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お掃除療法と心の深層

2014年10月13日

しばらく使っていないお部屋や戸棚を開けて、
中にあるものを整理したり、処分したりすると、
気分がすっきりとして良いものです。

これを意図的に行うものして、
鬱々した気分に効果的なお掃除療法なるものがあるのだとか…。

また、こんなことも耳にしたことがあります。

ある方が、ある理由で10年近く開かずの間となっていた空間に足を踏み入れ、
そこにある夥しい分量の不用品を片付けようとしていたところ、
片付けても片付けても終わらない作業の疲労感が大きく
次第に気が滅入って、気持ちが沈んできたというのです。

そこにあるものは、ほとんどが不用品であるため、
分別してまとめてゴミに出すということを続けていたそうです。

気分がすっきりとするどころか、暗くなってしまうのでは、
癒されるどころか、むしろ逆効果ですね。

なぜこんなことになったのでしょうか?

後から振り返ってみて気付いたのは、その場所にある物には、
本当に昔からの否定的な思いや鬱々とした気分、
あまり心地よくない感情などが、当時のまま、
生々しく残されていたようだった…ということです。

思考や感情などの重くて不快なエネルギーを拾ってしまったのは、
おそらくその方の感受性が鋭く、繊細で敏感な方だったためでしょう。

こうした目には見えないエネルギーを、
一般的には測定することなど出来ませんので、
あくまでも推測ということになるでしょうが、
こうした体験に思い当たる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

大切な方を亡くされた後、遺品を眺めたり触れたりすると、
故人の想い出が、そこにたくさん残されているように感じます。

生きている私たちの場合でも、
過去の辛い体験や忘れてしまいたい記憶が、
特定の物に宿っているように感じられることがあります。

不用品の片付けが完了してしまえば、
そこは、風通しのよいニュートラルな空間に戻り、
新たに心地よさや喜びにつながる何かを置くスペースが生まれるでしょう。

私たちの心にも、こうした領域があります。

そこに留まり続けている辛い感情や記憶に、
勇気を持って取り組むまでが、まずは大きな難関です。

意を決して向かい合い、ほこりや塵にまみれ
古びて見る影もなく傷んだ残骸を片付けている間は、
確かにあまり心地よい気分にはならないでしょう。

もしかすると、一時、投げ出したくなるような嫌悪や疲労感、倦怠感を
覚えるかもしれません。

けれどもたとえゆっくりであっても、その作業を続けていくならば、
いつの間にか明るい光が差し込むのに気付き始め、
ふいにさわやかな風が吹き込み、
想像もしていなかった空間の広がりを認める時がくるでしょう。

感受性の鋭い、繊細な方には、
とりわけ骨の折れる作業となるかもしれませんが、
進むペースや片付ける方法はさまざまあり、
音楽でも聴きながら、
あるいはこまめにティーブレイクを取りながら、
ゆったりと進めていってもよいのです。

物理的に片付けられ、お掃除の行き届いた空間が
心地よいのと同じように、
心の深層にも光と風を当ててみると、
もっと居心地よくなります。

運命を呪ってみたり、
間違って生まれてきたと思ったりしていた暗いこの世界が、
住みやすく快適な場所だと感じてよいのだということに
きっと気付くことが出来るでしょう。

心を癒すヒプノセラピー 催眠と潜在意識のイメージワーク


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