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時には家族から逃げることも必要

2010年09月08日

このところ100歳以上のご高齢の方の所在が
わからなくなっている問題が報道されていますが、
家族の絆や地域社会とのつながり、
お隣やご近所とのつきあいの希薄さなどが、
要因のひとつとして挙げられているようです。

所在について行政が把握していなかった点も
問題があると思いますが、
今日は家族の絆について考えてみたいと思います。

人は成長すると独立し、新しい家族・家庭を作ります。

生家とは次第に疎遠になる場合もあれば、
強いつながりが、いつまでも変わらず、
ずっと続いていく場合もあるでしょう。

近親者の所在がわからないということは、
強い絆を持つ家族から見ると
おそらく謎以外の何ものでもないでしょう。

しかし自分の所在を家族の誰にも伝えないということには、
そこに至るまでの家族の歴史に由来する
並々ならぬ思いがあったはずです。

日頃、ヒプノセラピーのセッションで、
家族との軋轢で心を傷つけられ、
苦しんでおられる方のお話をお聴きしていると、
時には、家族から逃げることも必要だと思うことがあります。

心理的に逃げる、物理的に逃げる、
それがベストの選択である場合もあるのです。

親ごさんに問題がありお子さんが苦しんでいる場合や、
ご主人に問題があり奥さまが苦しんでおられる場合などでは、
経済的な理由のために、
なかなか逃げられないことも多いのです。

こうした立場の方を支えるボランティアやNPO法人も増えてきていますので、
とにかく自分(の心)を守るということを優先された方がよいと思います。

家族の中で何か問題が起こっていると、
その影響は家族の中で最も弱いメンバーに現れます。

また家族の傾向やパターンは、
良くも悪くも次の世代に継承され、再生産されていきます。

家族や家庭には、慣れ親しんだ安心感がある一方で、
共有する秘密による心の負担、力関係、
メンバーを押さえつけ、制限を加える要素などもあります。

気付かないうちに過剰適応していたり依存して(させられて)いたり、
心を疲れさせていたり、心のバランスを失ってしまう
きっかけとなることもあるのです。

問題があったとしても、
その家族の中で、生まれて以来、ずっと過ごしてきたことによって、
適応し、客観視が困難となっています。

ものごころついて、あるいは思春期以降、
何かがおかしいと気付き始めても、
メンバー間の愛着や親密さによって無意識のうちに問題から目をそらし、
抑圧し問題視しない(できない)場合もあるでしょう。

たとえば家族の誰かが「愛という名の支配」を受けていたとしても、
支配している側は、それを愛だと信じているものです。

家族の愛情は、愛情として有り難く受け取り、
自分の身の安全は冷静に講じて、
自分がいちばん安心でき、落ち着ける場所を探してください。
家族の実態は千差万別。

ひと昔前のTVのホームドラマのように理想化された、
懐かしくあたたかい心の故郷であるとは限りません。

自分が無意識のうちに作り上げている家族像に囚われずに
心の自由と健やかさ、ありのままの自分らしさを
保つことのできる場所を目指してよいのです。

家族が原因で心を病んでいるものの
ご本人もご家族も、そうとは気付いていないような
根の深い問題であっても、
よい方向に変化したい、自分を癒したい、
不調の原因を探求したいというお気持ちがあれば、
セラピーの効果は必ず現れます。

ヒプノセラピーのうち、
退行するタイプのもの(退行療法)、

即ち年齢退行や胎児期退行、前世療法は、
問題の起源に戻って家族との関係の歴史に光を当て、
何らかのパターンがあればその理由を理解したうえで
ネガティブな影響を手放し解放することに役立つものです。


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