います。

ヒプノセラピーのメニューについては、
こちらのサイトも併せてご覧になってみて
下さい。


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アートセラピーと過去の深刻なトラウマ

2011年06月01日

「…大震災のトラウマを癒すサポートをさせていただきたい…」

先日「ヒプノセラピーと前世療法のスクール」を受講中のクライアントさんと
お茶を飲みながらお話をしていた時、
大震災のトラウマを癒すにはどんな手法がよいか、
ご相談をいただきました。

ヒプノセラピーの退行療法で、
過去のトラウマを癒す手法には、
たとえば、年齢退行、胎児期退行、前世療法などがあります。

退行療法とは、
過去の時点に戻って問題となる出来事を再体験し
否定的な感情や思考、感覚を解放して癒し、統合する手法
です。

退行療法はきわめて効果の高い手法なのですが、
このたびの大震災のように深刻なトラウマがある場合、
「辛い過去には戻りたくない」「思い出すのも苦痛」 
ということがほとんどです。

たとえ、退行療法という手法を
その方(の顕在意識)が望まれていたとしても、
無意識の防衛反応や潜在意識下のブロックなどが障害となり、
催眠誘導によってスムーズに退行できなくなる可能性があります。

ですので、大震災からまだ3ヵ月も経たない現在、

大震災や津波の被害、原発事故などのトラウマを癒すのに、
ヒプノセラピーの退行療法はあまりお勧めできないかもしれません。

むしろ現在ある「不安」や「悲しみ」「喪失感」などを
退行しない心理療法を用いて、無理なく穏やかに癒すほうがよいでしょう。

たとえば、NLP、EFT、イメージワーク、アートセラピーなど。

アートセラピーは、言語を使わずに、色彩や形で思いを表現するため、
感情や感覚を無理なく直接的に解放することができる、
安全で穏やかな手法です。

実はヒプノセラピーの個人セッションを続ける中で、
退行療法がなじまないケース、
「退行したくない」とおっしゃるクラインアントさん、
深刻なトラウマゆえに退行が困難となるケースと出会うことが、
何度かありました。

そこで、昨年秋頃から、
退行療法以外の癒しの手法をご紹介するウェブサイトを構想し始め、
少しずつ、新しいサイトを作り始めました。

先ごろ、ようやくアップロードしたそのサイトには、
アートセラピー、 イメージヒーリング、 
回想法・ライフレビュー などのメニューがあります。

もちろん大震災のことを予測して
構想したわけではありませんでしたが、
偶然にもこうした深刻なトラウマに、
適した手法をご案内できる結果となりました。

私どものアートセラピー「マインドリリース」は、
箱庭やガーデニングなどのような感覚で、
さまざまな素材や色彩に触れながら、
思いのままに心の風景を表現
していただくものです。

否定的な感情や記憶を解放するだけでなく、
未来の明るいビジョンをイメージしながら、
心理療法的なアプローチでそれをアンカー致します。

カラーセラピー、サウンドヒーリング、
アロマセラピー、イメージヒーリングなどを、
随所に取り入れて進めます。

優れた絵やデザインを完成させることが目的ではありませんので、
アートに関心がない方や、絵を描いたことのない方でも、
全く問題はありません。

年齢に関わりなく
どなたでも楽しく体験していただけるのではないでしょうか?

詳細につきましては、アートセラピー マインドリリース
をご覧下さい。

アートセラピーをお気軽に体験していただける
ワークショップも開催しております。


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