アニマルコミュニケーションと癒し
以前から興味があるアニマルコミュニケーションと
アニマルヒーリング。
動物の言葉を、人間の言葉に通訳するようにして伝えるため、
通訳士という名称も使われているようです。
アニマルコミュニケーションをテーマとする
何冊かの本を読んでいて、興味深く感じるのは、
コミュニケーターさんが考えておられる
コミュニケーターとしての資質と才能についてです。
あるプロの方は、感性を磨くところから始めて、
サイキック能力の開発、そして長期に渡る実践練習が必要ということで、
トレーニングコースの講師をしておられます。
また別のプロの方は、
(ご自分は) 生まれ持った、稀有で特別な才能を使って
アニマルコミュニケーションをしている…と書かれています。
その方にとっては、ごく自然で当たり前のことだというのです。
また別のプロの方は、
これは、人間を含めた全ての生きものに、
生来具わった資質であり、
穏やかな気持ちで無心に向かい合えば、
誰でも、生きものとの意思疎通が可能…と書かれています。
皆さんは、どのようにお考えでしょうか?
私は、時々、大好きな犬の動画を見て、癒されていますが、
先日、ある柴犬の人気動画を見ていた時、
この柴犬が、あまり幸せではない…ということを感じてしまいました。
どうしてそう感じたかといういきさつについては、
ヒーリングブログのほうに書いていますので、
ご興味のある方は、ぜひご覧いただければと思います。
私はエンパスなのですが、エンパスは、言葉を使わずに、
相手の感情や感覚、思考を瞬間的にキャッチして、
自動的に共感します。
テレビに登場するタレント犬や、
動物園に暮らす生きものの気持ちが、
何となくわかるのは、エンパスであるためかもしれません。
ですので、アニマルコミュニケーションの世界には心惹かれるものの、
トレーニングと言われたら、必ずしも必要ではないかも… と思います。
これは、個人としての
日常生活でのアニマルコミュニケーションの場合であり、
プロとしてセッションをしたりする場合は、
また別かと思いますが…。
犬は、「今、ここ」 に生きています。
そして、飼い主さんとのコミュニケーションが良好ならば、
無条件の愛を体現しているはずです。
けれども、もしも飼い主さんの心が病んでいたら、
あるいはコミュニケーションが成り立っていないとしたら、
その犬の毎日が、どれほどストレスフルで、
苦しくつまらないものになるだろうかと、
動画を見て、考えてしまいました。
疲れやストレスに打ちひしがれている時、
生きる喜びや嬉しさをそのまま表現している犬の様子と、
無条件の愛は、途方もなくパワフルなヒーリングを与えてくれます。
その犬が幸せであるためには、
飼い主さんの心が癒されて、満たされて、
穏やかであることが必要です。
飼い主さんが幸せであり、犬も幸せであることを
心から願わずにはいられません。
犬と飼い主さんとの愛にあふれる絆が見て取れる動画と、
残念なことに、実はそうでもない動画があります。
後者の場合、(飼い主さんが気付いていないとしても、)
犬のストレスが、見る者の心にダイレクトに伝わってきます。
癒されたい時は、注意深く動画を選んだほうが良さそうです。