胎児と母親の気持ちに触れる 胎児期退行
このところヒプノセラピープロ養成スクールが続いています。
今日はアドバンス・コースの「胎児期退行」の実習がありました。
胎児期退行は、お母さんのおなかの中にまで戻っていくセラピーです。
胎児期の記憶は、通常、大人の方にはありません。
ところが催眠状態で胎児期に退行していくと、
その時の感覚や感情が驚くほど鮮明に感じられます。
そしてお母さんの気持ちや、
家庭内の重要な出来事のイメージも現れてきます。
胎児は成長し、やがてこの世界に生まれ出てきます。
その瞬間の感覚や感情も受け取ることがでるのです。
こうしたプロセスにおいて、
何か否定的な要素や辛い体験があったならば、
それらを解放し、喜びと祝福を十分に感じていただくことが出来ます。
胎児期のことは、親御さんや身近な方々から話を聞くことはあっても、
ご自分で想像したり記憶をたどったりは困難なものです。
胎児期退行のセッションは、
胎児であった頃の純粋な気持ちや生まれることに対する思いに触れ、
自己肯定感や自己受容を高めるのにも役立つでしょう。