神奈川 スカイプのヒプノセラピーユニークアイは、ヒプノセラピー(催眠療法)セッション、暗示療法、退行療法、ヒプノセラピストプロ養成スクール、潜在意識の活用・自己催眠セミナーで、心の癒しと解放、親子関係の問題、トラウマ・生き辛さの解消、望む未来の創造をサポートします

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どんな未来、どんな幸せを選びますか? ヒプノセラピー未来順行

2015年08月22日

未来順行は、ヒプノセラピーの中でも異色のメニューです。

そして、最近、人気が高いものの一つでもあります。

胎児期退行や前世療法のように、時間を遡って戻っていくものは、
比較的、よく知られていますが、
時間を進めていくと聞いて、少し驚かれる方もあるでしょう。

未来順行は、数ある並行未来の中から、
最高に幸せになっている未来を選んで訪れるセッションです。

そして、その幸せを味わって潜在意識に浸透させるとともに、
どのようにしてこんな幸せを手に入れたのか、
メッセージやアドバイスを受け取ります。

人生の道には、平坦な道も過酷な道もあります。

未来へと続く道は、固定されたものではなく、
どの瞬間にも、常に複数の可能性が開かれており、
どの道であっても、私たちは能動的に選択可能であるという
考え方に基づいています。

潜在意識には、過去も未来も含めて
あらゆる情報のデータが集められています。

私たちの未来には、数多くの可能性があり、
そのうちのどの未来についても、潜在意識には既に情報があります。

極端なことを言うと、
たとえば最悪の未来がどんな未来であるか、
興味を覚えたならば、その未来を訪れることも出来るでしょう。

とはいえ最悪の未来を体験するのは、
あまりお勧め出来ません。

それは、潜在意識の特性によります。

潜在意識は、今、体験した最悪の悲惨極まりない未来を、
現実のものとして受け取り、
潜在意識に強く印象付けられ落とし込まれたその未来に向かって、
思考や行動を自然にとっていくようになるためです。

最悪の未来を体験したい理由の中には、
どん底をあらかじめ垣間見ておくことで、
これ以上は悲惨にならないというささやかな安心感を
得たい場合があるかもしれません。

けれども、潜在意識の特性を考えると、
こうしたことは、実は逆効果であるということになります。

辛い、苦しい、惨めだ、取り返しがつかない…という
負の要素を潜在意識に浸透させるよりも、
むしろ明るくポジティブな要素を五感でリアルに体験し、
生き生きとした印象をふんだんに受け取ることのほうが、
良い未来の実現には役立つのです。

さて、世界随所で起こっている異常気象や自然災害、
気が滅入るような事故や凶悪な事件、
テロ、争い、特殊なウィルスなどを、
日々、体験したりニュースで見聞きしたりしていると、
明るい未来なんてやってくるのだろうか…と
沈んだ気分になりがちです。

ご自分は、この先何とか過ごせたとしても、
お子さんやお孫さんの世代には、
果たして何が起こっているだろうかと思うと
いたたまれない気持ちになります。

将来に対する安心感や希望をなかなか持ちにくく、
かなり悲観的なイメージを思い描いてしまう方がある一方で、
なるようになると達観したり、
楽観的な見通しを持っていたりする方もあります。

前者の場合、その方の人生経験や、思考パターン、信念、
パーソナリティ、遺伝子や幼少期の親御さんからの影響などが
複雑に作用して、そうなるのだと思いますが、
今、その方の潜在意識を開いてみるならば、
負の要素が、ポジティブな要素を凌ぐ勢いをもって
大きな領域を占めている様子が想像されることになるのです。

悲観的であることによって、
心が傷つかないようにご自分を守れる側面もあるでしょう。

平穏無事で荒波に翻弄されることのない無難な人生よりも、
努力して困難を乗り越えていく人生や、
よりチャレンジしがいのあるアクティブな人生を望み、
理想とすることもあるはずです。

つまり幸せな未来とは、ステレオタイプのものではなく、
その方によって描く幸せのイメージはそれぞれ異なっているのです。

ヒプノセラピーの未来順行では、
その方が心から真に望んでいる最高、最善の幸せな未来を訪れます。

幸せな未来が、その方にとって
本当に幸福感を覚えるものであるならば、
(倫理的であり他者を侵害しない限り)
傍から見てどのようなものであってもかまいません。

このように考えてみると、
どんな方にも、その方にとっての幸せな未来像は存在しており、
そうなったら素晴らしいという感覚を
持っていただけるのではないでしょうか?

未来順行セッションでは、
こうした幸福感や達成感をいわば先取りして、
潜在意識に落とし込みます。

そして未来への前向きな気持ちや明るい見通しを取り戻し、
希望を持って進めるようにサポートをします。

長年、未来順行セッションをさせていただいて感じるのは、
「最高に幸せな未来」をどうしても信じられない場合や、
自分は「最高に幸せ」になど、決して「なれないだろう…」、
あるいは「なってはいけない…」と思われる場合は、
セッションにお越しにならないだろうということです。

「幸せ」そのものに対する気後れや不信感、
遠慮、否定的な思いなどが、「幸せな未来」の実現を阻むことに
つながってしまうかもしれません。

「幸せな人は大勢いるだろうし、
幸せな未来というものもあるかもしれないが、
自分とは無縁のものだ…」

このような感覚や思考は、根拠がないもので、
何らかの理由があって生じた信念であると言えます。

「幸せ」や「幸せな未来」に対するブロックがあるならば、
未来順行セッションではなく、
別の種類のヒプノセラピーを使って
それを癒し、解放していくことが可能です。

未来に対する不安が常にある状態は、途方もなく苦しいものです。

何かで気を紛らわせたり、不安という感情に蓋をしたりせずに、
思い切って向かい合ってみると、不要な信念から解放され、自由になって、
「幸せな未来」を、より現実的に思い描けるように
変容していくでしょう。

「幸せ」と「未来」にまつわる心探求するヒプノセラピー


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ヒプノセラピーセッションの回数は?

2015年08月20日

このところ、ヒプノセラピーの個人セッションの回数について、
ご質問をいただいたり、
ヒプノセラピースクールで話題に上ったりしています。

ヒプノセラピーの個人セッションは、
ヒプノセラピストの方によって、
内容や時間設定、料金設定などがかなり異なっています。

そのヒプノセラピストが過去に体験したセッションや、
ヒプノセラピーを習得したスクール・講座とその講師、
癒しのサポートに対する考え方や姿勢などによって、
いろいろなスタイルがあるのでしょう。

私が、時々耳にするのは、
初回セッションの事前カウンセリングにて、
「こうした問題やお悩みの場合は、全6回のセッションが必要です…」
といった提案がヒプノセラピストから為され、
その回数分のセッション代金をまとめてお支払いする形です。

初回カウンセリングの段階で、「見立て」のような評価を行い、
どのようなメニューのセッションを行っていくかを選んで組み立て、
そのトータルの回数が、何回という形で提案されるということでしょうか?

こうした方法を採るヒプノセラピストは少なくないようてすが、
これは医学の領域で、医師が診断を付けて
お薬を処方するのと、少し似ている印象を受けます。

私どもは、開業当初より、
この方法を採ってきませんでした。

幾つかの理由があって、そうしてきたのですが、
まず一つ目の理由としては、
人は、一人ひとりがユニークな存在であり、
経験値から考えた予測どおりの
癒しや変容が起こるとは限らない…ということです。

残念ながら予測がはずれて
もっと時間がかかってしまったり、
嬉しいことにいっそう早く
変容が起こっていくということもあるでしょう。

Aさんは、3回のセッションで良い方向に向かわれたとしても、
同じお悩みを持つBさんが、
同じ回数で改善するということは言えません。

癒しのタイミングやペースは、個人差が大きいものです。

次に、ヒプノセラピー独特の効果を挙げることができます。

ヒプノセラピーは、一度だけのセッションで、
その方が許容する範囲の変容が必ず起こると言われ、
私もこれまでの経験から、そう考えています。

ある程度の癒しは起こるのですが、
その方がそれでOK、もう十分だと思うか、
あるいはまだ不足していると考えるか、
それによって、目指すゴールが変わり、
セッションの回数が変わっていくことになります。

初回セッションでヒプノセラピーを体験されてみて、
どのくらい手応えがあり、どのくらい癒されていくかは、
こちらも個人差が大きく、体験後でないと何とも言えませんし、
2回目のセッションで、
その先の目標まで進む選択をするか否かは、
その方が選ぶことになります。

もしも効果をさほど感じられないようなセッションであれば、
まとまった料金を支払おうとは、普通は思わないでしょう。

さらに、ヒプノセラピーという手法の特性と、
その方との相性という理由があります。

代替療法にはさまざまな種類のものがあり、
その中で、ヒプノセラピーという癒しのツールが、
その方にとって親和性があるものか否か?
効果があるか否か?
向いているか? 違和感はないのか?
…といったことも、その後の回数には関わってきます。

ヒプノセラピーの特色は、潜在意識につながるということ、
言葉を使うセラピーであること、
過去や未来を訪れることができること、
その時点の感情や本当の思いに触れる体験を大切にし、
尊重することです。

時には、日頃意識していなかった思いや抑圧されていた感情、
暗い影の部分と出会うこともあります。

インターネット上には、夥しい数の情報が溢れていますが、
どれほどそれらを参照し、関連図書をひも解いたところで、
実際に体験してみないことには、
良いと思われるか、合わないと感じられるか、
わかりません。

たとえば一般公開されているヒプノセラピーの動画があり、
その動画でクライアントをしている方の様子を客観的に眺めていても、
お悩みもパーソナリティも異なっている別人のケースですので、
実際にご自分がクライアントとなった時、どんな感じがするかは、
本当のところ、よくわからないのではないでしょうか?

たくさんの情報を集め、
目覚ましい効果があると言われているといっても、
ご自分には合わないと感じるセラピーを、無理をして続けるのは、
新たな問題やストレスを生み出しかねません。

ヒプノセラピーは、
クライアントの方が意識していない潜在意識の領域に、
ヒプノセラピストと一緒にアクセスしていきますので、
ヒプノセラピストとの相性というものも
見過ごせないポイントとなります。

ここに挙げたような理由から、
私どもは、あらかじめ回数を設定しないことにしています。

まずは一度、ヒプノセラピーのセッションに
お越しいただければと思います。

とはいえ、それさえも、
ハードルが高いと感じられる方があるかもしれません。

その場合は、「初回お試し体験セッション」で、
催眠状態を体験していただけます。

お悩みの内容をお聴きすることはありませんので、
個人情報は守られます。

安心感を持っていただけたら、通常のセッションにお越し下さい。

そのほかにも、迷っていらっしゃる方に
お勧めしている方法があります。

ヒプノセラピーの個人セッションでは、
まず事前カウンセリングで、ゆっくりとお話をお聴きします。

事前カウンセリングでは、
その日のセッションのテーマを選び、目標設定をしますが、
ヒプノセラピーそのものに対する疑問やご質問、
気になることなどについて、納得がいくまでお答えしています。

事前カウンセリングを終えた時点で、
「やはり今日、ヒプノセラピーはしたくない…」と思われましたら、
カウンセリング代金のみをいただき、
ヒプノセラピーは行わないという選択をしていただけます。

あるいは、ヒプノセラピーではなく、別の種類のセッション、
たとえばライフレビュー、アートセラピー、レイキヒーリング、
自己覚知セミナーなどのほうが良いと思われたならば、
料金の差額を頂戴して、別のセッションに代えることも可能です。

私どもは、初回のヒプノセラピーセッションで、
出来る限りのことをさせていたただき、
最大限の結果を出すことを常に目指しています。

そのために、事前カウンセリングは無制限、
ヒプノセラピーは最長2時間枠という、
たっぷりとした時間設定をしています。

原則として、初回セッションは、開始から終了まで、3~5時間ほどになり、
超過しても、追加料金は発生しません。

なるべく早く帰宅したい場合や、
あらかじめご希望の時間枠があるようでしたら、
それに合わせて短めのセッションを
させていただくことも可能です。

初回セッションが終わりましたら、
しばらくご自分を観察しながら、
ゆっくりと過ごされることをお勧めしています。

変化はゆっくりと起こる場合もあり、
そうでないこともあり、個人差が大きいものです。

そしてもう一度、ヒプノセラピーセッションをしてみようと思われたら、
その時点で、次回セッションをご予約いただければと思います。

時間やお金やエネルギーを効率良く使い、
その方に本来具わっている自己治癒力のリソースによって、
癒しと変容に向かうのが、セッションの理想の形です。

そのためにはクライアントの方の自発性や、
癒しに取り組む意欲が不可欠となり、
心から納得してセッションに臨むことが、何よりも大切です。

セッション回数に対する疑問やご質問などがありましたら、
どうぞお気軽にお知らせ下さい。

ヒプノセラピーで心を癒す もっと自分らしく望む未来を創る


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不調な人と一緒にいると疲れる… エネルギーに敏感なエンパス

2015年08月10日

感受性が鋭い方や、繊細な感性をお持ちの方は、
そうでない方が体験していない問題を抱えることがあります。

ここでいう繊細さというのは、
性格や人柄ということではありません。

大胆さ、積極性、行動的といったパーソナリティの特徴というよりも、
エネルギーに対する感受性を指しています。

ちょっとした困難には負けず、強気で立ち向かえる方であっても、
他者や場所のエネルギーを敏感に感知して、
それらの影響を受けてしまうことがあるものです。

日常生活の中で、比較的、疲れやすい…

具合の悪い人と一緒にいると、自分も体調が悪くなる…

言葉に出さなくても、相手の気持ちがわかるような気がする…

…などということがしばしば起こっています。

急に気分が落ちてきたり、不安を覚えたりすることも
あるかもしれません。

これらは、ご自分の感情ではなく、
周囲の感情エネルギーを、無意識に拾っている結果として
起こってしまうことです。

嫌なエネルギーなど拾いたくないと思われるでしょうが、
実は、エンパスの方は、
いつ拾い、いつ遮断する…という切り替えが出来ません。

生得的に拾うモードになっているため、
調整自体が難しいという特徴があるのです。

特定の場所に行くと、何となく気分が良くないという体験は、
実際に、その場所を訪れなくても起こることがあります。

たとえばテレビの報道番組で、
痛ましい事件や災害現場の映像が
画面上に大きく映し出された瞬間や、
過去の災害や戦没者を追悼するための黙とうの瞬間に、
突然、体調が悪くなったということも聞かれます。

こうした感受性豊かな方々は、暮らしにくいことがある反面、
共感能力が優れていて、
日常生活においても、お仕事の中でも、
周囲の方々の心をほぐし、癒しているものです。

それは天性の才能といってもよいほどのものでしょう。

ですので、否定的にとらえる必要は全くありませんが、
それにしても、否定的なエネルギーばかりに反応して、
ご自分由来ではない、他者の苦しみを感じ続けなくてもよいのです。

もっとご自分の特長を自覚され、
ご自分のエネルギーの状態をよりよいものに変えて、
しっかりと守るということをすれば、
日々の生活は、楽に過ごせるように変わっていくでしょう。

私どもは、ヒプノセラピーのスクールをしていますが、
将来、プロのヒプノセラピストを目指す方の中には、
共感能力が高いエンパスの方、
エネルギー感受性が高い方がたくさんいらっしゃいます。

レイキヒーリングを学ぶことで、
癒しを実践する際の基本的な姿勢や
クラインアントさんとの適切なスタンスを見につけることができ、
レイキそのものにも包まれて、
安全にセッションをすることができると言われる方もあります。

レイキヒーリングは、たいへん役立つものとして、
お勧めしていますが、
そもそもエネルギーとは何かということを
知ることも重要だと思います。

不調なエネルギーは、どのような影響を及ぼすのか?

不調なエネルギーに、どのように対処したらよいか?

境界線を引くことが困難なエンパスの方は、
どうしたらご自分のエネルギーフィールド(オーラ)を
保護できるようになるのか?

どうしたら、毎日をもっと楽々と自由に過ごせるようになるのか?

これらは、極度のエンパスでエネルギーに敏感であった私が、
長い時間を費やして、過去に探求を続け、
現在、エネルギーメンテナンスセミナーでお伝えしている内容です。

いわゆる霊媒体質、チャネラー体質の方は、
見えないエネルギーには、特に反応しやすい方々です。

目には見えないエネルギーの世界から、
既に影響を受けてしまっている場合は、
何が否定的に作用しているのか、探求して解放する方法があります。

感受性が鋭いならば、そのことをしっかりと理解したうえで、
それなりに保護する必要があります。

生まれつきだと諦めることなく、ノウハウと日々の心がけで、
エンパスの共感能力の高い長所を、
存分に発揮されることを目指しましょう。

エンパスと霊媒体質の方に役立つ エネルギーメンテナンス セミナー


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鬱々とした気分、過食、嗜癖など困難な問題とヒプノセラピー

2015年08月08日

皆さまからのご相談の中で比較的多いテーマとして、
人間関係や親子の問題があります。

人と人との関係は、ただ一つの正解があるわけではなく、
時間の経過とともに変化も起こり、
たいへん複雑なものです。

そして幼少期の親との関わりも、
このブログにはしばしば書いていることですが、
言葉では表現できないほど深刻であり、
後々まで否定的な影響を与え続けるものです。

親子、夫婦、家族、人間関係など、
最初からはっきりとテーマを意識できる場合は、
焦点を絞ってアプローチすることが出来ますし、
目標設定もしやすくなります。

ところが、これらのテーマは、
一見、全く異なる問題として自覚されることがあり、
こうした点が、このテーマの根深さを現わしているとも言えるのです。

たとえば、鬱々とした気分から抜けられない、
やる気が起こらない、
将来に対して希望が持てない、
つい過食をしてしまう、あるいは食事が摂れない、
買い物や甘いものを止められない…などです。

こうして並べてみると、本当に辛い状態です。

生きること、生活することそのものの
基本部分が損なわれてしまい、
これまで行えていたことが出来なくなったり、
これから先の人生のビジョンを描けなくなったり、
新しいことを始める意欲を失ったりしてしまうでしょう。

こうした状態に陥った方は、
少しでも早く立ち直りたい、
元通りの普通の生活を送りたいと願い、
多くの情報を集め、カウンセラーやセラピストの元を訪れます。

いろいろな代替療法を試して思うような結果が現れないと、
次第に焦燥感や不安感を覚え、
さらにいろいろな方法を探されることも少なくありません。

代替療法には、実にさまざまな手法があるため、
その方に合うものを探されるのは良いことですが、
多くの場合、結果に期待を持ち過ぎてしまうことがあるようです。

ヒプノセラピーにおいても、
一度のセッションで、全ての問題が無くなり、
魔法のように完全に元通りになる…という
期待を持たれることがあります。

ヒプノセラピーは、一度だけのセッションであっても、
必ずその方が望む範囲で、癒しと変容が起こります。

一度だけでお悩みが解決する…ということも、
もちろんあります。

しかしながら、問題やお悩みが長期に渡り、
根の深いものであればあるほど、
その方が期待しているような目覚ましい結果は現れず、
落胆されてしまうことになりやすいのです。

長引く辛さや苦しみ、焦りなどがあるのですから、
仕方がないことなのですが、期待のレベルがだんだんと上がり、
時に非現実的な期待にまでなってしまうことがあります。

多次元セラピーを伝えたハンス・テンダム博士は、
セラピーというのは、その方の癒しと解放、
個人的な成長と進化のプロセスであり、
一回のセラピーが終わると、状態は良くなり、
そこから回を追うごとに、さらなる解放と癒しにつながり、
シリーズとして続いていく…ということをおっしゃっています。

生きていればどうしても降りかかってくるさまざまな問題やストレスは、
解放、改善、癒しなどを待ち望んでおり、
生きている限り、癒しも進化もこれで終わり…ということは
無いとも言えるでしょう。

人生とは、悩みの連続であり、
体調も心の状態もアップダウンするもの、
その波と上手に付き合って暮らしていくほかはありません。

もしも現在、辛いお悩みがあるとして、
ヒプノセラピーのセッションを検討されているのでしたら、
ぜひ一度、受けてみていただければと思います。

ヒプノセラピーは、日頃、意識していない心の深層と
向かい合うことができ、
本当の思いに触れられる貴重な機会となるものです。

その方が望む程度に応じて、望むところまで変容が起こり、
行き過ぎて混乱したり、収集がつかなくなったりすることはありません。

そして、仮に思うような結果が出ないとしたら、
それは原因が単一ではなく、
複数の要因が複雑に絡まり合っているということですので、
心と向かい合い、さまざまな角度から、
丹念にほぐしていく必要があるということになるでしょう。

そのことは、実際にヒプノセラピーのセッションに、
何回も来る必要がある‥ということを意味するわけではありません。

その方が、もっと心の声を聴いてみたい、
心の深層をさらに探求して癒したいと思われる時、
潜在意識は、その思いに必ず応えてくれるものです。

そしてご自分を癒す自然治癒力がはたらき始め、
探求すればするほど、忘れ去られていた過去の痛みや、
思いも寄らない要因に気付くことになるでしょう。

いつ、どのタイミングで、
ヒプノセラピーを何回されるかは、その方の選択です。

心は、頭で考えるように、割り切れるものではないのです。

特に「感情」は、理屈では扱えません。

一足飛びのミラクルへの期待や焦りは脇に置き、
いったん離れてみましょう。

心の深層とゆっくりと向かい合い、
思考や分析を越えた心の声と感情に、
耳を傾けるお気持ちを持って臨まれるとよいのではないでしょうか?

ヒプノセラピーで心を癒す 長期に渡る問題のサポートプログラム


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ヒプノセラピストへの道 ヒプノセラピープロ養成スクール

2015年08月02日

ヒプノセラピーに興味を持ち始めた方が、
どのようにしてヒプノセラピストになっていくか…
ということを考えてみました。

ヒプノセラピーへの興味が、
ヒプノセラピーセッションを体験したことから
出てきたものならば、
既にどのようなセラピーであるかについては
よく理解されておられるでしょう。

クライアントとして体験することと、
ヒプノセラピストとして、
他者の癒しのサポートをすることとの間には、
当然、大きな隔たりがあるものですが、
それを埋めていく手段として、
ヒプノセラピースクールで学んでいかれる方は多いと思います。

プロのヒプノセラピストとして開業することが
既に視野に入っているとしたら、
お勧めしたいのは、基本からきちんと積み上げていくことです。

最初は理論などの座学から始まりますので、
多少、退屈であると感じられるかもしれません。

けれども、開業された後、実践の場で役立つことは、
こうした理論的な部分であることが少なくないのです。

世の中のヒプノセラピスト養成スクールには、
わずか数日のコースなどもあるようです。

通常の意識の状態から催眠に入っていただくための催眠誘導を習い、
インナーチャイルドや前世療法などのシナリオを手に入れて、
それをかける演習を経て、修了証を手にするといった流れです。

もしかすると、催眠に入れるテクニックがあり、
シナリオを読み進めていけば、
とりあえずヒプノセラピーのセッションが出来ると
思われている方もあるかもしれません。

初心者の方にとっては、シナリオがなければ、
どのようにセッションをしていったらよいのかわかりませんので、
最初は、頼りになる杖のようなものでしょう。

ところが、実際にヒプノセラピストとしてセッションをしていくと、
シナリオは、ヒプノセラピーという手法のうちの
重要な要素ではないかもしれない…と
気付かれるようになるのではないでしょうか?

スクールを受講している時には想像もしていなかった
さまざまな問題や課題に、実践を通じて次々と直面していく…
そんなことが、毎日のように続いていきます。

たとえばクライアントの方との距離の取り方や、
転移、逆転移、巻き込まれなどの問題、
ご自分のシャドウやウィークポイントなど。

プロデビューされたほとんど全ての方に起こる共通の課題もあれば、
その方にだけ起こる特別な問題もあるでしょう。

こうした課題や問題は、スクールで習得されたことを基にして、
ご自分で考え、試行錯誤しながら
クリアしていくことになるものです。

単なるシナリオの組み立てや間の取り方、
誘導テクニックといったレベルを越えたところにあります。

基本をお勉強されていると、
こうした課題に対する取り組みのための情報や思考力、
応用力、柔軟性などが発揮できるでしょう。

スクールで基礎から築いていくのとは異なる、
もう一つのヒプノセラピストへの道筋があります。

それは、プロとして開業するか否かといったことは、
まだ現実的に考えておられない場合にお勧めしたい方法です。

その方が、ご興味を持たれている分野、
たとえば親子関係への癒し、前世・過去生の探求、暗示療法、
ハイアーセルフなどに関連する、ヒプノセラピーの各論から
いきなり学び始めることです。

興味や関心があるものほど、意欲が湧き、理解も進みます。

そしてどんどん実践をしたくなるでしょう。

まず基本的なテクニックや開業前後のあれこれなどは脇に置いて、
ヒプノセラピーという手法の心臓部分に触れて、使ってみるということです。

理屈よりも、フィーリングや実践から体得していくほうが良い方に
向いている方法です。

ヒプノセラピーの面白さ、他のセラピーにはない特長、
独特な言葉選びや進行方法などになじまれ、
もっと使っていこうと感じられたならば、
背景にある情報や理論的な部分を知って
基礎固めをされたらよいでしょう。

私どものヒプノセラピープロ養成スクールには、
最初にご紹介した一からこつこつと積み上げる方もあれば、
いきなり実践から入って、その後で基礎に戻られる方もあります。

後者のタイプは、アドバンス・コースの
インナーチャイルドや未来順行などの各論ユニットから、
受講をスタートされる方々です。

その方を取り巻くさまざまな状況や、
将来への見通しなどによって、
最初からプロを目指すのではない道を選ばれる方々が増えてきました。

子育てや介護を終えて、十数年ののちに、
プロ開業へと進まれる場合もあります。

ヒプノセラピープロ養成スクールは、
柔軟に選択していただける多様なコースがあり、
どこから始めてもよいスクール構成となっています。

少しでもご興味があるならば、
まずはそのご興味やワクワク感を大切にして、
ヒプノセラピーの世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか?

プロ養成スクールだからといって、
プロにならなければならないわけではありません。

お一人おひとりのニーズやご希望に合わせて
その方の、その方らしいライフスタイルや
自己実現に役立てていただければ
スクールとしてもたいへん嬉しいことです。

ヒプノセラピーで心を癒す ヒプノセラピープロ養成スクール


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