傾聴と心の安らぎ お互いを癒し合うヒーリングパワー
今日は、アティテューディナルヒーリング(略してAH)
のグループがありました。
私がファシリテーターをさせていただいているAHグループは、
Googleのハングアウトを使い、
音声のみのご参加も出来る形のものです。
90分間という短い時間でしたが、
和やかなひとときを過ごせました。
AHのグループは、心の安らぎだけを目的としたもので、
そのために役立つ12の原則に基づき、
アドバイスも批評も批判もしないで
お互いのお話をただ傾聴し合うものです。
今回は、初参加の方も、お二人いらっしゃいました。
私たちには、自己治癒力が具わっていますが、
心の姿勢の持ち方によっては、ご自分を癒すだけでなく、
お互いに癒し合うことができるヒーリングの力も備えていると感じます。
忙しくてイライラしている時や、気持ちの余裕が持てない時は、
むしろ周囲に嫌な感じを与えてしまうのに、
ちょっとした姿勢を心がけることで、驚くほどに受容し合うことができ、
支え合うこともできます。
AHグループやワークショップをしていて、よく思うのですが、
こうしたグループの力は、1+1=2以上のものがあり、
人間の潜在的な能力には、まだよく知られていない
底知れない素晴らしさがあると感じます。
ヒプノセラピーでは、私たちの潜在意識は
お互いにつながり合っていると考えます。
ヒプノセラピーのセッションの中で、相手と向かい合い、
お話をすることがあります。
その時、本当はどんな気持ちだったのか、
何を感じていたのか、
何を言いたかったのかについて、
気付くことのできる機会となります。
それは、その方にとっての心の解放、カタルシス、
心の癒しをもたらします。
けれども、実はそれだけではありません。
イメージの中で、相手に伝えたり表現したりしたことが、
現実に変容を生む結果となることは、
多くの方々が体験なさっておられます。
ヒプノセラピーのイメージワークには、
ひとときの気休めを越えた何かがあるのです。
対面やインターネット、あるいは遠く離れた場所にいるなど、
どのような場であっても、その場にいるそれぞれの方が、
心の平和と安らぎを目指す意図を持つ時、
それが他の方々にも伝わって、想像以上の効果をもたらすことを、
あなたもどこかで体験なさったことがあるのではないでしょうか?