潜在意識の中に潜む本当の思いに気付く ヒプノセラピー
ヒプノセラピーのセッションでは、
本当の自分の心に触れることができます。
本当の思いといえば、本音とたてまえという言葉を連想しますが、
たてまえに対する本音の場合、ご本人はその本心をよくわかっています。
「本当はAだけれど、立場上、相手に配慮してBということにしておこう…」と思う時、
AもBも共に心の中にあることは、はっきりと自覚されているのです。
それに対してヒプノセラピーでアクセスする潜在意識は、
自覚することができない領域です。
すなわちご自分の思いであっても、そこに何があるのかは
実はよくわからないことになります。
間違いなくこうしたかった…、心の底からこの言葉を発したというつもりでも、
実はその奥に、もう一つ別の気持ちや思考があり、
深いところに葛藤が潜んでいることもあるでしょう。
いつも率直に自分の意見を伝え、
ご自分は明快、シンプルに生きていると思っていても、
人の心はそれほど単純ではありません。
だからこそ思いも寄らない時に心身に不調が起こったり、
行動とは裏腹の迷いが現れたりするのでしょう。
日常生活に何も支障がない場合でも、
本当の気持ちに触れることは大きな癒しとなります。
そして日々の生きるはり合いや未来への希望、
自分が自分の中心にしっかりといる力強さなどにつながっていきます。
私たちが日頃、「これが私(の心)」 と認識しているのは、
意識全体の一部分だけであることを実感されると、
セルフイメージや人間観が変容し、
ご自分を新たに見直して再発見する機会となるかもしれません。