神奈川 スカイプのヒプノセラピーユニークアイは、ヒプノセラピー(催眠療法)セッション、暗示療法、退行療法、ヒプノセラピストプロ養成スクール、潜在意識の活用・自己催眠セミナーで、心の癒しと解放、親子関係の問題、トラウマ・生き辛さの解消、望む未来の創造をサポートします

ヒプノセラピーで心を癒すヒプノセラピーユニークアイのロゴもっと自分らしく望む未来を創造するロゴ

前世療法とヒプノセラピー 共通点はどこに?

2015年09月04日

先日、ヒプノセラピープロ養成スクールの
受講生の方とお話をしていた時、
あるメルマガに掲載された前世療法のケースについて
話題になりました。

そこに紹介されていたケースの内容は、明らかに前世療法なのですが、
そのメルマガにおいては、「前世療法」という言葉は一度も出てきません。

いずれも「ヒプノセラピーのケース」という表現になっていたそうです。

メルマガを書いたのは、プロのセラピストさんですので、
何かお考えがあって、あえて前世療法という言葉を
使わない選択をなさったのでしょう。

さて、「ヒプノセラピー」と「前世療法」ですが、
この二つの関係について、
皆さまはどのように感じられるでしょうか?

前世療法…と聞いて、ヒプノセラピーの一種だと思う方は、
どれくらい、いらっしゃるでしょうか?

前世療法は、ヒプノセラピーとは別のものと
認識されている方もあるかと思います。

ヒプノセラピーに興味を持ち、
いろいろなヒプノセラピーサイトや図書などを見たことのある方は、
その中に、前世療法とか、過去生退行といった言葉を
見つけられたかもしれません。

けれども、前世療法に関心を持たれた方は、
ヒプノセラピーのほうにはあまり近付かないかもしれません。

ヒプノセラピーでは、言葉による誘導を使います。

催眠状態で潜在意識にアクセスして
心の深層に触れ、解放と癒し、変容を目指します。

前世療法でも言葉による暗示を使い、潜在意識にアクセスして、
今の人生ではない、もう一つの人生のイメージ世界に出かけます。

解放と癒し、変容を目指すところは、
ヒプノセラピーも前世療法も、共通しています。

私の考えでは、ヒプノセラピーのほうが、
より広い領域を指す言葉ではないかと思います。

ヒプノセラピーの中には、さまざまな種類(メニュー)が存在します。

ポピュラーなところでは、インナーチャイルド、ハイアーセルフ、
また胎児期退行、年齢退行、サブパーソナリティ、インナーペアレント、
暗示療法としての行動修正などがあります。

そのほかにも、時間軸を越えて未来を訪ねる
未来順行や未来世療法セッションがあり、
未来ではなく、過去へ退行していく前世療法・過去生退行があります。

ヒプノセラピーをご存じの方ならば、
ヒプノセラピーの中に、前世療法が含まれるというご理解になるでしょう。

通常、ヒプノセラピーといえば、
その中に、前世療法も含まれますので、
わざわざ前世療法と言わなくてもよいかもしれません。

ではなぜヒプノセラピーと並べて、
「前世療法」という言葉を使うのかといえば、
やはり前世療法というジャンルの
知名度や人気が関係してくるのだと思います。

もともと催眠療法(ヒプノセラピー)の一領域であった前世療法が、
いろいろな意味で注目を集め、広く認知されていき、

多くの方々が関心を持って、体験されていったという経緯があります。

前世療法というネーミングには、人の心をつかみ、
興味を沸かせる魅力があります。

前世・過去生という、検証が難しく茫洋とした概念の神秘性と、
これまでになかった癒しの手法としての効果は、注意を引き付け、
好奇心や探求心を刺激するようです。

私は、前世療法という言葉は、今やヒプノセラピー以上に
よく知られるようになっているのではないかと思います。

前世療法は、いわゆる前世・過去生イメージを用いる心理療法です。

療法と呼ばれるからには、
セラピーとしての目標設定が行われ、
進めるに当たっての細心の配慮を必要とし、
その効果を実感していただかなくてはなりません。

前世療法を含むヒプノセラピーという手法全般に言えることですが、
その方のリソースを使って、
その瞬間のイメージと思いを大切に拾い上げ、
クライアントの方が、ご自分で直接、癒しのプロセスを
体験されることが、大きな特長となります。

ヒプノセラピーに親近感を持たれていて、
「前世・過去生はちょっと…」と軽い違和感をお持ちでしたら、
その方の潜在意識のデータベースにアクセスし、
そこに蓄積されている叡智と癒し、自己治癒力などに
触れる共通点があることを知っていただければと思うのです。

先ほど、ヒプノセラピーには、
さまざまな種類(メニュー)があると書きましたが、
それは便宜上の区分け、
実際のセッションにおいては、実は潜在意識のデータベースから
何が現れるのかは、わかりません。

その時、その方にとって、
最も重要で癒しに役立つイメージが、自然に現れてくるのです。

たとえば、事前カウンセリングの際、
その方が胎児期退行をご希望になっていたとしても、
実際に催眠状態となってセラピーをしてみると、
現れてきたのはインナーチャイルドだった…ということがあります。

同じように、年齢退行(過去の時点へ戻っていくこと)では、
多くの場合、子どもの頃に戻ることが多いですが、
自然に、前世・過去生らしきイメージ世界が
現出することもあるのです。

現れるイメージは、それがどのようなものであろうと、
その方の中から自発的に、自然に湧いてくるものですので、
意味があり、大切なメッセージを含むものです。

ですので、潜在意識のデータベースには、
私たちヒプノセラピストが使っている
カテゴリーやジャンル分けというものは、
在るかのようで、実は無いようなものだと言えるでしょう。

クライアントの方の立場では、
ヒプノセラピーと前世療法は、
名称が異なり、全く別のセラピーのように
感じられるかもしれません。

けれども、ヒプノセラピスト、前世療法セラピストの立場からは、
癒しにつながる稀有なイメージという観点でみるならば、
どちらも本質的には、
共通する部分がたくさんあるということになるでしょう。

その方に具わっている大いなる癒しのパワーに触れる時、
その方が望む変容は、必ず起こることでしょう。

このホームページでは、サイドメニューから、
前世療法ページをご覧いただくことが出来ます。

前世療法にご興味のある方は、「前世療法」専門サイトがありますので、
下記サイトをぜひ一度、ご覧になってみていただければと思います。

前世療法 過去生セラピー 心の癒しと探求ナビ

ヒプノセラピーで心を癒す もっと自分らしく 望む未来を創る


この記事にコメントする

どんな未来、どんな幸せを選びますか? ヒプノセラピー未来順行

2015年08月22日

未来順行は、ヒプノセラピーの中でも異色のメニューです。

そして、最近、人気が高いものの一つでもあります。

胎児期退行や前世療法のように、時間を遡って戻っていくものは、
比較的、よく知られていますが、
時間を進めていくと聞いて、少し驚かれる方もあるでしょう。

未来順行は、数ある並行未来の中から、
最高に幸せになっている未来を選んで訪れるセッションです。

そして、その幸せを味わって潜在意識に浸透させるとともに、
どのようにしてこんな幸せを手に入れたのか、
メッセージやアドバイスを受け取ります。

人生の道には、平坦な道も過酷な道もあります。

未来へと続く道は、固定されたものではなく、
どの瞬間にも、常に複数の可能性が開かれており、
どの道であっても、私たちは能動的に選択可能であるという
考え方に基づいています。

潜在意識には、過去も未来も含めて
あらゆる情報のデータが集められています。

私たちの未来には、数多くの可能性があり、
そのうちのどの未来についても、潜在意識には既に情報があります。

極端なことを言うと、
たとえば最悪の未来がどんな未来であるか、
興味を覚えたならば、その未来を訪れることも出来るでしょう。

とはいえ最悪の未来を体験するのは、
あまりお勧め出来ません。

それは、潜在意識の特性によります。

潜在意識は、今、体験した最悪の悲惨極まりない未来を、
現実のものとして受け取り、
潜在意識に強く印象付けられ落とし込まれたその未来に向かって、
思考や行動を自然にとっていくようになるためです。

最悪の未来を体験したい理由の中には、
どん底をあらかじめ垣間見ておくことで、
これ以上は悲惨にならないというささやかな安心感を
得たい場合があるかもしれません。

けれども、潜在意識の特性を考えると、
こうしたことは、実は逆効果であるということになります。

辛い、苦しい、惨めだ、取り返しがつかない…という
負の要素を潜在意識に浸透させるよりも、
むしろ明るくポジティブな要素を五感でリアルに体験し、
生き生きとした印象をふんだんに受け取ることのほうが、
良い未来の実現には役立つのです。

さて、世界随所で起こっている異常気象や自然災害、
気が滅入るような事故や凶悪な事件、
テロ、争い、特殊なウィルスなどを、
日々、体験したりニュースで見聞きしたりしていると、
明るい未来なんてやってくるのだろうか…と
沈んだ気分になりがちです。

ご自分は、この先何とか過ごせたとしても、
お子さんやお孫さんの世代には、
果たして何が起こっているだろうかと思うと
いたたまれない気持ちになります。

将来に対する安心感や希望をなかなか持ちにくく、
かなり悲観的なイメージを思い描いてしまう方がある一方で、
なるようになると達観したり、
楽観的な見通しを持っていたりする方もあります。

前者の場合、その方の人生経験や、思考パターン、信念、
パーソナリティ、遺伝子や幼少期の親御さんからの影響などが
複雑に作用して、そうなるのだと思いますが、
今、その方の潜在意識を開いてみるならば、
負の要素が、ポジティブな要素を凌ぐ勢いをもって
大きな領域を占めている様子が想像されることになるのです。

悲観的であることによって、
心が傷つかないようにご自分を守れる側面もあるでしょう。

平穏無事で荒波に翻弄されることのない無難な人生よりも、
努力して困難を乗り越えていく人生や、
よりチャレンジしがいのあるアクティブな人生を望み、
理想とすることもあるはずです。

つまり幸せな未来とは、ステレオタイプのものではなく、
その方によって描く幸せのイメージはそれぞれ異なっているのです。

ヒプノセラピーの未来順行では、
その方が心から真に望んでいる最高、最善の幸せな未来を訪れます。

幸せな未来が、その方にとって
本当に幸福感を覚えるものであるならば、
(倫理的であり他者を侵害しない限り)
傍から見てどのようなものであってもかまいません。

このように考えてみると、
どんな方にも、その方にとっての幸せな未来像は存在しており、
そうなったら素晴らしいという感覚を
持っていただけるのではないでしょうか?

未来順行セッションでは、
こうした幸福感や達成感をいわば先取りして、
潜在意識に落とし込みます。

そして未来への前向きな気持ちや明るい見通しを取り戻し、
希望を持って進めるようにサポートをします。

長年、未来順行セッションをさせていただいて感じるのは、
「最高に幸せな未来」をどうしても信じられない場合や、
自分は「最高に幸せ」になど、決して「なれないだろう…」、
あるいは「なってはいけない…」と思われる場合は、
セッションにお越しにならないだろうということです。

「幸せ」そのものに対する気後れや不信感、
遠慮、否定的な思いなどが、「幸せな未来」の実現を阻むことに
つながってしまうかもしれません。

「幸せな人は大勢いるだろうし、
幸せな未来というものもあるかもしれないが、
自分とは無縁のものだ…」

このような感覚や思考は、根拠がないもので、
何らかの理由があって生じた信念であると言えます。

「幸せ」や「幸せな未来」に対するブロックがあるならば、
未来順行セッションではなく、
別の種類のヒプノセラピーを使って
それを癒し、解放していくことが可能です。

未来に対する不安が常にある状態は、途方もなく苦しいものです。

何かで気を紛らわせたり、不安という感情に蓋をしたりせずに、
思い切って向かい合ってみると、不要な信念から解放され、自由になって、
「幸せな未来」を、より現実的に思い描けるように
変容していくでしょう。

「幸せ」と「未来」にまつわる心探求するヒプノセラピー


この記事にコメントする

願望を達成するための方法 ヒプノセラピーと自己催眠

2015年06月29日

人生の中で、お仕事やパートナーは
たいへん重要であり、生活の基本を為すものです。

就職したい、あるいは結婚したいという
強い願望を持たれるのは、ごく自然なことでしょう。

努力をしても、なかなか思うようにいかない時、
インターネットなどで、たまたま情報に接して、
ヒプノセラピーや自己催眠を使ってみたら…と
思い立つことがあるかもしれません。

実際に、こうした内容について、
メールやお電話で、
お問い合わせいただくことがよくあります。

メール本文やお話からは、
その方の深い苦悩や焦り、
何とかしなければという切実さが伝わってきます。

思い詰めているご様子がわかり、
本当に大変な思いが続いて辛いことだとお察し致します。

ヒプノセラピーの「行動修正」セッションや、
自己催眠暗示のノウハウをお伝えするセミナーは、
目標を達成するための催眠暗示を
潜在意識に効果的に浸透させて、
望むとおりの未来が実現できるように
はたらきかけていく方法です。

このような時に、きっとお役に立つでしょう。

それは間違いないことではあるのですが、
ただあまりにも切実さが募っている状態の時は、
心に余裕がなく、
焦燥感や悲観的な気分、怒り、無力感など
さまざまな思いが渦巻いているのではないでしょうか?

おそらくここに至るまでに、思考を巡らせ、
さまざまな手段や行動をとられ、
時間をかけて努力を続けてこられたことと思うのです。

潜在意識には、その間に湧き起こった否定的な感情が、
そのまま入って蓄積されています。

そうすると、負の要素が既にある中に、
ポジティブな暗示を加えて定着させようとすることとなり、
より多くのエネルギーや時間が
費やされることになってしまいがちです。

切実であればあるほど、心のゆとりが失われ、
本当に効くのだろうかという疑念すら
湧いてきてしまうかもしれません。

願望を達成するためのコツの一つに、
既にそのことが実現している近未来をイメージして、
そうなった時の喜びや達成感を五感で先取りする
ということがあります。

現在、あたかもそうなっているかのように
成功イメージをありありと見て、感じていただくと、
感情と感覚が潜在意識に落とし込まれ、
無意識のうちに、そのゴールに
向かっていく道筋が明確となり、
強められていくのです。

この願望が達成された近未来のイメージ部分は、
自己催眠の暗示シナリオにも組み込まれ、
効果を上げるのに重要な要素となります。

自己催眠を使う方に、
ある程度の心のゆとりがあるならば、
現在、どん底であったとしても、
未来の明るく楽しいイメージを
持つことはたやすく出来るでしょう。

けれども、何年もの間、悩み、苦しみ、
自暴自棄に近いような状態に陥っているとしたら、
達成しているご自分をありありとイメージするのは
少々、難しくなってしまうのではないでしょうか?

長い間、取り組んできたにもかかわらず
残念ながら、未だに実現していない…という場合には、
自己催眠暗示の方法だけではなく、
別のアプローチも一緒に使うほうがよいと思います。

否定的な気分や絶望、あきらめ、怒りなどがあるならば、
まずはそれらと向かい合い、ワークしてみてはいかがでしょうか?

目指す実現の喜びからは、遠ざかってしまうかのようですが、
絶望や怒りがあるところに暗示を入れていくよりも、
ご自分の心を癒して、
プレッシャーから自由である状態のほうが、
ニュートラルに暗示を受け入れやすくなるものです。

そしてもう一つお勧めしたいのは、
なぜそれほどまでに切実に願望を達成したいのかという部分と、
なぜ達成できないのかという部分を
丹念に見ていくことです。

前者については、
Aを達成したいことに理由などは無い…と
思われるかもしれませんが、
実は、メインとなる願望や目標の奥に、
隠された動機Bが潜んでいる場合があるのです。

本当に達成したいのはAではなく、
実はBであったことがわかると、
その方は驚かれると思いますが、
人の心は単純なものではなく、
こうしたことは、しばしば起こっているものです。

後者は、上手くいかない原因の探求です。

ご本人も意識していないところに、
何か障害物や妨害が存在している時、
それに気付くことができ、丁寧に癒して解放できれば、
達成へのスピードが格段に加速するでしょう。

前者、後者はともに、シンプルな暗示療法ではなく、
ヒプノセラピーの各種メニューや退行療法の範疇となります。

暗示療法は、退行しないタイプのヒプノセラピーメニュー、
あるいは退行療法と組み合わせることで、
さらに心の深い領域に光を当てることとなり、
それによっていっそう催眠暗示の効果が高まるのです。

「目標・願望達成ならば、暗示療法、行動修正…」と
いう直線的に考え方にとらわれず、
さまざまなアプローチをとっていくことが可能ですので、
その方に適した複数の方法を提案させていただいています。

ヒプノセラピーの個人セッションでは、
事前カウンセリングの時間を十分に取ります。

その際、ここに書きましたようなご提案やご相談を
ゆっくりと進めることが出来ます。

基本的には私どもの事前カウンセリングには、
時間の制約はございません。

メールには書けないことや、
お電話ではお話ししにくいことがありましたら、
当日、じっくりとお聴きしますので、
お気軽にお問い合わせいただければ思います。

ヒプノセラピーで心を癒す もっと自分らしく 望む未来を創る


この記事にコメントする

潜在意識からのイメージを受け取れない… 困難なヒプノセラピー

2015年06月20日

ヒプノセラピーの個人セッションに、
初めてお越しになる方から、
時々聞かれる言葉…

それは、「催眠に入って、
潜在意識からやって来るイメージを
受け取れるような気がしない…」というものです。

この言葉はヒプノセラピストにとっては、
非常に重い言葉です。

このように言われてしまうと、
「そんなことはありません、ご安心下さい」と
簡単には言えないような空気が漂っています。

この重い言葉の背景には、
心配、不安、悲観、
そしてあきらめの影が見え隠れしています。

残念ながら、いったんこうと思ってしまったら、
どれほど言葉を尽くしてご説明申し上げたとしても、
果たしてどこまで伝わるのだろうかと
こちらも少し悲観的になりそうです。

「催眠に入って…」という部分は、
催眠状態に対する世の中の固定的なイメージや情報、
その方のちょっとした誤解や思い込みなどをクリアにしていけば、
安心感を持たれ、少しお気持ちも変わるかと思うのですが、
問題は「イメージを受け取れるか?」というところです。

潜在意識から、どうやってイメージが来るのか、
どのようにしてそれを受け取るのか、ということは、
体験していらっしゃらない方にとっては、
まさに雲をつかむような不確かさに違いありません。

体験されていない方ばかりではありません。

実は、これと同じご感想を、
ヒプノセラピープロ養成スクールの
受講生の方からも聞くことがあると言ったら、
皆さまは、驚かれるでしょうか?

ヒプノセラピストを目指しておられる方でさえ、
こうした不穏な思いがよぎるのですから、
一般的に、ヒプノセラピーにご興味を持っている方であれば、
なおさらそう思われることでしょう。

実は、今はヒプノセラピストである私自身も、
かつて同じようなことを思った記憶が残っています。

20年近くも前のこと、
ヒプノセラピストを目指して学び始めた頃、
たしかヒプノセラピースクールの練習中だったと思いますが、
イメージを受け取るということのあまりの曖昧さに、
本当にこれで大丈夫…? と
懐疑的になったことがあります。

その方が、視覚タイプではない場合、
潜在意識からのイメージが
映像として現れることはほとんどありません。

何もないところから、
何となくこんな感じ‥? とイメージを受け取るのは、
暗闇の中を手探りで歩いていくような感覚。

おぼろげで、はかなく、
つかみどころかなく、大丈夫? と
思われても仕方がないでしょう。

そんな皆さまに、ぜひとも知っていただきたいのは、
この後に起こるであろう変化です。

ぼんやりと曖昧だったイメージが、
回を重ねるごとに、
だんだんはっきりとしたものに
自然に変わっていくのです。

何となくというところから、たぶん…となり、
やがては、きっとそうだと自信を持って
言えるようになっていくでしょう。

何人もの方々が、そうしたプロセスを経て、
スムーズに楽々と、イメージを受け取られるようになり、
イメージ世界を楽しむゆとりさえ
持たれるようになっています。

要は、慣れることがポイントであり、
イメージを受ける要領をつかむのに、
少し時間がかかる場合もあるということです。

初回セッションの120分間の間にも、
曖昧さから上手に要領をつかんで
楽に受け取られる変化が起こるのを
ヒプノセラピストとして、しばしば目にしています。

1セッション最初の20分と、終盤の20分では、
イメージの感触も、セラピーの推進力も
変わります。

初回セッションで、
苦労しながらイメージを受け取り、
そのわりに思っていたよりも曖昧で
イメージなのか違うのかよくわからないと感じられても、
だからヒプノセラピーは合わないと
結論付けることはありません。

慣れていくことで、自信もついて、
イメージは、よりはっきりしていくものです。

潜在意識が現わすイメージの癒しは、
そもそもその方に具わる自己治癒力そのものです。

イメージは、心の深層からいつでも現れ、
気付かれ受け取られるのを待っていることを
信頼してみましょう。

ヒプノセラピーで心を癒す もっと自分らしく望む未来を創る


この記事にコメントする

泣くから悲しい? ヒプノセラピーと自己治癒力

2015年06月15日

テレビや映画を見ていると、
ストーリーの展開を追っていくうちに、
その世界に引き込まれ、
演じている俳優さんや女優さんと
ほとんど同じ気持ちになって
泣いたり、怒ったりしている自分に
気付くことはありませんか?

ストーリーや演出の巧みさもあるとは思いますが、
役者さんたちの迫真の演技には、
思わず見入ってしまう感情表現があります。

それにしても、自然に涙を流す演技をしている時、
内面では、どんなことが起こっているのでしょうか?

以前、何かのインタビューで、
泣く演技をしている時は、
いちばん悲しかったことを思い出す…と
言っているのを聞いたことがあり、
また別の機会には、
お母さんが死んでしまったと想像する…と
人気の子役さんが話していました。

悲しいことをイメージしたり、
悲しい記憶を呼び起こしたりすると
悲しい気分が湧いて、涙がこぼれ落ちてきます。

そんな時は、気分が重く沈み、
顔の表情や体の姿勢、生理的な反応も
悲嘆の時と同様になるでしょう。

何か辛い出来事を体験している時は、
その辛さの中に入り込んで、
常にその辛さとともにいるわけですから、
たいへんなストレスがかかり、
表面上、楽しげに振る舞っていても、
心の中は重苦しい暗闇に覆われているはずです。

血流や血圧、心拍数などを測定すれば
正常値とはいえない状態に近づき、
やがては何か問題が起こらないとも限りません。

それほど面白くもないのに、周囲に合わせて
声を上げて笑っているうちに、
だんだん面白おかしくなり、
本当に心から笑ってしまうことがあります。

鬱々とした気分の時や、落ち込んでいる時に、
あえて笑顔を作り、楽しい音楽を聴いてみると、
そのひとときだけは、
いつもの自然な楽しさに近いコンディションに
なっていくのです。

とはいえ、
辛い出来事があった時にそうするのは、
言葉で言うほど
簡単に行えることではないでしょう。

まずは現在、落ち込んで
鬱々としていることに対して自覚的になり、
そのうえで、気力を集めて、
変容のために真逆の行動をとるのですから、
エネルギーを振り絞り、
意志の力をかき集めなければなりません。

ヒプノセラピーのセッションにお越しになる際は、
これによく似たエネルギーの使い方が
必要となるのではないでしょうか?

お悩みの渦中にいる時、ご自分を客観視したり、
よりよい方向へ進むための情報を集めたりするのは、
とても大変なことです。

問題が頭の中でぐるぐると回り続け、
ほかのことを考える余裕すら持てないものです。

そんな時に、思い出してみたいのは、
泣くから悲しい、笑うから楽しくなる…ということです。

物事を異なる角度や視点から眺めてみる…
時には逆転させてみる…という発想は、
今、起こっている出来事や状況を否定したり、
現実と戦ったりするのを止めた時に
生まれるものです。

こうした転換は、
普通は、年を重ねるごとに習熟していきますので、
若い世代の方が、難しく思われたとしても、
悲観することはありません。

否定や戦いから離れる時、
穏やかに静止する心の状態が生まれます。

そして意識の深層に具わる自己治癒力と
再びつながりやすくなっていきます。

ヒプノセラピーや、誘導瞑想のワークショップでは、
これと似たことが起こります。

心身のリラクセーションから、日常の意識を離れて、
潜在意識とつながっていきます。

潜在意識からのイメージを追いかけ、体験していくことで、
さまざまなものを受け取ります。

たとえば、癒し、爽快感、穏やかさ、本当の望み、
気付きやヒント、出来事の背後にある意味合い、
本当は泣きたかった、怒りたかったという気持ちなどです。

これらはポジティブな作用として、
心ばかりではなく、体やエネルギーフィールド全体を、
静かに、健やかに変容させていくでしょう。

ヒプノセラピーのセッションにお越しになる時は、
少しご自分を取り戻し、
既に良い方向に一歩進みかけておられる状態であると
言うこともできるかもしれません。

通常の意識の状態で、
心にゆとりを持てないと感じられる時は、
心の深層にある、
穏やかに静まる潜在意識のことを
思い出していただければと思います。

思考や分析を少し離れて、
心の内側に降りていくプロセスで、
より広大な意識の全体が感じられて
気持ちが落ち着き、楽な気分になっていくかもしれません。

ヒプノセラピーで心を癒す 潜在意識のイメージ


この記事にコメントする

思考をいったん離れ、潜在意識にアクセスしてみると…

2015年05月30日

ヒプノセラピーは、潜在意識とつながる心理療法ですが、
何年、セッションを続けていても、
潜在意識の癒す力には、感服します。

潜在意識には、その方に元々具わっている
ご自分を癒そうとする力があります。

今、必要なイメージを、
タイミング良く受け取れることは、
その方本来の癒す力によるものであり、
本当に素晴らしいことだと常々思います。

潜在意識は、意識することが出来ない領域と言われます。

無意識なのですから、当然といえば当然なのですが、
それ故に、忘れられていたり、軽視されたり、
実にもったいないことになっているようです。

ヒプノセラピーの個人セッションでは、
まず、その方のお話をじっくりとお聴きする
事前カウンセリングをします。

この際に、気になるテーマや解決したいお悩みが
複数出てくることがよくあります。

一つひとつお聴きしながら、
そのテーマと付かず離れずの何かが
雑談に近い形で話題に上ることがあります。

その後、セラピーをしてみると、
まさにその要素こそが、
重要なポイントであったことに気付かされるのてす。

一見、関連が薄いように見える話題であっても、
ヒプノセラピーを終えてみると、
核となるピースがジグソーパズルにすっと納まるかのように
意味やヒントへの手がかりとなっていることが
瞬間的に分かるのです。

潜在意識は、既に知っている…と良く言われるとおり、
私たちが、マインドで思考したり、分析したりすることを
たやすく越えて、一足飛びに核心部分に到達する
離れ業を目撃することも、しばしばあります。

このあたりは、
ヒプノセラピストを続けてきたからこそ体験できた
ヒプノセラピーの醍醐味と言ってよいかもしれません。

先日のセッションでも、
解決したい問題が、3つほどあり、
最重要課題を一つ選んで目標と定め、
そこからワークしていきました。

ヒプノセラピー中盤から、
思いも寄らない展開となって、
終えてみると、当初の目標はもちろんのこと、
次の候補も、その次の候補も、
一気に解消する…という結果となりました。

私どものヒプノセラピーのセッションでは、
エントリーポイントとして、
一つのテーマを選択したり、絞ったりして
目標設定をしますが、
それらが相互につながり合っている場合には、
時にこのようなことが起こります。

問題やお悩みに優先順位を付けたり、
絞ったりすることは、
なかなかエネルギーを要するもので、
時間もかかるのですが、
そうしたマインドの悩ましいプロセスを
はるかに超越したところにある、
その方の潜在意識のパワーの凄味を
思わずにはいられません。

ご自分の潜在意識を信頼していただければ、
求めていた答えは既にご自分の中にあり、
アクセスされ気付かれるのを静かに待ち続けていると
実感できる機会が増えていくでしょう。

もしかすると、私たちは、忙しい日常生活の中で、
あまりにも忙しく頭を働かせ過ぎているかもしれません。

時には、意識することが出来ない意識領域=潜在意識が
ここに存在していることと、
それ自体が膨大なデータベースであることを
思い出してみましょう。

そしてマインドで考え抜いた結論だけで、
早急にあきらめてしまうのではなく、
いったんその結論から離れて、
潜在意識領域に、
アクセスしてみてはいかがでしょうか?

そこには、
次元の異なる目から鱗のヒントや、
より大きくより深い癒しと叡智が
いつでも待ってくれているのですから。

ヒプノセラピーで心を癒す もっと自分らしく 自己実現 望む未来を創造する


この記事にコメントする

ヒプノセラピストは裏方となって…

2015年05月18日

私は、開業当初より、
ヒプノセラピーのセッションをメインに行ってきました。

代替療法の中でも、ヒプノセラピーに特別な関心を持っており、
その奥深さに、今も変わらぬ探求心を持ち続けています。

ユニークアイメンタルサポートのスクール、
「ヒプノセラピー・前世療法・多次元セラピーのスクール」
にお越しになる方々の中には、
既に別の代替療法、ヒーリングなどを
長年、続けて来られた方があり、
そのような方々に、ヒプノセラピーをお伝えしているうちに、
いろいろな気付きがありました。

当然のことですが、
その受講生の方がバックグラウンドの影響を受けられますので、
ヒプノセラピーの理解や実践に、
興味深い傾向を見て取れることがあります。

それは、一言で言うと、
ヒプノセラピーにおける直接的な体験ということに
集約されるでしょう。

ヒプノセラピーが、他のセラピーやヒーリングと異なるのは、
クライアントさんが、潜在意識から現れるイメージを、
ご自分で受け取られることです。

たとえば、透視リーダーやチャネラーの方が
セッション中、何かメッセージを受け取って
クライアントさんにお伝えするスタイルを想像していただくと、
その違いや特色が、はっきりするように思います。

さて、その方がご自分でイメージを受け取る時、
ヒプノセラピストの役割は、
その方がご自分でイメージを受け取りやすくすること、
いっそう役立つイメージにアクセス出来るように
はたらきかけることです。

…ということは、ヒプノセラピストには、
イメージを受け取る能力そのものは必要ではなく、
むしろ癒しがもたらされる舞台の裏方として、
その方をきめ細やかに支える役割が
求められることになるのです。

この部分は、たとえばボディワークをなさっている場合や、
占いやエネルギヒーリングをなさっている場合などと、
かなり異なる立ち位置と言えるでしょう。

ヒプノセラピストは、決して前面に出ることなく、
必要な癒しと解放が、より楽に効率よく、
そして十分に深いレベルで起こるように
知識と経験値、直感を使って、
ナビゲーションしていく…

それは、他の代替療法に慣れた方にとっては、
かなり控えめで、自分のカラーを抑え、
間接的であると感じられるようです。

クライアントさんが選んだペースや進む方向性を
常に察知しながら、
イメージ世界でその瞬間に起こっていることを受容、尊重して、
ゴール (あらかじめ設定したセッションの目標) を目指す流れに
乗れるようにはたらきかけていきます。

その際、ヒプノセラピストが望む方向ではなく、
あくまでもその方が望む方向へ向かっていくことは
言うまでもありません。

ボディワーク、占い、タロット、チャネリング、
透視リーディングなどに比べますと、
自分はこうしたい…という采配や選択、個性やカラー、
リーダーシップなどの自我の部分が
強く表現されることはほとんどありません。

ナビゲートや脇役に徹するということが、
あまり得意ではなかったり、お好きでない場合には、
つまらないし物足りないと感じられることもあるかもしれません。

全てのヒーリングは、自己ヒーリングであると言われます。

どれほどパワフルなヒーリング能力をもって
他者ヒーリングを行ったとしても、
その方がご自分でご自分を癒そうと思わなければ、
癒しは決して起こらないものです。

ヒプノセラピーでは、
この言葉が、そのままぴったりマッチすると感じます。

クライアントさんの立場から見ますと、
ヒプノセラピーほど、ご自分で心と向かい合おうとする
自主性や能動性を求められるセッションはありません。

催眠中は、自主性や能動性ではなく、
受容性、受動性が高進するものなのですが、
ヒプノセラピーを選択し、
試してみよう、セッションに行こうと思い立った段階では、
ご自分で問題やお悩みに取り組もうとする
意思や姿勢があったはずです。

ヒプノセラピーのセッションでは、
セラピストやヒーラーなど癒し手側に
頼ったり依存したりすることはなく、
その方のリソース、セルフヒーリングパワーが使われます。

その方のイメージ力と自己治癒力、
潜在意識の癒しパワーと連携しながら、
その方のリソースを最大限に引き出して、
いかに滞りなく使っていただけるか…というところに、
ヒプノセラピストのワークポイントがあると
言ってもよいでしょう。

ヒプノセラピーで心を癒す もっと自分らしく 自己実現


この記事にコメントする

2015年、明るい未来への希望を持って…

2014年12月30日

2014年を振り返る特集が、雑誌やネット、TVなどで組まれ、
いよいよ新しい年を迎えるのだという気分にさせてくれます。

おかげさまで12月中はきわめて多忙な日々が続き、
目の前のことに追われ、一年を振り返る余裕もなかったのですが、
ここで気持ちを切り替えて、
あらたまった気持ちで新年を迎えたいと思っています。

今年、ヒプノセラピーのセッション、セミナー、ワークショップ、スクールに
お越しくださった皆さま、有難うございました。

2015年は、私どもにとって、新しいステージへと進む年、
これまでにはなかったチャレンジをする年となるように感じています。

2015年も、たくさんの皆さまの癒しのサポートをさせていただけるように
いっそうクオリティの高いセッション、スクールを目指して
努力を続けてまいります。

自然災害や事件、事故など心が重くなるニュースを見聞きすると、
未来に対してつい悲観的な見方をしてしまうものですが、
このような時には、心の深層にある潜在意識とつながり、
自己治癒力のパワーや、心と魂が本当に望んでいる方向性について
再確認してみることが出来ます。

今、解決の糸口を見出せない問題や、心身の不調、
暗くて重いお悩みがあったとしても、
それが来年も続いていくとは限りません。

こうしている間にも、より良い未来に向かって、
水面下(潜在意識)では、解放と癒し、
統合への道筋をゆっくりと歩みつつあると
想像してみてはいかがでしょうか?

それはあながち希望的観測に過ぎないとは言い切れません。

私たちが持っているリソースの全貌は、その方ご本人にも、
まだ明らかにはなっていないからです。

あきらめず、投げ出さずに向かい合おうとするならば、
たとえ今すぐに変化を感じられなかったとしても
必ず癒しのプロセスが進展していくと私は考えています。

ご自分の中に潜んでいる素晴らしい資質や、
まだ眠っているパワーの可能性に気付いて、
ご一緒にそれを発見、発掘してまいりましょう。

2015年が、お一人おひとりにとって、新たな飛躍の年となり、
いっそうの安らぎと喜びに満ちたものとなりますよう
心よりお祈り申し上げます。

ヒプノセラピーで心を癒す 潜在意識とつながり あるがままの自分らしさを取り戻す


この記事にコメントする

頭と心のズレが不調につながる時 ヒプノセラピーの癒し

2014年12月03日

「よく考えて決めなさい」「考えてから行動しなさい」と
子どもの頃や若い頃に言われた経験のある方は多いと思います。

近年はインターネットなどから大量の情報を得て、
比較して検討したり、丹念に吟味をしたり、
頭をフル回転させることが当たり前になっています。

頭を使って考えることは、
保育所や小学校に入学する前後から
推奨され、評価されます。

認められたり褒められたりするための重要なポイントとして
ますます強化されながら、発達していきます。

原因がはっきりしない心身の不調というものがあります。

私自身も経験があるのですが、
医学的な検査をしても異常は見つからず、
自律神経失調症という診断がついて、お薬が処方されます。

お仕事や家族のために休んではいられないのに…と
ご自分を責め、焦りを覚え、
思うようにならない体を恨めしく感じます。

そんな苦しい状態にある方々と、
セッションルームでお会いしてお話をお聴きしてみると、
しばしば見受けられるのは、頭と心と体がバラバラであることです。

ご自分の状態や状況については、理路整然と説明をされ、
それに関する知識や情報もたくさんお持ちなのですが、
肝心の体や心との間に、距離や溝があるようです。

特に、心の中には、残念なことに
全く目が向けられていないこともよくあります。

知識をお持ちで知的に分析が出来ることと
実際の体調を知りケアすることの間に
ズレが生じているのです。

頭で思考するスピードは、たいていの場合、
体調や体に合ったペースとは一致していません。

多くの場合、体や心は、思考のハイスピードにはついていかれず、
どこかで破綻してしまうことになりがちです。

けれども頭で考えて、スケジュールを組み立てて、
そのとおりに遂行しなければならないと考えている方は、
体が悲鳴を上げていても、本心ではやりたくないと思っていても、
それらには耳を貸さずに、断固として前進していくでしょう。

体力のあるうちは、少々の困難やストレスがあっても、
それらを乗り越えて突き進むかもしれませんが、
どれほど強く意志の力を使っても、ただそれのみで
継続して進むのは無理というものです。

このような場合、もしも体に意識を向けて、体の声を聴いてみるならば、
「もう無理だ…限界だ…」と教えてくれるでしょう。

体の声というのは、
潜在意識下の自己治癒力や知恵と
密接に結び付いています。

心のほうは、もう少し厄介です。

頭の指令によって突き進むことで得られる
プラスのストローク(報酬、称賛、満足感)があるために、
心もそれに一致し同調しているように
錯覚されてしまうことがあるためです。

「なかなか厳しい道のりだけれど、
大切な何かのためにはやるしかない…」

「周囲からの期待がかかっている以上、
ここでやめるわけにはいかないだろう…」

「ここで頑張って成果を上げたら、
一躍有名になり、収入もアップするはず…」

…などと本当の気持ちが意識的無意識的に無視され、
ないがしろにされてしまいます。

本当の思いに気付くことは、
言葉で言うほどたやすいことではありません。

これまでのセッションケースを振り返ってみると、
回り道やブロックや抑圧などさまざまな障害によって
本心や本音にたどり着くまでに
相当の時間がかかってしまうことも少なからずあるのです。

あるがままの心と体、
その方の「今」をあるがままに受け入れるだけで、
こわばりがほぐれ、癒されていきます。

他者や周囲の環境に対しても、同様です。

頭で組み立てた戦略を使って目の前の現実と戦っても、
おそらく勝ち目はありません。

まずは、かけがえのない体、
そして心を感じて、そちらに意識を向けてみて下さい。

頭と体、そして心を一体のものとしてつなぎ直し、
少しずつ、ゆっくりでかまいませんので、
その全てを受け入れるところから始めてみましょう。

ヒプノセラピーで本当の思いに触れて心を癒す


この記事にコメントする

潜在意識と顕在意識の両面から 変容を促す癒しのサポート

2014年09月11日

意識の90パーセントを占める潜在意識のパワーを上手に使って行う
ヒプノセラピーの退行療法、暗示療法をさせていただいています。

ヒプノセラピーのセッションでは、
潜在意識の中から、その時、その方に必要なイメージが現れ、
そのイメージが、問題の起源や解決へのヒントとなり、
癒しと解放をもたらしてくれるのです。

日常生活の中では、意識されることのない潜在意識。

そうと気付かれないまま、潜在意識が
私たちの行動や選択に関わっていることは、
ほとんど知られていないことです。

いつもの意識の状態=顕在意識が感知していない、
より深いレベルの情報にアクセスできるのが、
ヒプノセラピーの素晴らしいメリットだと言えるでしょう。

さて、この潜在意識と、
日常ふつうに使っている意識 (=顕在意識)とが
もしもタッグを組んで動き始めたとしたら…?

その成果はおそらく目を見張るものとなるはずです。

たとえば、ヒプノセラピーのセッションで、
潜在意識にアプローチして、本当の気持ちに触れ、
親子関係で傷ついた心を癒したとしましょう。

そこからさらに顕在意識にもはたらきかけていったら
どうでしょうか?

個人セッションのほかに私どもが行っているセミナーやワークショップなどは、
通常の意識の状態、すなわち顕在意識からのアプローチです。

神経を逆撫でするような親の言動がどこからきたものなのか?
それによって幼少期のその方が、どのような体験をされ、
それが現在の行動や感情の動きにどのように影響を与えているのか、
知性的に整理をしてマインドで理解することができます。

ヒプノセラピーのセッションをなさった方が、その後、セミナーへとご関心を持たれたり、
ヒプノセラピーのスクール受講中に、個人セッションを希望なさったりということは、
ご自分を癒し変容したいお気持ちの強い方には、よく見られることです。

このたび新たに追加した「ヒプノセラピーサポートプログラム」では、
ヒプノセラピーの個人セッションとフィードバック、セミナー、ワークショップなどを組み合わせ
数回セットのプログラムとしてセッションをする形を取っています。

こうすることによって、潜在意識と顕在意識の両面からはたらきかけ、
納得をしながらゴールに向かって着室に近づいていかれるように
きめ細かく丁寧にサポートを致します。

テーマは、親子関係・人間関係、パートナシップ・恋愛、
自分らしさ・自己実現、セルフヒーリング、目標・願望達成の5つです。

これまでにお越しいただいたセッションケースや
セミナー、ワークショップなどの記録をもとにして、
要となる重要なセッションを選りすぐってまとめてありますので、
あれこれと迷うことなく、効率よくご利用いただけるでしょう。

このサポートプログラムには、複数のオプションがあり、
さらにご希望のセッションを追加していただくこともできます。

この秋、本気で変わりたい、癒したいと望む方には、
ヒプノセラピーの合間にフィードパックを挟み、
長期に渡る問題やお悩みを継続的にサポートする
癒しと解放サポートプログラムも併せて掲載しています。

ヒプノセラピー サポートプログラム


この記事にコメントする

« Previous Entries   Next Entries »



ヒプノセラピー
ユニーク アイ
メンタル サポート

 icon

対面・スカイプ・電話セッション
TEL:080・5008・7108
メールアドレス: mailicon


↑ PAGE TOP

メニュー