ヒプノセラピーを敬遠する理由は?
私は、ヒプノセラピーのセッションをメインにしていますが、
ヒプノセラピー以外のセッションをすることもあります。
たとえば、カウンセリング(のみ)、コーチング、
ライフレビュー、レイキヒーリングなど。
こちらのメニューにお越しになる方は、
ヒプノセラピーをご希望にならないことが多いのです。
どのような癒しのツールを使って
お悩みにアプローチしたいかについては、
その方のご希望が100パーセント尊重されますので、
私としては、ヒプノセラピーでなくても全く問題はなく、
心から歓迎申し上げています。
このブログにも時々書いていることですが、
ヒプノセラピーは、手段であって、目的ではありません。
目的とは、その方がもっと楽になり、お悩みから解放されること、
心身がいっそう健やかであること。
ご自分らしくより良い状態になられること、
望むとおりの未来を実現できること、
探求からの気付きや解決へのヒントを受け取られることです。
それはそれとしまして、
その方がヒプノセラピーをただ選択しないというだけならば、
それでももちろんかまわないのですが、
何か否定的な捉え方や不快感のようなものがあるとしたら、
ヒプノセラピストとして捨て置くわけにはいかないと
感じています。
ある方が、ヒプノセラピーを避けている場合、
その理由はどのあたりにあるのでしょうか…?
これまでのセッションで、少しずつわかってきたのは、
わけがわからない物ごとへの不安です。
潜在意識は、自覚できない心の領域。
そこにどんな思いが潜んでいるのかは、
潜在意識にアクセスしてみないとわかりません。
そしてアクセスするのに必要となる手段が、
催眠に入ることです。
こちらのほうも、体験されなければ、
本当にわけがわからない状態と言えるでしょう。
こうしてわからない不安が二重に立ち塞がり、
敬遠されてしまうようです。
心が繊細で知性的な方々の中には、
未知の物事やなじみのない事物に対して
警戒感を持ち、
安全を優先されるタイプの方もあるようです。
不安を回避するのは、
心を守る自然な防衛反応ですので、
良くないことではありません。
このような不安をお持ちの方が、
通常の3~4時間枠のセッションに、
いきなりお越しになるのでは、
ストレスや心の負担が大き過ぎると思います。
そこで、ヒプノセラピストからお勧めしたいことが
3つほどあります。
こうした方々は、「ヒプノセラピーFAQ よくあるご質問」などを
細部まで熟読され、
ご理解くださっていることが多いため、
やはり体験そのものによって、
手応えを受け取っていただくのがよいかと思うのです。
誘導瞑想は、お勧めしたいものの一つです。
ヒプノセラピストとの対話のやり取りはなく、
ただ言葉の誘導を聴いて、
イメージの世界で自由に過ごしていただけます。
聴いているうちに、誘導から逸れて、
どこか別のお好きなところへ
出かけていただいてもかまいません。
誘導瞑想中に、どのようなイメージが現れたかということは、
こちらからお聴きすることはありません。
気楽なお気持ちで、
体験していただけるのではないでしょうか?
二つ目は、コーチングです。
コーチングは、90分枠の中で、
その方のお話を聴くこともあり、
また簡単な心理療法を取り入れて行うこともあり、
テーマにより、ご希望により、
内容は柔軟に選択されていきます。
何か問題があって、それに取り組んでいる時は、
ストレスや迷い、懐疑、疲労感などを持ちやすい時。
そんな局面に、
リラクセーションのみの催眠誘導や
自律訓練法などを取り入れて、
短い時間に、ひとときリラックスしていただくことがあるのです。
椅子に腰かけた状態で、軽く目を閉じ、
ヒプノセラピストの言葉による誘導を聴きます。
仮にこれといったイメージが現れなかったとしても、
思考を離れることで、頭が空になり、
五感に意識が向けられ、
心の安らぎを感じやすくなります。
心身をくつろがせる心地よさと、
目覚めた後のリフレッシュを
体感していただけることでしょう。
三つめは、ヒプノセラピーの
初回体験お試しセッションです。
事前カウンセリングをしませんので、
問題やお悩みそのものに触れることはなく、
プライバシーも安全です。
リラクセーションとリフレッシュを目的とした
短い暗示誘導を致します。
ご紹介した3つは、
いずれも通常のセッションよりは短い時間設定で、
料金もお安くなっています。
ご興味のある方には、ちょっとした空き時間に、
軽くお試しいただけると思います。