神奈川 スカイプのヒプノセラピーユニークアイは、ヒプノセラピー(催眠療法)セッション、暗示療法、退行療法、ヒプノセラピストプロ養成スクール、潜在意識の活用・自己催眠セミナーで、心の癒しと解放、親子関係の問題、トラウマ・生き辛さの解消、望む未来の創造をサポートします

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ヒーリングから最大限の癒しを受け取る秘訣とは?

2021年08月17日

エネルギーヒーリングを受ける時に、

ちょっとした準備と心がけで、

結果が大きく変わることをご存じでしょうか?

エネルギーヒーリングを受ける前日や当日、

どのような準備をすると良いのか?

そしてヒーリングセッションの際に、

最高最善の癒しを実現するのに役立つコツは何か?

これまでのヒーリングセッションのケースなども交えて

簡単ではあるけれど、あまり知られていないポイントをお伝えしています。

今まで一度もヒーリングを受けたことのない方にも、

近い将来、受けることになっている方にも、お勧めです。

ホリスティックな癒しのブログに投稿しましたので、

下記リンクから、ぜひご覧いただければと思います。

ヒーリングを受けるコツは?


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季節性うつ病 その名も「ウィンターブルー」

2019年01月25日

「季節性感情障害」(SAD)、ウィンターブルーという言葉を
聞いたことがあるでしょうか?

11月頃から徐々に始まり、年が明けて3月頃には解消するウツで、
毎年、同じ時期に起こることが多いそうです。

冬は寒さが厳しく、ブルーといえば、
冷たい海水、氷、霜、つららなどが連想されますが、
気分が落ち込み、鬱々とするブルーのことなですね。

私は、これまで、冬季に落ち込むということが
あまりありませんでした。

が、ここ数年、
「もしかすると、これがそうなの…?」と
思い当たることがあります。

皆さまはいかがでしょうか?

典型的な症状としては、気分が晴れない、頭の回転が鈍くなり、
物事を効率よくこなせない、意欲低下、疲労感など。

眠っても眠っても、まだ眠り足りない状態となったり、
甘いものや炭水化物を摂りすぎてしまったりすることもあるのだとか。

特に何かがあったわけではないのに、季節の自然な移り変わりによって、
いつもは楽々と行っていることが、しんどくなったり、
悲観的な気持ちになったりしてしまうのは、辛いことです。

今は、インターネットが発達しているので、
ちょっと検索すると、すぐにたくさんの情報が手に入り、

「そうか、冬季うつ病だったのか…」と確認して、
少しはほっとすることが出来ますが、

過去の時代の人々は、そうはいかず、
たいそう不安であっただろうと想像されます。

ウィンターブルーの時に、
まずお勧めしたいのは、明るさです。

白夜が続く地域、北欧などでは、明るい色彩の調度を集め、
冬に咲く色とりどりの球根植物をアレンジして、
お部屋中に美しく飾って楽しみます。

日本国内では、有り難いことに、
種類は多くはないものの、冬でも野外で咲くお花があります。

今、セッションルームの庭では、黄梅と水仙、
室内では、セントポーリアとヒヤシンスが咲いていて、
心を明るくしてくれます。

また、ご近所を歩いていると、うっとりするようなロウバイの花が、
あちらこちらで咲き匂っています。

もしも身近なところにお花がない場合には、
温室のある植物園や、
大きなお花屋さんを訪れてみてはいかがでしょうか?

もう一つ、明るさといえば、太陽。

寒さに負けずに早起きをして、朝の太陽の光を浴びるのも
良い方法とだいうことです。

晴れていると、それだけで嬉しいものです。

個人的な体験になりますが、
心を明るくしてくれる音楽を聴くことが、
過去に、驚くほど効果的だったことがあります。

私は音楽全般が大好きですが、
実は、その曲・歌を聴くだけで
たちまちウツっぽくなる曲・歌が幾つかあり、
それらが何かの拍子に
(たとえばどこかのBGMやラジオでかかるなど)
耳に入ってこないように、密かに気を付けています。

その反対に、精神状態に目覚ましくポジティブな影響を
与えてくれる音楽も幾つかあります。

たとえばチャイコフスキーのバレエ音楽や、
リズミカルで明るい曲調の70年代のロックミュージックです。

今、映画が大ヒットしているクイーンならば、
ボヘミアンラプソディーよりも前にリリースされた
初期のアルバムがお勧めです。

音楽は、それぞれに好みがありますので、
その方にとって、高揚感や力強さ、
生命エネルギーを与えてくれるものを
積極的に取り入れる時間を作られるとよいでしょう。

ウィンターブルーを調べてみると、多くの記事に出てくるのが、
「To Doリスト」作りです。

これはどうなのでしょう?

真面目に努力するタイプの方だったら、
いつもの倍くらいに頑張ってみても、
思うようにリストが消化できないことに落胆し、
余計に落ち込んで、自分を責めるモードに入ってしまわないかと
心配です。

そういうタイプの方は、きれいなお花を見に出かけたり、
音楽を聴いたりすることにも、いくばくかの罪悪感を覚える怖れがあります。

人間は、機械ではありませんので、
良い時もあれば、そうでない時もあります。

ご自分に対して、少しだけ、優しくしてあげましょう。

私たちの周りには、自然のサイクルがあります。

月の満ち欠けや天体の動き、潮の流れや風、
そして体内のバイオリズムなど。

それらが幾重にも重なり合い、
入り組んだサイクルの中に生かされ、
暮らしていることを思い出して、
なるようになる…くらいに楽観的になれたらよいですね。

早く春がやってきますように。


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環境を変えて、問題に気付く

2019年01月22日

先日、自己研修のため、都内某所へ出かけました。

何かを学ぼうとする時、
県内ではそうした講座が開かれる機会が少ないので、
都内へ出かけていくことがよくあるのですが、
その日はなぜか、いつもと少し違うことが起こりました。

JRの駅を出て歩き始めると、広い道路が続いており、
両側には、たくさんの巨大なビルが立ち並んでいます。

そのビルが、道に沿って並んでいるのではなく、
それぞれが違う角度や方向を向いているさまが、
不思議なことに、たいへん新鮮に映ったのです。

都内や繁華街に住む方にとっては、
ありふれた日常風景に違いありませんが、
セッションルームの周辺は、緑濃く、自然が豊かで、
大きな道路は県道くらいしかありません。

比較してみると、空間の広がりは、どちらも広大であるものの、
その空間にあるものたちが、
見慣れた風景とはだいぶかけ離れていたため、
建物の質感や色彩、発せられるエネルギーが、
厳寒の冷たい空気の中で清々しく、印象深く感じられました。

ちょうどその時間は比較的人通りが少なく、人の数や雰囲気よりもむしろ
場に占めるモノの存在感のほうに気を取られました。

こうしたいつもとは違う風景や光景は、
脳と心に大きな刺激を与えてくれます。

大げさに言うと、
今までにはない気分や発想、意識の状態に
シフトするきっかけとなることがあります

催眠療法の世界では著名な
天才セラピストであるミルトン・エリクソンは、
このような機会を上手く活用して、
クライアントに「宿題」を与えました。

たとえば、
「街でいちばん高い丘のてっぺんに上って
このことについて、もう一度考えてみて下さい…」のように。

心に重くのしかかる厄介な問題を、
意図的に日常とは異なる空間で思い起こしてみる時、
同じ問題であっても、違うニュアンスや意味が伝わってきたり、
別の視点・異なる角度からの情景が垣間見えたり、
重さや感触が微妙に変化したりすることがあります。

子どもの頃、ハイキングで訪れた山の頂上や、
きれいな浜辺で食べるお弁当が
途方もなく美味しく感じられたことを思い起こしてみましょう。

現実には、心配ごとやお悩みがあって、頭の中で堂々巡りしながらも、
いつもの家事やお仕事をこなさなければならないことかあります。

多くの方々が、育児や介護など、
ご家族のために忙しく動かなくてはならない状況におられると思います。

そうであっても、そんな時、ちょっと環境を変えてみたり、
いつもと違う行動を取ってみたりということが、
思った以上に役に立つことがあるのです。

セッションルームにお越しいただくことも、
その一つになり得ると言ってもよいかもしれません。

最近は、スカイプやZoomなどの遠隔セッションを
気軽にご利用いただけて、便利になりました。

が、あえていつもは乗らない電車に乗り、知らない駅で降りて歩き、
セッションルームにお越しいただく機会を作ってみるのも
良い効果がもたらされるきっかけとなっていくかもしれないのです。

昭和レトロなセッションルームは、
都市部の現代的なお住まいの方にとっては、
カルチャーショックのような新鮮な刺激となり、
林の樹々や畑、川、野原、雪を頂いた富士山もまた然り、
さらには人口密度の差や郊外の空気感に驚かれるかもしれません。

心のコリやとらわれ、閉塞感、あきらめ、怒り、
我慢などをそのままにしておいたり、
またはよくあることですが、
問題やお悩みを無かったことにしてしまったりするのは、
遅かれ早かれ、心身に何らかの問題を引き起こしかねません。

体の不調も、心の傷も、その存在に気付いてもらい、
認められ、癒されるのをじっと待ち続けています。

ほんの少し、時間を作り、ひととき立ち止まってみると、
その切実な声に気付いて驚かれるかもしれません。

その方が必要とする癒しを受け取り、
重荷をおろして身軽になられ、
人生が望む方向へと進んでいかれることを願っています。

お読みくださって有難うございました。


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親にして欲しかったこと、してもらえなかったこと

2018年07月04日

親子関係のお悩みは、言葉で言えないくらい
深刻となることが多いものです。

これまでにお会いしたクライアントの方のお話をお聴きしていると、
無視や理不尽な行動、虐待、ネグレクト、依存など、
そんなことがあってよいのかと、しばしば心が重苦しくなります。

幼少期に親御さんからされたこと、してもらえなかったことで、
現在も苦しみ、生き辛さを抱え、人間関係が上手くいかない方が、
どれほどたくさんいらっしゃることでしょうか。

そんな方のご参考となるケースを
こちらのブログでご紹介出てきたらと思うのですが、
それが難しいのは、親子関係の問題は、
本当にさまざまであるためです。

お一人おひとり、お悩みのポイントが異なります。

幼少期の環境と体験には、
そのご家庭の価値観、人間観、世界観が色濃く反映していて、
たとえば虐待であっても、それによって何が起こったか、
何がいちばん辛かったのかは、その方によって違うのです。

そうであっても、共通項として言えることは、
あるがままを受け入れてもらえなかったこと。

あるがままを認めて肯定し、
さらに「その方らしさ」が成長、進化していくための支えを
得られなかったということになるでしょう。

その方らしさとは、個性、持って生まれた資質・才能、志向、
親御さんとははっきりと異なる価値観・世界観などの全てです。

自分が自分であることは、幼い子どもにとって、
ごく自然な状態であり、それだけで充足し安定できる状態ですが、
そのベースを無視されたり、支持されなかったり、強く否定されたりしたら、
どうなるでしょうか?

その子にとって大好きで大切な親に受け入れてもらえない「自分」への
否定的な感情、不信感、懐疑、そして本来の自分との葛藤、
親に愛され、受け入れられるために、日常的に、
必死の努力と模索をしていかなければなりません。

ここにいて良いのだという世界への安心感や生きる喜びのない状態が
続いていくことになります。

そして、生命エネルギーや生き生きとした感覚、
自然に流れていく感情などが阻害され、疲労とストレスが生み出されます。

大人になってから、いろいろな問題が起こり、
(特に人間関係が上手くいかなくて)
ようやくそのことに気付かれる場合も少なくありません。

本当はして欲しかったのに、してもらえなかったこと、
されたくなかったのに、されてきたことに気付いて
愕然として、その後、腹立たしさや怒り、
不当に扱われた感覚を自覚できればよいのですが、
残念なことに、そうならない場合もあります。

実は、そうならない場合のほうが、いっそう複雑で厄介で、
対処するのが困難な問題をはらんでいることになるのですが、
それについては、また別の機会に書くことにします。

まず、今、心にある腹立たしさや怒り、無念さは、
正当な腹立たしさ、正当な感情であることを知って下さい。

そしてそんな怒りや被害者意識が湧いてきて、
その感情に圧倒されてしまったら、
心を解放し、癒すための何かをすることをお勧め致します。

カウンセリングや傾聴などは、
胸に淀んでいるもやもやした思いを言葉にすることで、
少しずつ整理がつき、心も落ち着いてくるでしょう。

そしてこれは大切なことですが、少し落ち着いてきましたら、
ご自分のこれまでを振り返ってみて、親御さんとの関係に対して、
取り返しがつかない不遇であるとか、
めったに無い外れクジを引いてしまった不運な自分
…という見方は、決してしていただきたくないのです。

大切な相手に受け入れられず、否定される体験は、
途方もない苦しみであることは間違いありません。

けれどもだからといって、人生には、
取り返しのつかないことは無いのです。

過去の苦しみや親の言動にばかり、意識を向けていたのでは、
本来のその方の人生が前に進んでいかなくなってしまいます。

本来のその方の個性の輝きが失われ、
本来のその方の才能や資質が発揮されずじまいになったとしたら、
これほど残念なことはありません。

これまでのケースから、申し上げたいのは、
どれほど過酷な状況を過ごされてきたとしても、
そうしたいという意図があるならば、
その影響から自由になる可能性がひらかれていくということです。

そのためには、親にして欲しかったのに、
してもらえなかったことを恨むよりも、
親がしてくれなかったことを、
ご自分でご自分に対して、してあげることです。

怒りや恨みや犠牲者意識に蓋をするのではなく、
十分に感じたうえで解放し、
そして、そこからは、ご自分でご自分を受け入れ、
あるがままを認め、
ご自分が本来はどのような人なのかを理解し、
ご自分らしく生きることを励まし、
勇気とパワーをご自分に与えてあげましょう。

「いったいなぜ私だけが…」と、
周囲の人とご自分を比べて、不運を嘆き続けていても、
何も良いことは起こりません。

もしも恨みや被害者意識、
長年に渡ってため込まれてきた怒りや反発が手に余るようでしたら、
安全に解放するお手伝いをさせていただくことが出来ます。

また、お一人で解放する方法などもお伝えすることが出来ます。

ですので、たとえ、今は苦しみのさなかにあったとしても、
より良い方向へ変わっていこう、人生を変えていこうという意図を
まずは持っていただければと思います。

それが解放と変容の第一歩となるでしょう。


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話を聴いてもらうことで、心が癒される

2018年04月28日

昨日、NHKのドキュメンタリー番組で、
蒲田にある法律相談所と、
そこに訪れた人々が紹介されていました。

さまざまな問題を抱えた人々が、30分間、無料で、
専門の弁護士さんからアドバイスをいただくしくみのようです。

場所が法律相談所ですので、ご想像のとおり、
番組スタッフからの取材を拒否される方がほとんどでした。

まれにインタビューに応じられる方もあったのですが、
深刻な問題や厄介な出来事、理不尽な仕打ちなどが次々と出てきて、
見ていて、どんどん気分が重くなっていきました。

セクハラ、リストラ、強制退去、採用取り消し…
生活が脅かされる大変なことばかりで、胸が痛みます。

画面では、顔の表情も体の動きも沈鬱で、
困惑、落胆、絶望、怒りが滲み出ていました。

そんな中で、印象に残ったのは、
「話を聴いてもらえたことで、少しすっきりした」
という感想です。

相談を終えて、部屋から出てこられた何人かの方は、

「解決はしなかったけれど…」
「争って勝てる見込みはないとわかったけれど…」

と言いつつも、「全て打ち明けて、思っていることを全部言えて、
それは良かった」と答えておられました。

もしもこの言葉がなかったら、
出口の全く見えない暗闇ばかりという感じで
番組が終わっていたと思うのですが、
心からほっとしました。

誰かに自分の話を聴いてもらうということは、
日常、あまりにも普通のことですが、

いつでも、どんな内容でも、無条件に話を聴いてもらうことが
本当に出来るでしょうか?

言ってもわかってもらえない、
どうしても言いにくい、言葉には出来ないこともあるでしょう。

打ち明けた後の、相手との人間関係も気になるところです。

法律相談所を訪れた方の中には、さまざまな事情から、
誰にも相談することが出来ず、心理的に追い詰められ、
途方に暮れておられることが
リアルに伝わってくる方がありました。

相談をするビフォーアフターで、その方の様子には、
微妙な変化が見て取れました。

話をすると、心が外へ向きます。

そして、不思議なことに、思いを言葉にしていくことによって、
自分の気持ちや考えが、よりはっきりしてきます。

この外側への解放と内側への気付きが、同時に起こると共に、
聴き手から伝わってくる共感や、理解のまなざし、
肯定のうなづきなどがあるならば、さらに心が落ち着いて、
心のゆとりや明晰さを取り戻せるようになるでしょう。

話をすることは、ありふれているように思われながらも、
実はそうではないからこそ、昔も今も、
カウンセリングや傾聴が求められるのだと思います。

ただ受容的にお話を聴いてもらうだけで、
その方に元々具わっているリソース、たとえば思考力や判断力、
問題を解決に導く知識や経験力などが動き始めて、
ご自分の力で、一歩を踏み出せるようになります。

ご自分の内なる知恵や経験値、発想力などを発揮するには、
一人で悩み続け、頭の中でぐるぐると考え続けるのではなく、
人に話してみるということが、たいへん役立ちます。

失意や落胆の中で生じてしまっている思考の偏りや歪みが分かり、
見落としてしまっている視点や切り口にも気付けたら良いですね。

身近なところに、話を聴いてくれる相手や、
話をしても大丈夫と思える相手が見つからなかったら、
まずは「傾聴」セッションにお越しいただければと思います。

カウンセリングというと、心の不調や病のイメージがあるかもしれません。

けれども、ただお話をお聴きする傾聴でしたら、
気楽なお気持ちで、利用していただけると思います。

また、個人情報は明かさずに、お話したいことを自由に話せる
傾聴グループワークもあります。

インターネット上で行われ、
その都度参加メンバーが変わるオープンな集まりですので、
ご自分の映像を出さず、誰にも知られることなくご参加いただけます。

安全な場を作るために、批判やアドバイスをしない、
そこで聴いた話は絶対に外へ漏らさないなどの
幾つかのルールに沿って進めています。

傾聴にご興味のある方は、いつでもお気軽にお問い合わせ下さい。

傾聴、傾聴ヒーリング、傾聴グループワーク


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アルコール依存と心の深層

2018年04月26日

有名なアイドルの事件のニュースを聞いて、
驚くと共に、いろいろなことを考えさせられました。

アルコール依存の問題があったという報道もあるようです。

何かの依存症や中毒、嗜癖は、その背景に、
途方もない問題が潜んでいることがあります。

ご本人が意識されていない負の感情、シャドウ、トラウマなど。

たとえばお酒を飲みたくなくなるような暗示をかけるばかりでは、
残念ながら、そうした問題の本質が癒されることはないでしょう。

以前、セッションルームにお越しになったあるクライアントの方も、
心の深層と向かい合うことがどうしても出来ず、
苦しく、難しい状態が続いておられました。

本当は、少しずつ、ゆっくりと心をほぐして、
心の深層にひそむ感情と向かい合えたら良いのですが、
いつでも、どなたでも、
簡単にそれを行えるものではないことは、
私もよく理解しています。

(今は)背負いきれない重荷、
(今は)とうてい直視できない苦しみ…というものは、
あるのです。

難しい局面でも、その方ご自身が、
何とか立ち直ろうというお気持ちを持てるようになられると、
変容は、少しずつ起こり始めることになります。

そうなるために、セラピストがお手伝いするツールの一つが、
ヒーリングです。

その方本来の生命エネルギーを活性化し、
自己治癒力を高めるヒーリングは、
傷付いた心の癒しと気付きを楽に受け取っていかれるように、
穏やかに、かつパワフルに促します。

ヒプノセラピーにも、幾つかのアプローチがあります。

サブパーソナリティ(副人格) 、ハイアーセルフ、
あるいは多次元セラピーによる退行療法などです。

サブパーソナリティについて、
下記のさくらブログのほうに投稿しましたので、
ご興味のある方は、ぜひお読みいただければと思います。

お酒をやめられない背景に何が?


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アニマルコミュニケーションと癒し

2018年03月25日

以前から興味があるアニマルコミュニケーションと
アニマルヒーリング。

動物の言葉を、人間の言葉に通訳するようにして伝えるため、
通訳士という名称も使われているようです。

アニマルコミュニケーションをテーマとする
何冊かの本を読んでいて、興味深く感じるのは、
コミュニケーターさんが考えておられる
コミュニケーターとしての資質と才能についてです。

あるプロの方は、感性を磨くところから始めて、
サイキック能力の開発、そして長期に渡る実践練習が必要ということで、
トレーニングコースの講師をしておられます。

また別のプロの方は、
(ご自分は) 生まれ持った、稀有で特別な才能を使って
アニマルコミュニケーションをしている…と書かれています。
その方にとっては、ごく自然で当たり前のことだというのです。

また別のプロの方は、
これは、人間を含めた全ての生きものに、
生来具わった資質であり、
穏やかな気持ちで無心に向かい合えば、
誰でも、生きものとの意思疎通が可能…と書かれています。

皆さんは、どのようにお考えでしょうか?

私は、時々、大好きな犬の動画を見て、癒されていますが、
先日、ある柴犬の人気動画を見ていた時、
この柴犬が、あまり幸せではない…ということを感じてしまいました。

どうしてそう感じたかといういきさつについては、
ヒーリングブログのほうに書いていますので、
ご興味のある方は、ぜひご覧いただければと思います。

柴犬のストレスと飼い主の心

私はエンパスなのですが、エンパスは、言葉を使わずに、
相手の感情や感覚、思考を瞬間的にキャッチして、
自動的に共感します。

テレビに登場するタレント犬や、
動物園に暮らす生きものの気持ちが、
何となくわかるのは、エンパスであるためかもしれません。

ですので、アニマルコミュニケーションの世界には心惹かれるものの、
トレーニングと言われたら、必ずしも必要ではないかも… と思います。

これは、個人としての
日常生活でのアニマルコミュニケーションの場合であり、
プロとしてセッションをしたりする場合は、
また別かと思いますが…。

犬は、「今、ここ」 に生きています。

そして、飼い主さんとのコミュニケーションが良好ならば、
無条件の愛を体現しているはずです。

けれども、もしも飼い主さんの心が病んでいたら、
あるいはコミュニケーションが成り立っていないとしたら、
その犬の毎日が、どれほどストレスフルで、
苦しくつまらないものになるだろうかと、
動画を見て、考えてしまいました。

疲れやストレスに打ちひしがれている時、
生きる喜びや嬉しさをそのまま表現している犬の様子と、
無条件の愛は、途方もなくパワフルなヒーリングを与えてくれます。

その犬が幸せであるためには、
飼い主さんの心が癒されて、満たされて、
穏やかであることが必要です。

飼い主さんが幸せであり、犬も幸せであることを
心から願わずにはいられません。

犬と飼い主さんとの愛にあふれる絆が見て取れる動画と、
残念なことに、実はそうでもない動画があります。

後者の場合、(飼い主さんが気付いていないとしても、)
犬のストレスが、見る者の心にダイレクトに伝わってきます。

癒されたい時は、注意深く動画を選んだほうが良さそうです。


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自分らしくいられない原因 4. 憑依

2017年09月08日

自分らしくいられない原因は何か?

今回は、自分ではない何かによって
自分らしくいられなくなっている、
憑依という原因について書いています。

多次元セラピーには、憑依という考え方があり、
憑依の目的や動機を探求して明らかにしたうえで、
癒して解放することが出来ます。

憑依が起こると、どのようなことが起こるのか?

多次元セラピーブログのほうに書いていますので、
ご興味がある方は、ぜひご覧いただければと思います。

自分らしいられない原因と多次元セラピーの憑依


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自分が自分らしくいられない原因 2. 前提条件

2017年09月02日

自分が自分らしくいられないことの原因として、
前回は親子関係について書きましたが、
原因は、ほかにもあります。

今回は、「前提条件」について考えてみましょう。

前提条件というのは、
トランスパーソナルな退行療法である多次元セラピーで扱う
重要な要素の一つです。

何かについて、
必ずこうしなければならない…
決してこうしてはならない…
というように、無意識に強い思い込みがあることを指すのですが、

そうした思い込みを持っていることに、
当のご本人は、気付いていないことがほとんどです。

その方の無意識の中で、ある一定の方向に導き、
毎回、固定された反応を引き出してしまうのです。

多次元セラピーのセッションでは、
しばしば現れる前提条件。

自分らしくいられないことと、前提条件とが、
どのように関わっているのかについて、
多次元セラピーサイトのブログに書いていますので、
どうぞ続きをご覧ください。

自分らしくいられない原因 その2 前提条件


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自分が自分らしくいられない 1. 親子の関係から

2017年09月01日

自分が自分らしくいられない…というのは、
大きな苦しみです。

生きている今という時間、ここにいる自分という存在の実感が薄く、
周囲の人々も、リアルなのにリアルに感じられない…

何となく毎日を過ごしていても、感情が動かず、
楽しさや嬉しさがあまり感じられない…

何のために生きているのか、わからない…

そんな状況に気付かれて、無気力になったり、
不安や焦りを覚えたりすることもあるでしょう。

自分が自分でいられない…というのは、当たり前のことですが、
自分らしくいられない方にしかわからない感覚です。

ですので、家族や身近な誰かに説明しようとしても、
本当の苦しみと生き辛さは、なかなか伝わらないことが多いのです。

言葉のうえでは理解してもらえても、
わかってもらえないもどかしさ。

表面的には、仕事を真面目にこなしていたり、
普通に家庭生活を送っていたり、
破綻のない人間関係を築いているように見えますので、
いっそう辛い気持ちを抱えることになるかもしれません。

自分が自分らしくいられないことの背景には、
さまざまな要因があります。

たとえば、幼少期の親子関係から、そうなってしまうことがあります。

アダルトチルドレンやインナーチャイルドといった言葉は、
今やインターネット上にもよく見受けられるようになり、
虐待、過干渉、コントロール、ネグレクトなどが、
子どもの心に深刻な影響を与えることが
知られるようになってきました。

テレビドラマでも、悪気はなくても毒になる親が
テーマとして、取り上げられています。

幼い子どもにとって、親は「全て」です。

子どもは親に愛情と愛着を抱き、
また親がいなくては、子どもは生きてはいけません。

親の言葉と行動、信念、価値観、人間観、世界観などが、
子どもが成長するプロセスで、
親子関係の中で表現され、伝わり、吸収されていくのです。

時には、はっきりとした形で、
また時には、暗黙のうちに…。

自分が自分らしく、自然に振る舞うことは、
どうやら「良いこと」ではなさそうだ…と感じた子どもは、
自分らしさを封印します。

親が、直接的に制限したり、禁止したりすることもあります。

自分が感じていることがあっても、感じていないことにしてしまうでしょう。

自然な感情の流れが阻害され、
自然に感じるはずの好き・嫌いという感情がわからなくなり、
意欲や自発性が奪われます。

生き生きとした人間らしさや個性のない、
親から見て理想的なセルフイメージの幻想を生きる場合もあれば、
子どもにとって過酷な環境の中で、
本来の自分らしさなど、とうてい表現出来ない場合もあるでしょう。

いずれも、サバイバルするために、ほかには方法が見当たらず、
そうせざるを得なかったのです。

自分らしさが抑圧、封印されている状態は、
その方が、自分を何とかして守り、
愛情や庇護をもらって生き延びようと頑張った結果と考えてもよいでしょう。

本当によく頑張ってこられたのだと思います。

けれども、大人になった今、その方は、親に依存しなくても、
生きていくことができるようになっています。

ご自分がご自分らしくいられない苦しみや辛さがあると気付かれたならば、
そこから、焦らずに癒していくことが出来ます。

親子関係に問題がある場合、残念なことですが、親子の間にある愛情が、
親子関係を癒す際の障壁となってしまうことがあります。

どんな親であっても、その方なりに、子どもを愛しているのですし、
子どもの幸せを願っています。

子どももまた、親を愛しているため、親の中に在った否定性を、
直視したり、認めたりすることを、意識的、無意識的に、
回避してしまうのです。

セッションにおいても、時にこの障壁が現れて、
親が与えた否定的な影響を明晰に見て、癒すことを阻んでしまいます。

そんな時は、人間は、誰でも、常に成長していくものだということ、
親といえども、一人の人間であることに変わりはなく、
長所と短所、強さと弱さを持ち合わせていることを
思い出して下さい。

親からの影響を脱して、その方独自の価値観や世界観、
ご自分らしさを持って生きていくことは、
親を否定し、親を裏切ることではないのです。

自分らしくいられない要因は、ほかにもありますので、
それはまた、次の機会に投稿します。

インナーチャイルド、インナーペアレントを癒す


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