神奈川 スカイプのヒプノセラピーユニークアイは、ヒプノセラピー(催眠療法)セッション、暗示療法、退行療法、ヒプノセラピストプロ養成スクール、潜在意識の活用・自己催眠セミナーで、心の癒しと解放、親子関係の問題、トラウマ・生き辛さの解消、望む未来の創造をサポートします

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願望を達成するための方法 ヒプノセラピーと自己催眠

2015年06月29日

人生の中で、お仕事やパートナーは
たいへん重要であり、生活の基本を為すものです。

就職したい、あるいは結婚したいという
強い願望を持たれるのは、ごく自然なことでしょう。

努力をしても、なかなか思うようにいかない時、
インターネットなどで、たまたま情報に接して、
ヒプノセラピーや自己催眠を使ってみたら…と
思い立つことがあるかもしれません。

実際に、こうした内容について、
メールやお電話で、
お問い合わせいただくことがよくあります。

メール本文やお話からは、
その方の深い苦悩や焦り、
何とかしなければという切実さが伝わってきます。

思い詰めているご様子がわかり、
本当に大変な思いが続いて辛いことだとお察し致します。

ヒプノセラピーの「行動修正」セッションや、
自己催眠暗示のノウハウをお伝えするセミナーは、
目標を達成するための催眠暗示を
潜在意識に効果的に浸透させて、
望むとおりの未来が実現できるように
はたらきかけていく方法です。

このような時に、きっとお役に立つでしょう。

それは間違いないことではあるのですが、
ただあまりにも切実さが募っている状態の時は、
心に余裕がなく、
焦燥感や悲観的な気分、怒り、無力感など
さまざまな思いが渦巻いているのではないでしょうか?

おそらくここに至るまでに、思考を巡らせ、
さまざまな手段や行動をとられ、
時間をかけて努力を続けてこられたことと思うのです。

潜在意識には、その間に湧き起こった否定的な感情が、
そのまま入って蓄積されています。

そうすると、負の要素が既にある中に、
ポジティブな暗示を加えて定着させようとすることとなり、
より多くのエネルギーや時間が
費やされることになってしまいがちです。

切実であればあるほど、心のゆとりが失われ、
本当に効くのだろうかという疑念すら
湧いてきてしまうかもしれません。

願望を達成するためのコツの一つに、
既にそのことが実現している近未来をイメージして、
そうなった時の喜びや達成感を五感で先取りする
ということがあります。

現在、あたかもそうなっているかのように
成功イメージをありありと見て、感じていただくと、
感情と感覚が潜在意識に落とし込まれ、
無意識のうちに、そのゴールに
向かっていく道筋が明確となり、
強められていくのです。

この願望が達成された近未来のイメージ部分は、
自己催眠の暗示シナリオにも組み込まれ、
効果を上げるのに重要な要素となります。

自己催眠を使う方に、
ある程度の心のゆとりがあるならば、
現在、どん底であったとしても、
未来の明るく楽しいイメージを
持つことはたやすく出来るでしょう。

けれども、何年もの間、悩み、苦しみ、
自暴自棄に近いような状態に陥っているとしたら、
達成しているご自分をありありとイメージするのは
少々、難しくなってしまうのではないでしょうか?

長い間、取り組んできたにもかかわらず
残念ながら、未だに実現していない…という場合には、
自己催眠暗示の方法だけではなく、
別のアプローチも一緒に使うほうがよいと思います。

否定的な気分や絶望、あきらめ、怒りなどがあるならば、
まずはそれらと向かい合い、ワークしてみてはいかがでしょうか?

目指す実現の喜びからは、遠ざかってしまうかのようですが、
絶望や怒りがあるところに暗示を入れていくよりも、
ご自分の心を癒して、
プレッシャーから自由である状態のほうが、
ニュートラルに暗示を受け入れやすくなるものです。

そしてもう一つお勧めしたいのは、
なぜそれほどまでに切実に願望を達成したいのかという部分と、
なぜ達成できないのかという部分を
丹念に見ていくことです。

前者については、
Aを達成したいことに理由などは無い…と
思われるかもしれませんが、
実は、メインとなる願望や目標の奥に、
隠された動機Bが潜んでいる場合があるのです。

本当に達成したいのはAではなく、
実はBであったことがわかると、
その方は驚かれると思いますが、
人の心は単純なものではなく、
こうしたことは、しばしば起こっているものです。

後者は、上手くいかない原因の探求です。

ご本人も意識していないところに、
何か障害物や妨害が存在している時、
それに気付くことができ、丁寧に癒して解放できれば、
達成へのスピードが格段に加速するでしょう。

前者、後者はともに、シンプルな暗示療法ではなく、
ヒプノセラピーの各種メニューや退行療法の範疇となります。

暗示療法は、退行しないタイプのヒプノセラピーメニュー、
あるいは退行療法と組み合わせることで、
さらに心の深い領域に光を当てることとなり、
それによっていっそう催眠暗示の効果が高まるのです。

「目標・願望達成ならば、暗示療法、行動修正…」と
いう直線的に考え方にとらわれず、
さまざまなアプローチをとっていくことが可能ですので、
その方に適した複数の方法を提案させていただいています。

ヒプノセラピーの個人セッションでは、
事前カウンセリングの時間を十分に取ります。

その際、ここに書きましたようなご提案やご相談を
ゆっくりと進めることが出来ます。

基本的には私どもの事前カウンセリングには、
時間の制約はございません。

メールには書けないことや、
お電話ではお話ししにくいことがありましたら、
当日、じっくりとお聴きしますので、
お気軽にお問い合わせいただければ思います。

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ヒプノセラピーを敬遠する理由は?

2015年06月26日

私は、ヒプノセラピーのセッションをメインにしていますが、
ヒプノセラピー以外のセッションをすることもあります。

たとえば、カウンセリング(のみ)、コーチング、
ライフレビュー、レイキヒーリングなど。

こちらのメニューにお越しになる方は、
ヒプノセラピーをご希望にならないことが多いのです。

どのような癒しのツールを使って
お悩みにアプローチしたいかについては、
その方のご希望が100パーセント尊重されますので、
私としては、ヒプノセラピーでなくても全く問題はなく、
心から歓迎申し上げています。

このブログにも時々書いていることですが、
ヒプノセラピーは、手段であって、目的ではありません。

目的とは、その方がもっと楽になり、お悩みから解放されること、
心身がいっそう健やかであること。

ご自分らしくより良い状態になられること、
望むとおりの未来を実現できること、
探求からの気付きや解決へのヒントを受け取られることです。

それはそれとしまして、
その方がヒプノセラピーをただ選択しないというだけならば、
それでももちろんかまわないのですが、
何か否定的な捉え方や不快感のようなものがあるとしたら、
ヒプノセラピストとして捨て置くわけにはいかないと
感じています。

ある方が、ヒプノセラピーを避けている場合、
その理由はどのあたりにあるのでしょうか…?

これまでのセッションで、少しずつわかってきたのは、
わけがわからない物ごとへの不安です。

潜在意識は、自覚できない心の領域。

そこにどんな思いが潜んでいるのかは、
潜在意識にアクセスしてみないとわかりません。

そしてアクセスするのに必要となる手段が、
催眠に入ることです。

こちらのほうも、体験されなければ、
本当にわけがわからない状態と言えるでしょう。

こうしてわからない不安が二重に立ち塞がり、
敬遠されてしまうようです。

心が繊細で知性的な方々の中には、
未知の物事やなじみのない事物に対して
警戒感を持ち、
安全を優先されるタイプの方もあるようです。

不安を回避するのは、
心を守る自然な防衛反応ですので、
良くないことではありません。

このような不安をお持ちの方が、
通常の3~4時間枠のセッションに、
いきなりお越しになるのでは、
ストレスや心の負担が大き過ぎると思います。

そこで、ヒプノセラピストからお勧めしたいことが
3つほどあります。

こうした方々は、「ヒプノセラピーFAQ よくあるご質問」などを
細部まで熟読され、
ご理解くださっていることが多いため、
やはり体験そのものによって、
手応えを受け取っていただくのがよいかと思うのです。

誘導瞑想は、お勧めしたいものの一つです。

ヒプノセラピストとの対話のやり取りはなく、
ただ言葉の誘導を聴いて、
イメージの世界で自由に過ごしていただけます。

聴いているうちに、誘導から逸れて、
どこか別のお好きなところへ
出かけていただいてもかまいません。

誘導瞑想中に、どのようなイメージが現れたかということは、
こちらからお聴きすることはありません。

気楽なお気持ちで、
体験していただけるのではないでしょうか?

二つ目は、コーチングです。

コーチングは、90分枠の中で、
その方のお話を聴くこともあり、
また簡単な心理療法を取り入れて行うこともあり、
テーマにより、ご希望により、
内容は柔軟に選択されていきます。

何か問題があって、それに取り組んでいる時は、
ストレスや迷い、懐疑、疲労感などを持ちやすい時。

そんな局面に、
リラクセーションのみの催眠誘導や
自律訓練法などを取り入れて、
短い時間に、ひとときリラックスしていただくことがあるのです。

椅子に腰かけた状態で、軽く目を閉じ、
ヒプノセラピストの言葉による誘導を聴きます。

仮にこれといったイメージが現れなかったとしても、
思考を離れることで、頭が空になり、
五感に意識が向けられ、
心の安らぎを感じやすくなります。

心身をくつろがせる心地よさと、
目覚めた後のリフレッシュを
体感していただけることでしょう。

三つめは、ヒプノセラピーの
初回体験お試しセッションです。

事前カウンセリングをしませんので、
問題やお悩みそのものに触れることはなく、
プライバシーも安全です。

リラクセーションとリフレッシュを目的とした
短い暗示誘導を致します。

ご紹介した3つは、
いずれも通常のセッションよりは短い時間設定で、
料金もお安くなっています。

ご興味のある方には、ちょっとした空き時間に、
軽くお試しいただけると思います。

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閉所恐怖症を催眠暗示で 暗示療法と退行療法

2015年06月23日

日頃、テレビはあまり見るほうではないのですが、
先日、たまたまつけてみたところ、
ダウンタウンの松本さんが、
閉所恐怖症を治したい…という番組が放映されていました。

番組の途中からでしたので、
その前にどのようなやりとりがあったのか、
わからなかったのですが、
どうやら閉所恐怖症になったのは、
比較的最近のことのようです。

実験的に、人がひとり、やっと横たわれる箱に入って、
その狭い空間にどのくらい耐えられるか…という
ことも行われていました。

興味深いのは、ここからです。

ご覧になった方も大勢いらっしゃることと思いますが、
一人の催眠術師の男性が、スタジオに招かれて、
松本さんに暗示をかけ始めました。

椅子に腰かけた松本さんに対して、
その方は、自信に満ち溢れた良い声で、
淡々と言葉の暗示をかけていきます。

眼を閉じ、静かに聴いている松本さん…。

そのあとの部分は、十数分ほど早送りとなって、
放送されず、具体的にどんな暗示をかけたのか、
残念ながら視聴者にはわかりません。

再び、実験的に狭い箱の中に横たわってみて、
さて、結果やいかに… というものでした。

日常、セッションルームで、
ヒプノセラピーをしている私は、
ヒプノセラピストではない立場の方が
催眠暗示をかけるところを見る機会はほとんどなく、
たいへん興味深く感じました。

この催眠術師の男性は、
ヒプノセラピストではないようですが、
これまでに閉所恐怖症になったたくさんの方に、
暗示をかけて改善させたということです。

これは暗示療法ということになるでしょう。

暗示療法というのは、
その方の問題やテーマに合わせた
適切な催眠暗示を考えて構成し、
潜在意識に浸透させることで、
状態の改善を促します。

たとえば、上がり症、対人緊張、
夜尿症、爪を噛むなどの癖、
嗜癖や耽溺など、
否定的な行動パターンに効果があります。

お悩みの改善のみならず、
現状をさらにパワーアップさせる目的の暗示もあります。

たとえば記憶力を高めて入試に合格する…などです。

私どもも、「行動修正」というメニューで
暗示療法をさせていただいており、
これまでに、対人緊張の改善、社交性を高める、
国家試験に合格するなど、さまざまなテーマの
ケースがありました。

このテレビ番組では、おしまいのほうで、
狭い箱の中が明るい場合は容易に耐えられるのに対して、
照明を消して真っ暗にしてしまうと、
すぐに不快感が襲ってくるということが
実験によってわかってきました。

…ということは、松本さんが怖いのは、
狭さというよりも、暗さのようです。

暗い明るいという要素を、暗示の中に組み込まないと
おそらくはっきりとした結果は出にくいだろうと感じました。

催眠暗示は、ただ言葉を使うのみで、
薬剤や道具などはないにもかかわらず、
効果を上げられる癒しのツールです。

副作用はなく、最悪でも、効果か認められないというものですので、
安心してお試しいただけるのではないでしょうか?

とはいうものの、ヒプノセラピストとしては、
実際のケースを振り返ってみますと、
ポジティブな暗示を効果的にかけていくだけではなく、
お悩みの根本的な原因や理由までを
カバーするはたらきかけのほうが
より改善しやすいと考えています。

すなわち、そもそもなぜ閉所恐怖症になってしまったのか、
そのおおもとの部分を探求していくということになります。

こうしたアプローチは、暗示療法ではなく、
問題の起源まで、時間を遡っていく退行療法になります。

退行療法は、クライアントさんにとっては、
気合いと勇気が要るものかもしれません。

なぜそうなったのかという部分は、
無意識のうちにブロックしていることもよくあります。

けれども、根本的な原因にまで戻って、
何が起こっていたのかを理解し、解放し、癒す効果は、
それをしない場合と比べて、
大きな違いを生むことになるでしょう。

松本さんも、子どもの頃は、
狭くて暗い押入れに入って遊んでいたのに、
どうしてこうなったのだろう…?
と不思議そうな様子でした。

おそらく記憶には残らず、
思い当たることもないような
何らかの原因があり、
潜在意識は、既にその答えを知っています。

ポジティブな要素を潜在意識下に
どんどん注ぎ込む暗示療法に対して、
退行療法では、心と向かい合おうとする意図と姿勢が、
心の奥底に潜んでいる負の要素の実態をつきとめて
そこに光を当て、癒すことにつながります。

これまでに、暗示を使うだけでは
思うように効果を感じられなかった場合は、
少し勇気を出して、
一度、退行療法をお試しいただいてはいかがでしょうか?

負の要素とその周辺を探求していくには、
一定の気力(エネルギー)を使いますし、
あまり楽しくない局面があるかもしれません。

が、その反面、心の不思議さや複雑さに触れて、
ご自分の心の世界の奥深さ、繊細さに気付かれ、
驚かれるかもしれません。

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潜在意識からのイメージを受け取れない… 困難なヒプノセラピー

2015年06月20日

ヒプノセラピーの個人セッションに、
初めてお越しになる方から、
時々聞かれる言葉…

それは、「催眠に入って、
潜在意識からやって来るイメージを
受け取れるような気がしない…」というものです。

この言葉はヒプノセラピストにとっては、
非常に重い言葉です。

このように言われてしまうと、
「そんなことはありません、ご安心下さい」と
簡単には言えないような空気が漂っています。

この重い言葉の背景には、
心配、不安、悲観、
そしてあきらめの影が見え隠れしています。

残念ながら、いったんこうと思ってしまったら、
どれほど言葉を尽くしてご説明申し上げたとしても、
果たしてどこまで伝わるのだろうかと
こちらも少し悲観的になりそうです。

「催眠に入って…」という部分は、
催眠状態に対する世の中の固定的なイメージや情報、
その方のちょっとした誤解や思い込みなどをクリアにしていけば、
安心感を持たれ、少しお気持ちも変わるかと思うのですが、
問題は「イメージを受け取れるか?」というところです。

潜在意識から、どうやってイメージが来るのか、
どのようにしてそれを受け取るのか、ということは、
体験していらっしゃらない方にとっては、
まさに雲をつかむような不確かさに違いありません。

体験されていない方ばかりではありません。

実は、これと同じご感想を、
ヒプノセラピープロ養成スクールの
受講生の方からも聞くことがあると言ったら、
皆さまは、驚かれるでしょうか?

ヒプノセラピストを目指しておられる方でさえ、
こうした不穏な思いがよぎるのですから、
一般的に、ヒプノセラピーにご興味を持っている方であれば、
なおさらそう思われることでしょう。

実は、今はヒプノセラピストである私自身も、
かつて同じようなことを思った記憶が残っています。

20年近くも前のこと、
ヒプノセラピストを目指して学び始めた頃、
たしかヒプノセラピースクールの練習中だったと思いますが、
イメージを受け取るということのあまりの曖昧さに、
本当にこれで大丈夫…? と
懐疑的になったことがあります。

その方が、視覚タイプではない場合、
潜在意識からのイメージが
映像として現れることはほとんどありません。

何もないところから、
何となくこんな感じ‥? とイメージを受け取るのは、
暗闇の中を手探りで歩いていくような感覚。

おぼろげで、はかなく、
つかみどころかなく、大丈夫? と
思われても仕方がないでしょう。

そんな皆さまに、ぜひとも知っていただきたいのは、
この後に起こるであろう変化です。

ぼんやりと曖昧だったイメージが、
回を重ねるごとに、
だんだんはっきりとしたものに
自然に変わっていくのです。

何となくというところから、たぶん…となり、
やがては、きっとそうだと自信を持って
言えるようになっていくでしょう。

何人もの方々が、そうしたプロセスを経て、
スムーズに楽々と、イメージを受け取られるようになり、
イメージ世界を楽しむゆとりさえ
持たれるようになっています。

要は、慣れることがポイントであり、
イメージを受ける要領をつかむのに、
少し時間がかかる場合もあるということです。

初回セッションの120分間の間にも、
曖昧さから上手に要領をつかんで
楽に受け取られる変化が起こるのを
ヒプノセラピストとして、しばしば目にしています。

1セッション最初の20分と、終盤の20分では、
イメージの感触も、セラピーの推進力も
変わります。

初回セッションで、
苦労しながらイメージを受け取り、
そのわりに思っていたよりも曖昧で
イメージなのか違うのかよくわからないと感じられても、
だからヒプノセラピーは合わないと
結論付けることはありません。

慣れていくことで、自信もついて、
イメージは、よりはっきりしていくものです。

潜在意識が現わすイメージの癒しは、
そもそもその方に具わる自己治癒力そのものです。

イメージは、心の深層からいつでも現れ、
気付かれ受け取られるのを待っていることを
信頼してみましょう。

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心にやさしい時間との付き合い方 催眠暗示とリラックス

2015年06月18日

ヒプノセラピーを学んで、
将来、癒しのサポートをしたい方々が、
私どものヒプノセラピープロ養成スクールに
お越しになっています。

お仕事も年齢も異なる
さまざまな受講生の皆さまの中で、
私がいつも感心するのは、
育児と介護でお忙しい方々です。

育児も介護も生身の人間と向かい合いますので、
常に細やかな気遣いが必要で気を抜けませんし、
これで十分です、完了しました…という
終わりがありません。

ヒプノセラピースクールは、
基本的にマンツーマン、
その方のご都合に合わせて受講日時を決めていただき、
たとえば産休や介護休暇に似た形で、
しばらくお休みしていただいたとしても、
ご希望のタイミングで、
スクールに戻ってきていただくことが出来ます。

現在、下のお子さんがまだゼロ歳という方や、
第二子を妊娠中という方が、
限られたお時間をやりくりして受講なさっており、
その方の強い意志や熱意と、周りの方々の理解、協力によって
ひたむきに続けられていることは、
本当に素晴らしいと感じています。

育児や介護に加えて、
お仕事もなさっている場合には、
さらにたいへんであることは言うまでもありません。

お仕事の内容やスケジュールによって、
休みを取れる時と取れない時があり、
そこにご自分の体調や、
その方がケアをされているご家族の状態なども加わって、
その隙間のちょっとした時間を逃さずにとらえて、
自己実現やライフワークのための時間として
活かしておられるのでしょう。

日々の緊張感やストレスは、
途方もなくかかってくることと思います。

こうした方々の工夫や知恵、奮闘ぶりに接していると、
時間とは、作り出すもの‥ということを
あらためて考えさせられます。

一見、余裕があるような方であっても、
実際には、他者からは見えないところで、
上手に時間を生み出す努力を
積み重ねておられるのでしょう。

時間にまつわるストレスは、
その方の時間に対する付き合い方によって
変わるものです。

ストレス過多が続き、
心身に問題が起きるところまでいく前に、
他者の時間の使い方を観察してみると、
ご自分を客観的に見直すことが出来るかもしれません。

その際、「周りの方々に比べて自分は…」と卑下したり、
ご自分の至らない点をジャッジしたりするのでは
ストレスが余計に深まる一方ですので、
取り入れてみたり試してみたりして
ご自分がハッピーな気分になれる要素に
注目してみましょう。

時間内に何かを必ず行うべきであるという信念や、
行わなければいけないという
脅迫観念めいた衝動はありませんか?

人間のコンディションには変動があり、
頭の中で思い描き、計画したことを、
ことごとく実行できる状態であるとは限りません。

どれほど時間に追われていても、
心や体の声に耳を傾け、
無理をしたり、負荷がかかり過ぎたりしていないかどうか、
思いを向けてみるとよいでしょう。

そして必ず休息のひとときを取ることです。

お休み時間は、時間の長さよりも
質が大切です。

たとえ5分間だけだったとしても、
完全に頭と心と体を休ませて、
リラックス出来たならば、
再び気力やエネルギーが湧いてきて、
大きなひずみがやってくることがなくなるでしょう。

そのほうが、長い眼で見て
より多くのことを、よりストレスなく
こなせるはずです。

ヨガや自律訓練法、EFTなど
お一人で手軽に行えるリフレッシュツールもあります。

忙しくしているほうが生き生きするという
タイプの方もいらっしゃると思いますが、
そんな方であっても、
長い間の疲労とストレスは、
気付かないうちに蓄積しているものです。

効率よくこなすことばかりでなく、
クオリティの高い休息を模索してみると
心の動きや感情の流れがわかるようになり、
心の奥底に眠っている本当の思いにも
触れられるようになるでしょう。

ヒプノセラピーの個人セッションでは、
通常の意識の状態から、催眠状態に誘導し、
そこからセラピーが始まります。

この部分で用いるのが、
心身のリラクセーションを、
言葉による暗示で浸透させていく
段階的リラクセーション催眠誘導です。

五感に心地よく、
しかもポジティブなイメージを喚起する言葉をかけながら
日常生活から離れて、心の世界に向かいます。
解決したい問題やお悩みが特にない場合でも、
このリラクセーション自体を目的とした
ヒプノセラピーのセッションもあります。

時空を超越している潜在意識へのアクセスは、
日常のあわただしい時間の流れからいったん遠ざかり、
制約のないイメージ世界で自由に過ごす癒しの体験となるでしょう。

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泣くから悲しい? ヒプノセラピーと自己治癒力

2015年06月15日

テレビや映画を見ていると、
ストーリーの展開を追っていくうちに、
その世界に引き込まれ、
演じている俳優さんや女優さんと
ほとんど同じ気持ちになって
泣いたり、怒ったりしている自分に
気付くことはありませんか?

ストーリーや演出の巧みさもあるとは思いますが、
役者さんたちの迫真の演技には、
思わず見入ってしまう感情表現があります。

それにしても、自然に涙を流す演技をしている時、
内面では、どんなことが起こっているのでしょうか?

以前、何かのインタビューで、
泣く演技をしている時は、
いちばん悲しかったことを思い出す…と
言っているのを聞いたことがあり、
また別の機会には、
お母さんが死んでしまったと想像する…と
人気の子役さんが話していました。

悲しいことをイメージしたり、
悲しい記憶を呼び起こしたりすると
悲しい気分が湧いて、涙がこぼれ落ちてきます。

そんな時は、気分が重く沈み、
顔の表情や体の姿勢、生理的な反応も
悲嘆の時と同様になるでしょう。

何か辛い出来事を体験している時は、
その辛さの中に入り込んで、
常にその辛さとともにいるわけですから、
たいへんなストレスがかかり、
表面上、楽しげに振る舞っていても、
心の中は重苦しい暗闇に覆われているはずです。

血流や血圧、心拍数などを測定すれば
正常値とはいえない状態に近づき、
やがては何か問題が起こらないとも限りません。

それほど面白くもないのに、周囲に合わせて
声を上げて笑っているうちに、
だんだん面白おかしくなり、
本当に心から笑ってしまうことがあります。

鬱々とした気分の時や、落ち込んでいる時に、
あえて笑顔を作り、楽しい音楽を聴いてみると、
そのひとときだけは、
いつもの自然な楽しさに近いコンディションに
なっていくのです。

とはいえ、
辛い出来事があった時にそうするのは、
言葉で言うほど
簡単に行えることではないでしょう。

まずは現在、落ち込んで
鬱々としていることに対して自覚的になり、
そのうえで、気力を集めて、
変容のために真逆の行動をとるのですから、
エネルギーを振り絞り、
意志の力をかき集めなければなりません。

ヒプノセラピーのセッションにお越しになる際は、
これによく似たエネルギーの使い方が
必要となるのではないでしょうか?

お悩みの渦中にいる時、ご自分を客観視したり、
よりよい方向へ進むための情報を集めたりするのは、
とても大変なことです。

問題が頭の中でぐるぐると回り続け、
ほかのことを考える余裕すら持てないものです。

そんな時に、思い出してみたいのは、
泣くから悲しい、笑うから楽しくなる…ということです。

物事を異なる角度や視点から眺めてみる…
時には逆転させてみる…という発想は、
今、起こっている出来事や状況を否定したり、
現実と戦ったりするのを止めた時に
生まれるものです。

こうした転換は、
普通は、年を重ねるごとに習熟していきますので、
若い世代の方が、難しく思われたとしても、
悲観することはありません。

否定や戦いから離れる時、
穏やかに静止する心の状態が生まれます。

そして意識の深層に具わる自己治癒力と
再びつながりやすくなっていきます。

ヒプノセラピーや、誘導瞑想のワークショップでは、
これと似たことが起こります。

心身のリラクセーションから、日常の意識を離れて、
潜在意識とつながっていきます。

潜在意識からのイメージを追いかけ、体験していくことで、
さまざまなものを受け取ります。

たとえば、癒し、爽快感、穏やかさ、本当の望み、
気付きやヒント、出来事の背後にある意味合い、
本当は泣きたかった、怒りたかったという気持ちなどです。

これらはポジティブな作用として、
心ばかりではなく、体やエネルギーフィールド全体を、
静かに、健やかに変容させていくでしょう。

ヒプノセラピーのセッションにお越しになる時は、
少しご自分を取り戻し、
既に良い方向に一歩進みかけておられる状態であると
言うこともできるかもしれません。

通常の意識の状態で、
心にゆとりを持てないと感じられる時は、
心の深層にある、
穏やかに静まる潜在意識のことを
思い出していただければと思います。

思考や分析を少し離れて、
心の内側に降りていくプロセスで、
より広大な意識の全体が感じられて
気持ちが落ち着き、楽な気分になっていくかもしれません。

ヒプノセラピーで心を癒す 潜在意識のイメージ


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人間関係の悩みとストレス、心を見つめて変容を起こす

2015年06月09日

カウンセリングやヒプノセラピーの個人セッションでは、
人間関係のお悩みがテーマとなることが少なくありません。

親子関係を中心として、家族・親族間、
職場の人間関係、学校や地域の中の問題など…。

長期に渡る深刻なお悩みは、
日々の生活や健康状態に支障を来たし、
心が重く鬱々とした状態に陥ってしまうものです。

カウンセリングやヒプノセラピーを検討するほどでもない
ちょっとしたストレスであっても、
軽視することは出来ません。

一つの小さな問題が、周辺の状況や人間関係に
思わぬ暗い影を落とすことがあるためです。

たとえば、誰かの言動に怒りを覚えながら、
それを表面に出さないようにしていると、
その怒りは水面下で蓄積し、圧を増していき、
ご本人にとっては予想外のタイミングで、
破壊的な言葉や行動となって現れ、
大切な相手の心を傷付けてしまったり、
ご自分の立場を悪くしてしまったりすることがあるのです。

身近な特定の相手に対して、
良い印象と不快感とを同時に持つことは
人間としてはごく自然なことかもしれませんが、
相手に対する気持ちが定まらずに、
日々、揺れ動き、不安定に推移することは、
ご本人にとって居心地が悪く
心の平和や安らぎから遠ざかる一因となり、
見過ごせるものではありません。

ストレスを感じてイライラし、
家族などに当たってしまうこともあるでしょう。

こんな時に、まずお勧めしたいのは、
ご自分の心と向かい合うことです。

相手に対する不満や嫌悪の中にいるだけでは、
自分を客観視することは難しいものです。

心の中に、
今、どんな感情や思考があるのかを見つめるのは、
時には努力を要するかもしれません。

私たちは、心を守ろうとして、
無意識に不快な何かから目を逸らし、
それを出来るだけ見ないようにするからです。

けれどもそこで踏みとどまって、
湧き起こる感情を認め、受け入れると、
心の中に、変化の兆しが生まれます。

感情の中に溺れ、とらわれていた状態から、
そんな感情を持っている自分を、
静かに見つめる位置へとシフトが起こります。

この時、怒りや不快感、嫌悪などを覚えている自分を
責めたり否定したりするのはやめましょう。

ここに在ると、ただ受け入れてしばらくすると、
それは変容に向かいます。

そしてこれは重要なことなのですが、
ご自分の心に、ほんのわずかでも変化が起こると、
不思議なことに、相手の心や周囲の状況にも、
変化が現れるのです。

「もっとこうして欲しい…」
「こんな態度は許せない…」という欲求や要求が、
即座に都合の良い現実となるわけではありません。

が、現実に起こっていることと戦うのを止めて、
全体を見渡す視点を手に入れ、
もう一度仕切り直す余裕が感じられるはずです。

相手を変えようとせずに、自分が変わる…というのは、
昔からよく言われてきたことです。

何度も耳にしたことがあり、
そのとおりかもしれないと感じていても、
多くの人々は、実行してみようとはしないのです。

その理由は、相手の非に注目し、
暗くて否定的な感情をくすぶらせていると、
ある種、中毒のようになって、
それによって気持ちがなだめられ、
おさまるかのようになっていくことがあるためです。

こんな状態を続けていても、
真の心の安らぎや健やかさは望めません。

ご自分の心と向かい合うきっかけは、
外側からも内側からも、
さまざまなところからやってきます。

私たちの潜在意識には、
自己治癒力とともに十分なリソースが具わっており、
今、何が必要か、
どんな行動や姿勢や情報が役に立つのか
既に知っているのです。

さて、分かってはいるけれど、
どうしても行動に移せないという時には、
お手伝いをさせていただくことが出来ます。

私どもの「ご自分を再発見する自己覚知セミナー」は、
ご自分をよりよく理解することで、
他者への理解も深まっていくことを目指しています。

さまざまな事情によって、
お一人で静かに心と向かい合うことが困難である場合や、
ストレスが大き過ぎて、平常心やゆとりを持てない場合に
お役に立つのではないでしょうか?

自己理解を助ける複数のツールを使って、
まだ気付いていなかったパーソナリティの側面に触れ、
実際に起こっている出来事と状況についても
ご一緒にゆっくりと考えていきます。

とらわれや自責などから解放され、
より広い視野でご自分を見つめて、
ご自分らしさを再発見してみたい時に
ご参加いただければと思います。

心を見つめてご自分と他者をよりよく理解する 自己覚知セミナー


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インナーチャイルドは一人ぼっち イメージ世界で出会う癒し

2015年06月03日

インナーチャイルドを癒すセッションは、
他のセッションとは異なった
独特の深い癒しをもたらしてくれるものです。

体験なさった方は、
インナーチャイルドの姿を目にした時のインパクトを
いつまでも忘れることができないかもしれません。

インナーチャイルドほど、
求める方と関心のない方に分かれるメニューは
ほかにあまりない…ということも、
インナーチャイルドの特徴の一つです。

子どもの頃の寂しさや辛かった記憶、
トラウマ体験などを直接癒すとしたら、
年齢退行などの退行療法をお勧めしていますが、
そうしたアプローチとは違って
直接、その時点に戻ることはしないで、
傷付いた心の総体=インナーチャイルドを
あるがままに受容して、癒すのです。

とても繊細な配慮や細やかな気遣いが必要となります。

何か辛い体験があった時、
退行してその時点に戻ることがたやすいならば、
既にそうしていたはずです。

辛過ぎる過去にはとても戻れない、
戻る気にはなれない心は、
まだ生々しく傷口が開いていることが多いのです。

出来事の詳細や、それに関わった人物たち、
その時の思いや言葉などを拾い上げずに、
全体を丸ごと受け入れて、そっとそばにいてあげる
インナーチャイルドセッション。

インナーチャイルドを癒す時は、
そのイメージ世界には、
その方とチャイルド以外には、誰もいません。

それは、実際にあった過去の時間・空間、
過去のリアルな状況の中にいる
子どものご自分よりも、より純粋な状況であり、
場合によっては、
ほかには誰もいないその世界でその子と向かい合うための
気合いや勇気も要することになるでしょう。

穏やかで静かなその場所で、
その子=インナーチャイルドを大切に思いながら、
チャイルドとひとときを過ごす…と聞いて、
せつなさや胸が震える感覚を覚える方もある一方で、
少し想像してみただけで、嫌悪や不快感が
こみ上げてくる方もあることでしょう。

もしも後者のほうならば、
インナーチャイルドを癒すセッションは、
まだ控えておくことをお勧めします。

インナーチャイルドは、
比較的ポピュラーになってきており、
インターネット上でも、
さまざまな情報に触れることができるようになっています。

ヒプノセラピストによって、
セッションの仕方は多少変わっても、
体験された方の記事などを読むと、
どのようなセッションであるかが何となくわかり、
そんなに癒される良いものなら、試してみなければ…と
思われるかもしれません。

大切なのは、その方の現在のお気持ちです。

ひとくちに過去の辛い体験と言っても、
ネットの記事の作者と、その方とが、
同質の痛みや生き辛さをお持ちとは限りません。

子どもの頃に受けた心の傷が、時にどれほど深く、
その痛みがどれほど長引くものであるかは、
言葉では表現できないほど深刻なものです。

「私のインナーチャイルドがどんな子なのか、
一度会ってみたい…」と関心を寄せられ、
「その子を癒してあげたい…」というお気持ちになられた時、
どうぞセッションにお越し下さい。

会ってみたいお気持ちになられる時は、
インナーチャイルドにとっても、
大人のその方と対面して会話をする準備が
整う時となるでしょう。

それまでインナーチャイルドは、いつか会える日を、
その世界でずっと待っていてくれるでしょう。

インナーチャイルドを癒すヒプノセラピー


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