個人セッション? セミナー? それともスクール? 自己の癒しと他者のサポート
ヒプノセラピー、前世療法などにご関心を持たれるのは、
ヒーリングやセラピーにご興味がある方、
あるいはご自身を癒したい方が多いと思います。
他者の癒しのサポートに関心を向ける背景には、
おそらく さまざまな出来事に傷つき、悩み、
苦悩された(されている)体験があるからに違いありません。
「自己を癒す」ことから、やがて、
「他者の癒しのサポートをさせて頂く」方向へ進むということは
私自身が通ってきた道でもあり、よく理解でき共感できるところです。
通常、ご自分を癒したい時には、ヒプノセラピーの
「個人セッション」にお越しになることが多いと思います。
けれどもセッションではなく、
スクールでヒプノセラピーや前世療法を習得され、
自己催眠を使って、じっくりと自己の癒しに取り組みたいと
お考えになる方もあります。
セラピストのセッションよりは、
むしろご自分でゆっくりと向かい合っていきたい方もあります。
現在、スクールの受講生の中にも、
そういう方々がおられます。
ほかにもレイキや目標達成自己催眠など
「セミナー」を通じて自他の癒しの実践を選択なさる方もあります。
ヒプノセラピーの個人セッションは、直接的で目標が明確、
効果を実感でき密度の濃い体験となりますが、
その一方で、スクールやセミナーはより客観的、持続的、
左脳的な取り組みとなるでしょう。
まずは思考や分析を使って、知的なアプローチで
自分を理解したい、問題を解き明かしたい、
ゆっくりと心の声を聴いていきたいタイプの方もおられます。
癒しの手段としてどれを選択なさるかは、
その方の個性やお考えによるでしょう。
セラピストである立場からは、
「スクールやセミナーでセルフヒーリングを続ける方が、
たしかにこの方には向いている…」と思うことも
しばしばあります。
問題が複雑で根が深く、継続していく必要がある場合や、
その方のペースでゆっくりと変わりたい場合、
ご自身で心と直接つながりたい場合などです。
問題に取り組もうとする前に、
まずは時間をかけて心理と癒しについて知り、
心の準備をしたいという場合もあるかもしれません。
問題やお悩みと向かい合い、
解放と癒しが進むにつれて、
お悩みに奪われていたその方本来のエネルギーが取り戻され、
未来への明るい見通しや展望を、
持つことができるように変容していきます。
ご自身を癒すプロセスの中で、
この人生の目的や計画、天職・適職、
本当に実現したいと心から望むことが、
少しずつわかるようになり、
クリアになったご自身の意志や
活性化した生命エネルギーを使って、
そちらに向かって、着実に歩を進めることが
できるようになることでしょう。
プロとして開業していても、
自己を癒すプロセスは続いていきます。
自分を癒せば癒すほど、
よりクオリティの高い癒しのサポートを
実現できるようになるでしょう。